裏山で今年もキンラン（金蘭）に会うことができました。背丈５０センチほど、花の大きさは１センチくらいです。
樹林の中で木洩れ日を浴びてポッと輝いている様はまさに黄金でした。
里山が荒れて生育環境が悪化したことと野草ブームで掘り盗られたことが重なって、急速に数が減り、環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ種に指定されてしまいました。
今日は20株ほど見つけましたが、残念ながら人に教えてあげることはできません。

こんばんは。
貴重な野草をすぐお近くで楽しむ事が出来るなんて実に羨ましいです。
東北地方に住む叔父も野草採集にハマり山々を歩き回っていた時期がありました。
『お金に…』などと考えてしまいますが毎年楽しめる事の方が大事なんですよね。

裏街道さん、おはようございます。
20年前、都心部の社宅住まいを卒業し持ち家をしようとアレコレ探しましたが、予算に合うものがなくてだんだん都心から離れ、ここ東村山に落ち着きました。
そしたらすぐ近くに保全緑地と残された里山があったんです。以来、毎週末の見廻りが翌週の仕事への最高のリフレッシュ法になっています。
森の生き物たちに感謝です。

花板に同じ花をF10に絞って撮ったものを載せています。ラン科特有の花の構造をよりクリアに出したと思ったのですが、金色が少しキツくなっています。