伊予三島
Exif情報
メーカー名 SONY
機種名 α900
ソフトウェア Capture One 8 Windows
レンズ
焦点距離 28mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/125sec.
絞り値 F10
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1365 (2.54MB)
撮影日時 2010-06-05 23:20:53 +0900

1   kusanagi   2023/2/16 23:19

オールドMFレンズ沼に浸っているのでずか、それから何か得られるものがあるのだろうかと考え
るに、今のところさしたるものは得られていません。しかしかつての三脚遊びのように決定打を得た
こともあるのでもうすこし様子見ですかね。
三脚では、直棒導体による生体電流との関係が見えましたのであれは大収穫だったと思いますが、
MFレンズは至って地味なものです。

MFレンズ遊びは結局のところ、ミラーレスカメラがあればこその所作であって、それがなけければ
成り立たなかったものでしょう。そしてMFレンズはオールドクラシックだけでなく、最近は特に中華製
のレンズが目立つようになっています。
私も偶然店頭で見かけた格安の中華製レンズを1本ゲットしました。作りは至ってシンプルでして、
電子接点はありません。50ミリF1.1のスペックでAPS対応レンズですがフルサイズでも使えないことは
ありません。

面白かったのはミノルタの古い標準レンズ。千円でしたがレンズの状態は抜群。しかし絞りリングも
ピントリングも動きません。それを2晩かけてグリス交換し正常動作するようにしました。50ミリF2で
写りは見事なものです。前ユーザーがばらしたものの組み立てができなかったケースです。
MFレンズはやはり標準レンズに限ります。そのレンズで実際に何かを撮影することはないのですが、
いじくっているだけで自分は満足、というものです。(^^ゞ 

ミノルタとキヤノンの旧マウントレンズはジャンク市場には豊富にあり、価格も安いです。ズームレンズ
も安価なのですが、これはスペーサー(接写リング)を付ければ近接撮影用として実用になります。
古いズームレンズにはカッコイイものもあって壊れていても所有感が満たされますかねえ。
可能な限りばらして清掃し稼動するようにしていますが、技術に限界もあるのでそこそこの修繕で満足
しております。

そして実際にの撮影では、やはりAFレンズだねって改めて感じましたね。ミラーレスカメラになって
デジイチと比べれば格段に撮影はしやすくなりましたけど、やはり撮影はスムーズではなく、私の本来
の目的の、歩きのペースが妨げられるのはいけません。
そして感じたのは背面スクリーンを見続けるのは身体にはよくありませんね。スクリーンはあくまでも
AFレンズでの撮影で、大体見当のアタリとしてみるのが正解でして、それでピントを合わせるためのもの
ではないということです。

そういうのはスマホの画面を見続けるのと同じでして、人間は本来、そのようなものを見続けるようには
できていないということです。スマホ花盛りの現在ですが、ああいうものを日常的に見続けることは、
将来的に大きなしっぺ返しを食いそうですね。
見続けてよいのは光学ファインダーですか。歴史と伝統がありますから。それでデジイチに着けてMF
レンズを使うのはよいだろうと思います。ピントが外れていてもいいんじゃないですか。
ミラーレスカメラが出る以前は、マウントアダプター遊びはイオスのデジイチと相場は決まっていました。
ピントは怪しかったですけど、あの遊びはマトモでしたね。

ミラーレスカメラ+MFレンズはスマホである。という考え方もできそうです。それで昨今のオールドレンズ
遊び、これには少し要注意ですかね。とはいえ、なかなか楽しい遊びなのであって、多くの方々が夢中
になるのも分かりますけどね。


タムロンAF28-70F3.5-4.5で撮影しました。手元に2本あり、外観が違うだけで光学系は同じでしょう。
2本で2000円。しかし軽快に撮影できます。写りもそう悪くありません。小さなレンズでして大きなカメラ
に着けても軽さが利点となり撮影行に妨げになりません。
EF40ミリF2.8パンケーキレンズも小型レンズであり、大きなカメラが持ち運びし易くなります。こういう
気軽なレンズで元気良く歩いて撮影するのが私の本来の嗜好であって、大きなレンズで撮影するのは
本来の趣旨には反してますよね。

手元の数多くのオールドジャンクレンズを整備していて感じるのは、本とうにレンズとかカメラとかの機材
は何でも良いんだということです。数十万の高級レンズなんかより自分で苦労して修繕したレンズの
方が愛おしく感じるわけなんで、そもそも世の中の常識というのが間近っていたということです。
そういう間違った常識を根底から覆してくれるのが、MFオールドジャンクレンズです。バラバラにして
自分で整備して組み立てみましょう。レンズとは何か、というのが身に沁みて良く分かるだろうと思い
ます。

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