キヤノン PowerShot A530 作例

コンパクト

500万画素

2006年3月16日発売

PowerShot A530の仕様

PowerShot A530は、2006年3月に発売されたキヤノンのコンパクトデジタルカメラである。従来機から光学4倍ズームレンズを受け継ぎ、DIGIC IIと約500万画素CCDで刷新した「新スタンダードモデル」の一台で、単三電池2本で動き、光学ファインダーも備える。同時に出た上位のA540とはレンズと本体サイズが共通で、画素数・液晶・露出モードに差を付けられ、下位のA430とは感度とUSBの仕様で上回った。

シリーズ
PowerShot A
位置付け
PowerShot Aシリーズの標準クラス(単三電池・光学4倍ズームの500万画素機、A540の下位)
ライバル
COOLPIX L3 FinePix A500

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投稿写真 31枚

Camera Profile

PowerShot A530について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

キヤノンは2006年3月7日、IXY DIGITAL 800 IS、IXY DIGITAL 80/70、PowerShot A700、A540/A530、A430の計7機種を発表し、A530を3月16日にオープン価格で発売した。1公式 キヤノンキヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化 光学手ブレ補正機能と高感度撮影機能を搭載した“IXY DIGITAL 800 IS”など7機種を発売(ニュースリリース 2006年3月7日) 発表時の店頭予想価格は、A540が3万円弱、A530が2万円弱、A430が18,000円弱で、A530は上位のA540より下位のA430に近い価格だった。2プレス デジカメ Watchキヤノン、4倍ズームやISO800対応のPowerShot Aシリーズ

ラインナップ上の位置付け

キヤノンはA540/A530を、従来のA520/A510以上の高画質を実現した「新スタンダードモデル」と位置付けた。同時発表のA430は「ハイコストパフォーマンスのエントリーモデル」、光学6倍ズームのA700は「多機能モデル」とされ、A530はその間の標準クラスにあたる。1公式 キヤノンキヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化 光学手ブレ補正機能と高感度撮影機能を搭載した“IXY DIGITAL 800 IS”など7機種を発売(ニュースリリース 2006年3月7日)

上位のA540とは、レンズと本体サイズ(90.4×43.2×64mm)が共通である。差は撮像素子、液晶、露出モードにある。A540の約600万画素CCDと2.5型(約8.5万画素)液晶に対し、A530は約500万画素CCDと1.8型(約7.7万画素)液晶を載せた。露出モードは、A540が絞り優先AEとシャッター速度優先AEを備えるのに対し、A530はプログラムAEとマニュアル露出だけである。グリップ部の色も変えられた。2プレス デジカメ Watchキヤノン、4倍ズームやISO800対応のPowerShot Aシリーズ 撮影モードの数は、A540の21通りに対してA530は18通りだった。1公式 キヤノンキヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化 光学手ブレ補正機能と高感度撮影機能を搭載した“IXY DIGITAL 800 IS”など7機種を発売(ニュースリリース 2006年3月7日)

下位のA430との差は感度とインターフェースにある。A430は1/3型の有効420万画素CCDで、ISO感度は400まで、USBは1.1だった。A530はISO800まで設定でき、USB 2.0に対応した。2プレス デジカメ Watchキヤノン、4倍ズームやISO800対応のPowerShot Aシリーズ

電源は単三形のアルカリ電池またはニッケル水素充電池2本である。CIPA基準の撮影枚数は、アルカリ電池で約90枚、別売のニッケル水素充電池NB4-300で約360枚とされた。重さはメーカー公表で本体のみ約170gである。2プレス デジカメ Watchキヤノン、4倍ズームやISO800対応のPowerShot Aシリーズ デジカメWatchの実測では、電池とメディアを含めて約212gだった。3レビュー デジカメ Watch【実写速報】キヤノン PowerShot A530 ~単三電池対応の光学4倍ズーム機

