ニコン COOLPIX S60 作例

コンパクト

1,000万画素

2008年9月19日発売

COOLPIX S60の仕様

COOLPIX S60は、ニコンが2008年に発表した薄型コンパクト「COOLPIX Sシリーズ」のスタイリッシュモデルである。操作ボタンを電源とシャッターの二つだけに減らし、撮影、ズーム、再生時の設定までをワイド3.5型のタッチパネル液晶に集約した。タッチパネル搭載のコンパクトはソニーやパナソニックなどが先に商品化しており、S60はボタンを残した他社機とは対照的な設計でそこに加わった。

シリーズ
COOLPIX S
位置付け
COOLPIX Sシリーズのタッチパネル搭載スタイリッシュモデル
ライバル
DMC-FX500

COOLPIX S60について詳しく読む

投稿写真 22枚

Camera Profile

COOLPIX S60について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

ニコンは2008年8月7日にCOOLPIX S60を発表し、発売を9月とした。価格はオープンプライスで、発表時の店頭予想価格は4万円前後と報じられた。本体色はリッチゴールド、パープリッシュブラック、ワインレッド、ロイヤルピンクの4色である。1プレス デジカメ Watchニコン、タッチパネル式3.5型液晶の「COOLPIX S60」 2009年2月にSシリーズがS630・S620・S230・S220の4機種で刷新され、タッチパネルを搭載するS230が加わった後も、S60は販売が続けられた。2プレス マイナビニュースニコン、COOLPIX Sシリーズを一新 - 光学7倍ズームモデルを追加

ラインナップ上の位置付け

ニコンはS60を「機能性とデザイン性を両立したスタイリッシュモデル」とし、3.5型ワイド液晶タッチパネルを採用した「先進のスタイリッシュモデル」と位置づけた。3公式 ニコンニコンデジタルカメラ「COOLPIX S60」の発売について(ニュースリリース 2008年8月7日) 屈曲光学系ズームを採用したCOOLPIX S52のデザインを受け継ぎ、そこにタッチパネルを加えた機種である。4プレス マイナビニュースニコン、3.5型のタッチパネル液晶を採用した「COOLPIX S60」を発売

先代からの進化

当時の現行機種S52に対し、液晶モニターは3型約23万ドットからワイド3.5型約23万ドットへ大きくなり、タッチパネル式になった。操作ボタンは電源ボタンとシャッターボタンだけになり、撮影、ズーム、再生時の各種設定は画面へのタッチで行う。1プレス デジカメ Watchニコン、タッチパネル式3.5型液晶の「COOLPIX S60」

タッチパネルを生かした機能も加わった。画面に触れた位置にピントと露出を合わせるタッチAF/AE、顔認識AFで撮りたい人物をタッチで選ぶ操作、付属のタッチペンで文字やイラストを書き込むペイント機能、指のスライドによる画像送りである。1プレス デジカメ Watchニコン、タッチパネル式3.5型液晶の「COOLPIX S60」

カメラが自動で判断する機能も増えた。ポートレート、風景、夜景、夜景ポートレート、クローズアップ、逆光の6種類から最適なシーンをカメラが選ぶ「おまかせシーンモード」を新たに搭載し、シーンモードには「料理」が加わった。笑顔を検出して撮影する「笑顔自動シャッター」や、ポートレート系のシーンで人物へ自動でズームする「人物ワンタッチズーム」も備える。3公式 ニコンニコンデジタルカメラ「COOLPIX S60」の発売について(ニュースリリース 2008年8月7日)

基本仕様では、有効画素数が900万画素から1,000万画素に増え、撮像素子は1/2.5型から1/2.3型になった。1プレス デジカメ Watchニコン、タッチパネル式3.5型液晶の「COOLPIX S60」 レンズは35mm判換算33〜165mm相当、F3.8〜4.8の光学5倍ズームNIKKORで、撮影時に鏡筒が繰り出さない屈曲光学系である。手ブレ補正はイメージセンサーシフト方式で、最高感度はISO 3200だが、ISO 3200では画像サイズが制限される。本体は約97.5×60×22mm、約145g(バッテリー、SDメモリーカードを除く)で、CIPA規格の撮影可能枚数は約140コマである。フロントパネルにアルマイトを使った「新Wave Surface Design」を採り、レンズバリアーや鏡筒の色も本体色に合わせた。3公式 ニコンニコンデジタルカメラ「COOLPIX S60」の発売について(ニュースリリース 2008年8月7日)

ライバル機種との比較

デジカメWatchのレビューによると、タッチパネルを搭載したコンパクトはすでにソニー、パナソニック、ペンタックスなどが商品化しており、ニコンは後発だった。同レビューは、他社機との違いを操作部材の数で示している。ソニーのサイバーショットDSC-T700は上面にスイッチ類が4つあるのに対し、S60のボタンは2つだけである。パナソニックのLUMIX DMC-FX500は、タッチパネルを搭載しながら、背面に十字キー(ジョイスティック)を含む一通りのボタンを備えていた。レビューはこれを、「タッチパネルでできることはタッチパネルで」というニコンの考え方と対照的だとした。5レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】ニコン「COOLPIX S60」~復活したタッチパネルモデルを試す

開発の背景

ニコンのタッチパネル機はS60が最初ではない。1997年発売のCOOLPIX 300もタッチパネル式で、デジカメWatchのレビューによると、手書きメモや音声メモを特徴とするビジネス向け寄りの機種だった。S60は、それ以来となるニコンのタッチパネル機である。5レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】ニコン「COOLPIX S60」~復活したタッチパネルモデルを試す

同レビューは、タッチパネルの利点として、操作スイッチを減らして大型の液晶モニターを載せられることと、タッチペンでのお絵かきやスタンプなどの機能を盛り込めることを挙げている。5レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】ニコン「COOLPIX S60」~復活したタッチパネルモデルを試す ニコンはS60の操作体系を「新感覚のインターフェースデザイン」と説明した。3公式 ニコンニコンデジタルカメラ「COOLPIX S60」の発売について(ニュースリリース 2008年8月7日)

画面の構成も、この操作体系に合わせて作られている。撮影画面ではアイコンを左右に寄せ、露出補正やISO感度などはホーム画面のセットアップから設定する。ホーム画面のデザインは3種類から選べる。5レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】ニコン「COOLPIX S60」~復活したタッチパネルモデルを試す

利用者の評判

価格.comのレビューは21件と少ない。2026年10月12日時点の満足度は3.77で、星5が33%、星4が38%と、7割強が星4以上をつけている。件数は限られるが、液晶の精細さや鮮明さへの不満は複数のレビューに見られる。6掲示板 価格.com価格.com - ニコン COOLPIX S60 レビュー評価・評判

評判の出典

2件

内容の確認日: 2026年10月12日

COOLPIX S60で撮った写真の話題

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