ニコン COOLPIX A1000 作例

コンパクト

1,604万画素

2019年2月15日発売

COOLPIX A1000の仕様

COOLPIX A1000は、2019年2月に発売されたニコンのスリムタイプの高倍率コンパクトである。24-840mm相当の光学35倍ズームは2016年のCOOLPIX A900と同じだが、A900になかった電子ビューファインダー(EVF)とRAW記録、ズーム操作のボタンとレバーを加え、ニコンは「光学35倍ズームの本格派」と訴求した。小型の本体で超望遠に届く便利さは専門媒体と利用者に、操作系は専門媒体に評価される一方、画質はセンサーサイズなりとされ、EVFの評価は割れ、価格.comでは大きさと重さが不満として繰り返し挙がる。

シリーズ
COOLPIX A
位置付け
EVFを内蔵した光学35倍ズームの薄型コンパクト

COOLPIX A1000について詳しく読む

投稿写真 223枚

ヤマユリ

晴れ間を待ってお目当てさんに逢いに行ってきました。 若干盛りは過ぎた感じでした。

Clivia nobilis

ヒガンバナ科 Clivia(クンシラン属) nobilisです。 Clivia miniata 一般にクンシランとして流通しているのは本種かその園芸種が殆んどです。

キササゲ

一見マメ科のような実がなるのでこの名前ですが、ノウゼンカズラ科だそうです。

アガパンサス

花茎が立ってきたので、嬉しくてお披露目します。 斑入り小型、品種名は判りません。

クサハナビ

草花火  寒さに強いのはうちでは大歓迎。 新着カメラのテスト版です。

Camera Profile

COOLPIX A1000について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

ニコンは2019年1月31日にA1000を国内向けに発表し、2月6日に予約販売の受付を始めて、2月15日に発売した。価格はオープンで、発表時の店頭予想価格は税別5万8,500円前後、色はブラックとシルバーだった。1プレス デジカメ Watchニコン、EVF内蔵の高倍率コンパクト「COOLPIX A1000」

ニコンの現在の製品ページは、本機を旧製品の一覧に置いている。ただし、後継機の有無や生産終了の時期を示す公式資料は確認できない。2公式 ニコンイメージングジャパンCOOLPIX A1000 - 主な仕様

ラインナップ上の位置付け

COOLPIXは2016年春のモデルから型番体系が変わり、スリムタイプと単3電池の低倍率機がA、単3電池の高倍率機を含むブリッジカメラがBとされた。Aは「Affinity(親しみ)」の意である。3プレス デジカメ Watchニコン、スリムタイプの35倍ズーム機「COOLPIX A900」など A1000はこのAシリーズのスリムタイプにあたる。2019年1月17日の海外発表では、24-1,440mm相当の60倍ズームを持つグリップタイプのCOOLPIX B600が同時に発表された。電池とカードを含めてB600が約500gであるのに対し、A1000は約330gに収まる。4プレス デジカメ Watchニコン、EVF内蔵の35倍ズームコンパクト「COOLPIX A1000」海外発表

ニコンはニュースリリースで本機を「高倍率スタイリッシュモデル」と呼び、EVFを搭載して高画質と高い操作性を高品位なコンパクトボディーに凝縮したと説明した。露出モードにはP/S/A/Mを備え、レンズ横のサイドズームレバーには絞り値、ISO感度、露出補正、ホワイトバランスを割り当てられる。5公式 ニコン高倍率スタイリッシュモデル「COOLPIX A1000」を発売

主な仕様は、1604万有効画素の1/2.3型CMOS、4.3-151mm(24-840mm相当)F3.4-6.9のレンズ、ISO 100-1600(P/S/A/Mでは3200と6400も設定可)である。背面のチルト液晶に加えて約116万ドットのEVFを備え、動画は4K UHD/30pで記録できる。通信はWi-FiとBluetoothを内蔵する。2公式 ニコンイメージングジャパンCOOLPIX A1000 - 主な仕様

先代からの進化

先代にあたるのは2016年のCOOLPIX A900である。A900も24-840mm相当の光学35倍ズームと1/2.3型CMOSを持ち、背面には3型92万ドットのチルト液晶があったが、ファインダーはなかった。3プレス デジカメ Watchニコン、スリムタイプの35倍ズーム機「COOLPIX A900」など 動画は既に4K UHDに対応していた一方、静止画の記録形式はJPEGのみでRAWには対応せず、連写は最高約7コマ/秒だった。6公式 ニコンイメージングジャパンCOOLPIX A900 - 主な仕様

A1000は、ズーム域と4K動画はそのままに、見る部分と操作する部分に手を入れた。新たにEVFを搭載し、背面液晶は約103万ドットのタッチ対応になった。ズーム操作には、押している間だけ広角側へ戻るクイックバックズームボタンと、レンズ側面のサイドズームレバーが加わった。5公式 ニコン高倍率スタイリッシュモデル「COOLPIX A1000」を発売

撮像素子と記録形式も変えた。有効画素数は約2,029万から1604万へ減り、最高感度はISO 1600から6400へ上がり、RAW(NRW)で記録できるようになった。連写も約10コマ/秒に速まっている。Digital Camera Worldは、画素数の削減を、大きな受光部で低ノイズを狙ったものと解説した。7レビュー Digital Camera WorldNikon Coolpix A1000 review 価格.comには、A900から買い換えたという投稿が3件あり、画質は同等かやや精細、画素数が減っても十分という評価が並ぶ。8レビュー 価格.comCOOLPIX A1000 ユーザーレビュー・評価

