単発が続きましたので、シリーズに切り替えます。先日、
春バラの撮影で神代植物公園に行ったとき、シャクヤク
（ボタン科）も咲き始めていましたので、その中から何
点か紹介します。ボタンが花の王様「花王」と呼ばれる
のに対し、シャクヤクは「花相」（花の宰相）といわれ
るそうです。

まずは、先日ボタンさんが投稿された「ビロードクイー
ン」と同じ花と思われる「ブルーサファイア」。ビロー
ドのような濃い赤紫色の花弁と乳白色のシベのコントラ
ストが美しいツートンカラー。オシベが細い糸状に弁化
（内弁）した上品な翁咲きです。名前に偽りありと思わ
れるかも知れませんが、シャクヤクはバラと同様、青の
色素がないのでこの程度なのでしょう。ポートレート、
マクロ撮影。（東京都調布市・神代植物公園）

Seichan様　
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花」
ツートンカラーがきれいです。
芍薬の根は、万能薬ということで漢方薬の中でも極めて重要な植物の一つだそうですね。

seichanさん　こんにちは〜〜
同じ芍薬をボタンさんがＵＰされています。ツートンカラーの実
物は見たことが無く珍しいです。漢方薬の「シャクヤクカンソウ
トウ」はこむら返りによく効きます。腹痛にも効きますので、常
備薬にお医者で貰っています。痙攣止めに即効性がありますね。

MYCAさん　こんばんは。
出掛けていましたので遅くなりました。いつもありがと
うございます。ツートンカラーがお気に召しましたか。
私もお気に入りの一つです。シャクヤクはボタン同様、
元は薬草として栽培され、中国では紀元前からあったそ
うです。その後観賞用に栽培されるようになり、日本に
は奈良時代に渡来したといわれています。効用はgokuu
さんが書かれている通りです。

gokuu さん　こんばんは。
遅くなりました。。毎度ありがとうございます。確かに
ボタンさんが投稿されていますね。同じシャクヤクに見
えるのに、どうして名前が違うのか不思議です（苦笑）。
対比してもらうために、いの一番で投稿しました。薬用
について補強していただき恐縮です。