カシオ EX-H50 作例

コンパクト

1,610万画素

EX-H50は、カシオが2012年10月に発売したEXILIMの高倍率ズームコンパクトである。35mm判換算25-600mm相当の光学24倍ズームに1/2.3型CCDを組み合わせ、店頭予想価格2万5,000円前後で出した。同時期の他社の20倍ズーム機より望遠側が長く価格も低い一方、キヤノンの競合機が裏面照射型CMOSを採ったのに対して撮像素子にはCCDを使った。利用者からは、グリップの持ちやすさと価格への評価と、バッテリーの持ちや望遠でのAFへの不満が挙がった。

シリーズ
EXILIM Hi-ZOOM
位置付け
EXILIMの高倍率ズーム機(25mm相当からの光学24倍をCCD機で実売2万5,000円前後に収めた)

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投稿写真 21枚

Camera Profile

EX-H50について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

カシオは2012年10月10日付でEX-H50を発表し、10月26日に発売するとした。価格はオープンで、店頭予想価格は2万5,000円前後、カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色だった。1プレス デジカメ Watchカシオ、24倍ズームレンズのCCD搭載機「EXILIM EX-H50」

同じ時期、カシオはEXILIMの最上位モデルとしてEX-ZR1000を発表している。ズームは24-300mm相当の12.5倍で、店頭予想価格は5万円前後だった。ズーム倍率で上回るEX-H50は、その半値ほどの価格で並んだことになる。2プレス デジカメ Watchカシオ、最上位モデル「EXILIM EX-ZR1000」を国内正式発表

ラインナップ上の位置付け

デジカメ Watchは、EX-H50を25-600mm相当の24倍ズームを積む「薄型タイプの高倍率ズーム機」と紹介し、見出しでは「CCD搭載機」と明記した。1プレス デジカメ Watchカシオ、24倍ズームレンズのCCD搭載機「EXILIM EX-H50」 カシオ自身は、コンパクトなボディに広角25mmからの光学24倍ズームを載せ、旅行をはじめ幅広い場面に対応すると訴求した。3公式 カシオ計算機EX-H50 - デジタルカメラ - CASIO

価格.comは、後に発売された製品としてEXILIM EX-H60を挙げている。4レビュー 価格.comEXILIM EX-H50 レビュー・評価

先代からの進化

先代機との違いを示す資料は見つかっていないため、ここでは本機の構成をまとめる。撮像素子は1/2.3型の有効1,610万画素CCDで、感度はISO64〜1600、手ブレ補正はCCDを動かすCCDシフト式である。レンズは25-600mm相当・F3-6.9で、広角マクロでは2cmまで寄れる。1プレス デジカメ Watchカシオ、24倍ズームレンズのCCD搭載機「EXILIM EX-H50」

本体は106.9×68.6×39mm、本体のみで約221gである。バッテリーはNP-80で、撮影可能枚数は約145枚とされる。背面液晶は3型46万ドット、動画はMotion JPEGの1,280×720/30fpsで、USB充電とEye-Fiカードに対応した。1プレス デジカメ Watchカシオ、24倍ズームレンズのCCD搭載機「EXILIM EX-H50」

撮影機能には、シーンを認識する「プレミアムオート」、トイカメラやフィッシュアイなど8種類の「アートショット」、操作音やストロボ、AF補助光をまとめて切る「マナーモード」があり、モードダイヤルも備える。5プレス J-CAST トレンド光学24倍ズームレンズ搭載 カシオEXILIM「EX-H50」

ライバル機種との比較

同時期の高倍率ズーム機として、キヤノンPowerShot SX260 HSは1/2.3型有効1,210万画素の裏面照射型CMOSに、25-500mm相当・F3.5-6.8の20倍ズームと3型約46.1万ドットの液晶を組み合わせ、直販予定価格は3万4,980円だった。6プレス デジカメ Watchキヤノン、「IXY 420F」、「PowerShot SX260 HS」、「PowerShot A3400 IS」を3月2日に発売 パナソニックDMC-TZ30は2012年3月8日に発売された20倍ズームのGPS搭載機で、店頭予想価格は4万円前後だった。7プレス デジカメ Watchパナソニック、「TZ30」「3D1」「FT4」「FX80」などLUMIX 9モデルを発表

数字の上でEX-H50が両機に優るのは、焦点距離と価格である。望遠端は600mm相当とSX260 HSの500mm相当より長く、倍率も24倍と両機の20倍を上回る。価格も、SX260 HSの直販予定価格より約1万円、TZ30の店頭予想価格より約1万5,000円低い。ただし価格の基準はそれぞれ異なり、TZ30はEX-H50より7カ月ほど早く発売されているので、同じ時点の売価を比べたものではない。1プレス デジカメ Watchカシオ、24倍ズームレンズのCCD搭載機「EXILIM EX-H50」

分かれるのは撮像素子の方式で、SX260 HSが裏面照射型CMOSを採ったのに対し、EX-H50はCCDを使った。方式の違いが画質や速度にどう表れたかを両機で比べた専門媒体のレビューは、調査した範囲では見つかっていない。画素数ではEX-H50の1,610万画素がSX260 HSの1,210万画素を上回り、液晶はどちらも3型の約46万ドットで並ぶ。6プレス デジカメ Watchキヤノン、「IXY 420F」、「PowerShot SX260 HS」、「PowerShot A3400 IS」を3月2日に発売

利用者の評判

確認できる評判は価格.comのユーザーレビューで、集計は11件と少ない。満足度は3.50で、カテゴリ平均の4.34を下回る。項目別ではホールド感4.40、デザイン4.10、携帯性4.00、液晶3.70、機能性3.60、画質3.46、操作性3.41、バッテリー3.31の順で、カテゴリ平均を上回るのはホールド感だけである。ホールド感のカテゴリ平均は4.05、バッテリーは3.86だった。4レビュー 価格.comEXILIM EX-H50 レビュー・評価

長所として繰り返し挙がるのは、持ちやすさと、ズーム倍率に対する大きさと価格である。グリップを評価する投稿が複数あり、24倍ズームでこの大きさに収まり、しかも安いことを評価する投稿も複数ある。項目別の点数でも、ホールド感・デザイン・携帯性が上位3項目を占める。4レビュー 価格.comEXILIM EX-H50 レビュー・評価

不満として複数の投稿が挙げるのは、望遠でのAFが遅く、合焦が安定しないことである。バッテリーは項目別で最も低く、持ちが悪いとする投稿がある一方、数日使えて問題ないとする投稿もあって評価が分かれる。液晶も、見づらいとする投稿とまずまずとする投稿がある。4レビュー 価格.comEXILIM EX-H50 レビュー・評価

評判の出典

2件

内容の確認日: 2026年10月12日

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