雑
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Capture One 8 Windows
レンズ
焦点距離 24mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/128sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1365x2048 (1.57MB)
撮影日時 2023-06-05 00:54:53 +0900

1   kusanagi   2023/6/20 23:56

ペンタックスK3マーク3をはじめて触ってみました。モノクロームのタイプです。
ペンタックスはK5ⅡSまでしか使ったことがなかったわけですが、実はK7から始る角ばったデザイン
のシリーズは、K5、K3と来て、直前モデルのK3マーク2までは同一ボディのカメラですね。バッテリー
グリップも共用ですし。
ところがK3マーク3となってから、完全にそれまでとは別のモデルになって、全く違う別のボディとなっ
ています。これがややこしくてK3マーク3は誤解を受けそうなネーミングになっています。

圧倒的に違ったのはシャッターです。K3マーク3は電子シャッター装備をしていてライブビュー撮影時
にはサイレント撮影となります。ミラーレスカメラと同じですね。または二コン850とも同じです。
そして光学ファインダー撮影ではメカニカルシャッター撮影となるわけですが、その漏洩電磁波の数値
は驚きのもので、多分私の記憶では過去最低限の低い数値がでました。
ということは光学ファインダー撮影、ライブビュー撮影のその両方に於いて、漏洩電磁波対策は万全
だったということです。

上記のK5ⅡSまでは、ペンタックスのカメラは電磁波出まくりの、ほぼ無対策というデタラメなメーカー
であったわけですけど、今回のK3マーク3は全く違ってきたということですね。
現在、リコーは光学一眼レフで行くというそういうスタンスでやっているそうですが、そうであるならば
絶対に光学一眼の根源的な問題である電磁波対策ができていなければならずなのでであって、それ
には見事に合格をしたということになるわけです。もしこれが過去のペンタックスと同じく酷いシャッター
であったならば、30万を出して購入した意味が無くなっていたというところでした。

K3マーク3が優れた画像をたたき出す、ということはこの掲示板のユーザーの投稿写真から既に把握
したいたわけですが、電磁波の問題だけは分かりませんでしたからね。とにかくその博打には勝ちまし
た。二コンやキヤノンとは違う独特のシャッター音ですがまあ、いいんではないでしょうか。
二コンキヤノンではシャッター音でシャッタースピードを感じ取れるわけですけどK3マーク3はそうでは
ありません。しかし必要にして十分な性能をもっています。
連写が続くと発熱がしたりとか細かいところはありそうです。例えばカプラー方式のAFレンズだとボディ
内モーターを使うわけですが、その電磁波は高い数値です。しかし超音波モーターなどのレンズ内モー
ター式レンズだと問題ではありません。古いカプラー方式のレンズを使う場合はMFでいくとか、ライブ
ビューでやるかですね。
それと付属の無料RAWソフトはシルキーピックスなのがいただけません。使いにくくて使う気が起きない
というか。
しかしこんな細かなことは大したことではないので、まずは優れたカメラに仕上がったK3マーク3に素直
に賛美を送りたいと思います。ペンタックスが電磁波対策なども含めて品質が向上したのは、やはり、
リコー傘下になってからでしょうかね。デザインもよくなっていますし。

私が手にしたモデルはモノクロ専用機なので、それで現像にもレンズにも凝るつもりはありません。
シルキーRAWソフトは使う気になれないので撮影はJPEG撮影とします。モノクロなので撮って出しの状態
ではJPEGもRAWも変わりません。画像修正をすると違ってくるでしょうけど、私はモノクロ写真に画像
処理で楽しもうなんていうことはないですからね。
私の場合のモノクロ写真は、あくまでもローコスト撮影ができるというだけの意味だと思っています。
表現としてモノクロが好きだというわけではないんですね。もし写真表現としてのモノクロを考えている
のならば、フルサイズのカラー写真カメラで、カラーデータをモノクロ化して画像処理するほうが断然に
綺麗になると思いますよ。
現在、私が所持しているマトモに使えるレンズは2~3本だけです。古いレンズはAFでは使えないようだし
MFで使うなんてのも面倒です。しかし2~3本あれば記録撮影には十分ですね。

大してモノクロに愛着があるわけではないし、それなのにモノクロ機を買ってしまったといういい加減な
ところなんですが、ただ、モノクロ撮影=ローコスト写真であるという視点からちょっと気になるところが
あるので使ってみようかなって考えてます。
※ローコスト写真とは私の造語ですが、デジタルに於いては手間暇を掛けない写真というくらいの意味
です。画像に凝らないので多量撮影をしても苦になりません。ですから低画素数のカメラの写真もロー
コスト写真となります。

戻る