一方で、本体は大きく重くなり、価格も上がった。外形寸法はA900の約113×66.5×39.9mmから約114.2×71.7×40.5mmへ、質量は約299gから約330gへ増えた。国内の店頭予想価格は、A900の発表時が税込5万円前後、A1000が税別5万8,500円前後で、税別でもA900の税込価格を上回る。英国でも発売時価格はA900より50ポンド高く、Photography Blogは約13%の値上がりと書いた。9レビュー Photography BlogNikon Coolpix A1000 Review

ライバル機種との比較

A1000の発売前後には、1/2.3型センサーの高倍率コンパクトが他社からも出ていた。キヤノンPowerShot SX740 HSは2018年8月30日に発売された40倍ズーム機で、24-960mm相当と望遠端はA1000より長い。有効約2,030万画素の裏面照射CMOSを積み、質量は約299g、直販価格は税別4万8,500円だった。10プレス デジカメ Watchキヤノン、DIGIC 8になった40倍ズーム機「PowerShot SX740 HS」

ソニーDSC-HX99は、24-720mm相当のズームに約64万ドットのポップアップ式EVFとRAW記録を組み合わせ、約242gに収めた。欧州向けに2018年10月に発売された。A1000は、SX740 HSとHX99のどちらよりも大きく重い。11プレス デジカメ Watchソニー、24-720mm相当の高倍率ズーム機「HX99」海外発表

パナソニックLUMIX TZ95は、A1000の約2か月後の2019年4月25日に発売された。24-720mm相当の30倍ズームに約233万ドットのEVFとズームバック機構を備え、店頭予想価格は税別5万5,000円前後だった。望遠端はA1000が長く、EVFのドット数はTZ95が多い。12プレス デジカメ Watchパナソニック、EVF搭載光学30倍ズームモデル「LUMIX TZ95」

英語圏の専門媒体は、スマートフォンとも比べている。2016年のスマートフォンと並べて撮ったレビューでは、スマートフォンのほうがダイナミックレンジが広く、やや精細だった。別のレビューも、ズームが要らないならA1000の画質は平均的なコンパクトやスマートフォンを上回らないとしている。7レビュー Digital Camera WorldNikon Coolpix A1000 review

開発の背景

EVFの搭載について、デジカメWatchの国内発表記事は「要望が多かった」と伝えたが、誰の要望だったかは明らかでない。1プレス デジカメ Watchニコン、EVF内蔵の高倍率コンパクト「COOLPIX A1000」 ニコンはニュースリリースで、ファインダー撮影は安定した撮影姿勢で手ブレを軽減できると説明した。クイックバックズームボタンは、ズームアップ時に被写体を見失っても、押している間だけ広角側にズームバックして捉え直すためのもので、ニコンは高倍率モデルとしての使いやすさを強める策の一つとした。サイドズームレバーは、動画撮影時にもなめらかにズームできるよう、レンズ横に新たに配置された。5公式 ニコン高倍率スタイリッシュモデル「COOLPIX A1000」を発売

利用者の評判

価格.comの満足度は、25件の平均で3.82点と、カテゴリ平均の4.34点を下回る。項目別では、バッテリーがカテゴリ平均を上回り、液晶が同点で、残りは下回った。最も差が大きいのは携帯性で、3.30点とカテゴリ平均の4.16点に届かない。レビューの約10件が「重い」「大きい」「かさ張る」などに触れ、片手での持ちにくさやポケットへの入れにくさを挙げる声もある。8レビュー 価格.comCOOLPIX A1000 ユーザーレビュー・評価

長所として専門媒体と利用者に共通するのは、35倍ズームの便利さと、小さな本体で840mm相当に届く点である。操作系は専門媒体の評価が共通しており、物理ダイヤルとサイドズームレバーを備えた操作部について、国内のレビュー記事は「操作性は上々」と書き、英語圏の専門媒体も一眼並みの操作部や物理的な操作部材の多さを挙げた。13レビュー マイナビニュース「COOLPIX A1000」レビュー 手軽に超望遠撮影、装備も不満なし

新たに加わったEVFは、評価が割れる。英語圏の専門媒体は、小さく粗く、撮影の主役は背面液晶だと書いた。一方、国内のレビュー記事はEVFで安定して撮れると評価し、価格.comにも日差しの下でも見やすい、ファインダー付きがうれしいという声がある。ただし価格.comでは、像の小ささなど見え方への不満も並ぶ。8レビュー 価格.comCOOLPIX A1000 ユーザーレビュー・評価

画質は、センサーサイズなりという見方で専門媒体と利用者が一致する。英語圏の専門媒体は1/2.3型センサーの画質を平凡とし、ISO 800前後からノイズが目立つと書いた。価格.comでも「センサーサイズの割にはきれい」という評価が並ぶ。AFも、明るい場所では速く正確だが、暗所や望遠側で迷うという指摘が専門媒体と価格.comに共通する。14レビュー Digital TrendsWith a big zoom, Nikon's A1000 is a versatile shooter -- just not in the dark

RAW記録と連写には、書き込みの遅さが指摘される。連写するとバッファがすぐに詰まるという点は複数の専門媒体と価格.comに共通し、RAWでは3〜4コマで止まるとするレビューもある。9レビュー Photography BlogNikon Coolpix A1000 Review

評判の出典

8件

内容の確認日: 2026年10月5日

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