1 kusanagi 20/09/14 22:20 古いカメラに新しいレンズの組み合わせですかね。カメラはソニーアルファ900、レンズはタムロン45ミリf1.8です。(ちょっと手ブレが出てます。というかミラーシャッターブレかな)とにかく、一番むつかしいのは古いカメラに古いレンズの組み合わせ。とは言えソフトは新しいものを使います。それで中間の折衷技として、古いカメラに新しいレンズ、もしくは、新しいカメラに古いレンズです。一番簡単なのが新しいカメラに新しいレンズですか。(^^ゞでは何故、古い機材を使おうとするのか。答えは簡単です。新しいと、安易な写真となってしまうからです。写真というのは歩留まりが悪いほうが面白いんですね。(笑) そう言えば昔のシグマがそうでした。新しい機材は設計上、カメラやレンズで未然に失敗撮影を防いでくれています。写真は綺麗に写って当然だという考えもあるかも知れませんが、私は本当はそうではないと考えます。どんな条件であっても何でも綺麗に写るというのは、考えてみますと写真としてのリアルさをスポイルしていて、言うなればCGと言いますか、リアル風なコンピューターグラフィックのようなものかもしれません。その場その場の一枚として同じ条件ではないはずの写真を、一律に、こんなもんだろうとして綺麗に提供してくれるのが現在の新しい機材であり写真術です。しかしそのような写真は偽物であると私は考えています。ですから新しい機材をいち早く導入して常に新しい機材で写真を撮られている方は、この時期に及んで真に写真を楽しむことが難しくなってきているように感じられます。それは本当の意味での写真のリアルさが失われてしまっていることに、無意識ながら気がついたのかもしれないと私は想像しているのです。(それだけでも立派だと思ってますけどね)昔のカメラと昔のレンズでの組み合わせは難しいと書きました。ということは、昔はデジタル写真が本当に難しくて四苦八苦していたということです。しかしだからこそ、面白くて皆さん夢中になって写真を楽しんでいたのではありませんか? 写真の撮影条件は千差万別でして、とくに風景写真がその最たるものです。光の条件、空気の状態。距離感の違い。この2つ3つだけとって見ても、写真は同じ条件のものはふたつとしてないわけです。それが全部、同じように綺麗に写るという時代は、どこかがおかしいと考えなければなりません。さらにカメラを変え、レンズを変えればまた違った顔を見せるのが本当の写真です。それらの違いを見て、ああ写真というのはこんなに千変万化するものだと分かることが本当の意味での写真の面白さだろうと考えているのです。
古いカメラに新しいレンズの組み合わせですかね。カメラはソニーアルファ900、レンズはタムロン45ミリf1.8です。(ちょっと手ブレが出てます。というかミラーシャッターブレかな)とにかく、一番むつかしいのは古いカメラに古いレンズの組み合わせ。とは言えソフトは新しいものを使います。それで中間の折衷技として、古いカメラに新しいレンズ、もしくは、新しいカメラに古いレンズです。一番簡単なのが新しいカメラに新しいレンズですか。(^^ゞでは何故、古い機材を使おうとするのか。答えは簡単です。新しいと、安易な写真となってしまうからです。写真というのは歩留まりが悪いほうが面白いんですね。(笑) そう言えば昔のシグマがそうでした。新しい機材は設計上、カメラやレンズで未然に失敗撮影を防いでくれています。写真は綺麗に写って当然だという考えもあるかも知れませんが、私は本当はそうではないと考えます。どんな条件であっても何でも綺麗に写るというのは、考えてみますと写真としてのリアルさをスポイルしていて、言うなればCGと言いますか、リアル風なコンピューターグラフィックのようなものかもしれません。その場その場の一枚として同じ条件ではないはずの写真を、一律に、こんなもんだろうとして綺麗に提供してくれるのが現在の新しい機材であり写真術です。しかしそのような写真は偽物であると私は考えています。ですから新しい機材をいち早く導入して常に新しい機材で写真を撮られている方は、この時期に及んで真に写真を楽しむことが難しくなってきているように感じられます。それは本当の意味での写真のリアルさが失われてしまっていることに、無意識ながら気がついたのかもしれないと私は想像しているのです。(それだけでも立派だと思ってますけどね)昔のカメラと昔のレンズでの組み合わせは難しいと書きました。ということは、昔はデジタル写真が本当に難しくて四苦八苦していたということです。しかしだからこそ、面白くて皆さん夢中になって写真を楽しんでいたのではありませんか? 写真の撮影条件は千差万別でして、とくに風景写真がその最たるものです。光の条件、空気の状態。距離感の違い。この2つ3つだけとって見ても、写真は同じ条件のものはふたつとしてないわけです。それが全部、同じように綺麗に写るという時代は、どこかがおかしいと考えなければなりません。さらにカメラを変え、レンズを変えればまた違った顔を見せるのが本当の写真です。それらの違いを見て、ああ写真というのはこんなに千変万化するものだと分かることが本当の意味での写真の面白さだろうと考えているのです。
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