銅山川
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark II
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 35mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/128sec.
絞り値 F5.7
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 5616x3744 (11,630KB)
撮影日時 2020-08-16 03:15:36 +0900

1   kusanagi   2020/8/15 22:29

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2   kusanagi   2020/8/15 23:34

最近はもう、写真ではなくて、自分の見たまんまの画像がPCモニターに映し出されないかと
いう考えでやってます。見たまま、というのは裸眼のことです。自分の眼のこと。
写真というお約束を全て無視して映像画像で行きたいねって言うわけです。投稿データ量が
大きくなるのが苦しいところですが。
デジタルカメラで写真を撮って、もはやプリントをすることなどないわけで、そうなるとモニター
鑑賞が最終の鑑賞法になるわけです。それに最適化した写真手法であろうとすると、それこそ
裸眼の見たまんま、ということになるだろうと思いますね。

そうなってくると、断然にフルサイズカメラが有利ですし、レンズも単焦点となります。フルサイズ
でも画素数の低いものが良い感じになります。低画素カメラの方がモニターとの相性がよいよう
です。一方、超高画素のカメラはやはり印刷してナンボ、という気がしていますね。
レンズのミリ数はやはり標準あたりが雰囲気的に裸眼に近いです。というよりミリ数として35~
50ミリくらいが今のところ良いような気がしてます。多分85ミリくらいまではいけそうです。
広角でもいけると思いますが、散漫な印象が出てきそうですね。それからあまり望遠になると
今度は写真臭くなっていけません。というか如何にも写真、ということになりそうで。

この画像は、ご馳走という写真ではありません。それこそ何でもない光景でありまして、こんな
感じの光景は何処にでもあるはずです。裸眼というか自分の眼で見て、この場所が気に入りま
した。右側は谷深く銅山川が流れていて、けっこう広めの道が走ってます。
私は谷という空間が好きなんです。その空間感覚ですかね。川は谷の連続ですから川を遡行
すればたっぷりと空間を味わうとができますね。(^^ゞ

デジタルカメラは視神経の延長である、ということを言われた方がいました。これはおそらく
モニターで見ることができるからだと思います。フイルムでもスキャンすればモニターで見られま
すが、どうしても1枚噛んでしまうので、ストレートなデジタルカメラには視神経的に敵いません。
写真はモノですが、視神経の延長として画像を捉えるとそれはモノではなくなって純粋な情報
ということになります。その情報は次なる情報に結びつくものであって、とにかくモノとしての
安泰はありません。
写真をやっているのですか?良いお趣味をお持ちですね。と道行く人に言われることがあるの
ですが、いえ、私は視神経の延長としてカメラを利用しているに過ぎません。と答えると返答に
困るだろうと思うのですが(^^ゞ、一般の人は写真をモノとして捉えているからこそ、良い趣味だと
いうわけですね。

自分の撮った写真の寿命が30日しかないと仮定します。1ヶ月過ぎると写真は自動的に消滅
してしまう。それでも写真をやろうとする人がどれだけ居るものだろうか。と問うと、私はそれでも
写真をやっていくだろうという気がしています。これは写真へのモノ化の完全否定ですね。

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