島原湾の漁港

1   裏街道    2021/1/12 00:33

対岸に雲仙、普賢岳の雄姿を臨める熊本の漁港。
潮が引くと迫りくる山々から流れ込んだと思われる泥の海底と沈船がが現れる。

2   kusanagi   2021/1/13 21:16

この写真、良いですねー。なんかこう、新しい時代の写真が出現したかなって感じてます。
デジタル一眼レフが出現してから20年が経ちますが、考えてみるとこの20年って、良い時代では
なかったですね。社会の格差が広がり、一握りの大金持ちが世界を牛耳ったり、独裁国家の中国
が大きく発展したりでね。真っ当な国の日本は置いてきぼりを食らってましたから。
そういう詰まらない時代に、偶々デジイチは出現せざるを得なかったわけですが、考えてみればカメラ
は出来たけれど、そのカメラを使っての本当の写真というものは、まだできていなかったような気が
してます。
それでこれまでの写真は旧世代のカラーフィルム時代の風潮をそのまま踏襲していただけですよね。
本当のデジタル写真はまだでして、おそらくその出現はこれからではないかと私は考えるようになり
ました。これからの10年、そこで写真をやれる人が本当のデジタルカメラ写真をやれる人ではないか
と思うんです。今年から、そういう新しい時代の本当のデジタル写真が作り上げられて行くんではない
ですか。
この写真。まだ未消化の感じですが、これからさらに洗練されていくであろう予感が大いにしています。

このフォトXP写真掲示板が出現て20年弱。管理人さんはカメラの売れ上げ曲線を見て、もう写真は
下降線であーる。と言われていますけど、なんのなんの。本当のデジタル写真はこれからなんであー
る。と私は考え直していますよ。(笑)
これからは写真は、量ではなく質的変化です。カメラの高額化がエライんではなくて中ぶるで良いんで
す。フィルム写真美の模倣ではなく、新時代のデジタル写真の創造でなければ。きっとそういう本当の
写真がこれから出てくると思ってます。

3   kusanagi   2021/1/13 21:39

そうそう、デジタル写真的だと思わせたのは、コメントも一役買ってます。簡潔に、撮影場所、そして
光景の説明、そしてその原因すら記されていて、しかも表現が文学的です。
デジタル写真はフィルム写真のように居丈高ではありません。腰が低く丁寧なのです。
これまでの写真は大向うを張ったり、これが芸術だ(実は芸能)、とかブランドで虚勢を作っていました
がこれからはそうではありません。しみじみとした写真こそがこれから流行りそうですね。

4   S9000   2021/1/14 01:47

 こんばんは。
 この沈船にも、かつては持ち主がいて、活躍した時間があったのでしょう。公物管理支援の仕事で、この種の漁船を人力で解体した経験がありまして、それを思い出しました。
 「我々の仲間が放置したのだから」と、漁業関係者も手伝い、何回かにわけて解体して搬出したものです。
 それにしても、裏街道さんは船、特に漁船がお好きですね。

5   裏街道    2021/1/14 23:02

kusanagiさん、S9000 さんコメント感謝です。

過大評価というか壮大なヨイショと言えばよいかのか・・・赤面であります。
撮影ポイントは熊本の有名な『御輿来海岸』『長部田海床路』にほど近く
同じ様に広大な干潟が現れるのですが条件的には雲仙普賢岳に日が当たる早朝の
撮影ポイントなのかもしれません。
鹿児島向けの行き帰りに混雑する3号線を通らない裏道として重宝しているというか
海とみかん山を眺めながら走った方が気分的に良いといか・・・。
何故か廃船にひかれてしまいますねぇ~根暗なんですかねぇ~。
本日は2011の東日本大震災で被害を受けた四ツ倉漁港に寄れるチャンスがあり
後に陸揚げされいた漁船を撮ろうと思ったのですが奇麗に再建された港にその姿はありませんでした。
どうやら震災遺構として展示していたのではなく修理再生目的で保存してあったのだと思われます。
来週末は網走だそうです、できれば兄弟船に会ってこようと思ってます。






6   kusanagi   2021/1/15 22:02

いえいえ、過大評価ではなくて、これからは、「そうあれかし」、というだけの話です。(^^ゞ
写真は変わる、という手応えを最近は特に感じるようになっています。これまでもデジタル写真は
ありましたが、しかし本当のデジタル写真の文化ではなかったということに気づきました。
新しい本当のデジタル写真はこれから始まるのでしょう。
裏街道さんのカメラ選択はユニークです。プロ用連写機を買いながら、そういうバカ撮りはしません。
しかしプロ機は頑強であり壊れるということを知りません。裏街道さんのカメラには相応しいのでは
ないでしょうか。プロのドライバーだからプロ機を使うという。
そういう考え方での選択だと解釈しています。
私は最近、デジイチを見直す気分が出できています。その光学ファインダーの利点もありますが、
ミラーレスカメラは背面やEVFに液晶を使っていますが、これの寿命は短いのです。撮像素子の
それは半導体そのものですから長いのですが、液晶はヤレが来てやがて正常に使えなくなるわけ
ですね。そういうことではデジタル一眼レフは長く使えます。とりわけプロ機は長寿命です。
網走ですか。投稿写真、期待してます。

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