先代からの進化

キヤノンは、DIGIC IIの搭載とCCDの高画素化(5.0メガピクセル)によって、2005年3月発売のA520/A510より高画質になったと説明した。光学4倍ズームレンズは従来機から踏襲した。1公式 キヤノンキヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化 光学手ブレ補正機能と高感度撮影機能を搭載した“IXY DIGITAL 800 IS”など7機種を発売(ニュースリリース 2006年3月7日)

機能面では、記録画素数に縦横比16:9の「ワイド」(2592×1456)が加わり、ISO800に対応したほか、印刷専用メニューと動画の1コマプリントが新設された。ワイド撮影と印刷専用メニューは、同時発表のIXY DIGITALにも共通する機能だった。1公式 キヤノンキヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化 光学手ブレ補正機能と高感度撮影機能を搭載した“IXY DIGITAL 800 IS”など7機種を発売(ニュースリリース 2006年3月7日)

後継のPowerShot A550は2007年に発売され、有効710万画素に増えたほか、液晶が2型に大型化し、高感度オートが加わった。デジカメWatchはA550を「A530の後継モデル」と書いている。4プレス デジカメ Watchキヤノン、有効710万画のエントリー機「PowerShot A550」

ライバル機種との比較

単三電池で動く同時期の競合に、2006年2月発表のニコンCOOLPIX L3がある。有効510万画素で、38〜116mm相当の光学3倍ズームと2型液晶を備え、ISO感度はオートのみの50〜200、店頭予想価格は3万円弱だった。液晶はL3のほうが大きい一方、A530は35mm始まりの光学4倍ズームとISO800までの感度設定を持ち、店頭予想価格も低かった。5プレス デジカメ Watchニコン、単三電池対応のエントリーモデル「COOLPIX L3」

富士フイルムFinePix A500は、有効512万画素の1/2.5型スーパーCCDハニカムV HRと光学3倍ズームを備え、店頭予想価格は2万円前後で、A530とほぼ同じ価格帯にあった。ズーム倍率はA530が上回る。6プレス デジカメ Watch富士フイルム、低価格ハニカムCCD搭載機「FinePix A500」の発売日を決定

開発の背景

キヤノンは新Aシリーズの共通の核として、「ユーザーから高い評価を得ている」とする光学4倍ズームレンズを踏襲した。1公式 キヤノンキヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化 光学手ブレ補正機能と高感度撮影機能を搭載した“IXY DIGITAL 800 IS”など7機種を発売(ニュースリリース 2006年3月7日) レンズは35〜140mm相当の5群7枚(非球面2枚)である。開放F値は資料によってF2.6〜5.5とF2.8〜5.5があり、キヤノンカメラミュージアムはF2.6〜5.5としている。ファインダーは実像式ズームの光学式である。7公式 キヤノンPowerShot A530 - キヤノンカメラミュージアム

2006年8月3日、キヤノンはA540/A530の一部でバッテリーカバーが発熱し、電池が早く消耗する不具合があると発表し、無償修理とした。対象はシリアル番号の左2桁が21〜24で、バッテリーカバーの開閉スプリングが飛び出しているものである。原因はスプリングの取り付け位置の誤りで、電池を入れてカバーを閉じるとショートした。8プレス デジカメ Watchキヤノン、PowerShot A540/A530のバッテリーカバーに不具合 ~発熱や電池の異常な消耗が発生、無償で修理

利用者の評判

価格.comでは、42件の集計で満足度が4.16と、カテゴリ平均の4.34を下回る(2008年12月更新時点)。項目別ではホールド感4.39、バッテリー4.29、操作性4.09が高く、ホールド感とバッテリーはカテゴリ平均を上回った。低いのは携帯性の3.70と液晶の3.06で、デザイン、画質、機能性もカテゴリ平均に届かなかった。9掲示板 価格.com価格.com - CANON PowerShot A530 レビュー評価・評判

評判の出典

2件

内容の確認日: 2026年10月12日

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