ソニー α550 作例

2009年11月5日発売

α550の仕様

写真の実利

写真の実利

写真撮影というのは、もしかすれば想像以上に心身ともに労力を使っていたのじゃないかなって 感じています。 ここで「使っていた」と過去形で記したのは、今は撮影を休止している状態だからです。 歩いたり手にカメラを持っているという以上に、そういう体の労力だけではなくて、物を見るというか、 撮影のための獲物の物色をするという精神的な労力のことなんですけどね。 つまり撮影というナマの時点での、ライブ的な情報処理の労働です。これが案外にバカにならない。 そんな感じがしているんです。 もちろん、撮影者はそれが楽しみで野や街を散策しながら撮影をしているわけですが、それとて 労力的には無償ではないということ。ですかね。 撮影で一番楽だろうとって考えられるのは、何々の撮影はあのポイントって決められていて迷いなく その地点で撮影をすること。それから何の疑いもなく、こうこういう被写体を選んで撮影をするという 定番撮影をすること。そういうのは自分で何も被写体を探す必要もなく、撮影ポイントを自分で見つけ 出すこともしないのだから、精神的な労力は少なくてすみます。 しかしながらそういう撮影写真には苦労を伴う自主的な創造性が欠けていて、なるほど綺麗だけど あまり面白くないように写真になります。 私の知り合いの社長さんが、そういう写真を撮ります。(笑)  どこそこに何々を撮りたかったからと朝早くから出かけたんだけど生憎天気か悪くて撮影は断念して しまった、という苦労話を聞かされるんですが、でも本人はそれでも楽しくてしかたがないような顔を して語るわけですよ。 あの忙しい人が朝から晩まで働いて、仕事の苦労も並大抵ではないだろうって思うのですが、それ でも時間を割いて撮影に出かけるということ。 おそらく社長さんは撮影の往路には、自分の会社や仕事のことばかり脳裏に浮かんで熟考している と想像しますよ。気がつけば撮影地点についていて、それで、やおら自分が写真撮影に来たことを 思い出し、さあ撮影だと気合をいれる。帰路はまた会社のことを考えているわけです。(笑) 社長がほんとに自分の楽しみってことでやっているのは、撮影の一瞬だけ。撮影のその場のその 一時だけなんでしょう。 もちろん社長は自分の写真がヘタで誇れるものでないことはよく知っています。しかしその撮影が 楽しいってことはよく分かっていて、その楽しさを他人にも分かってもらいたくてこの私にも話してくれ るんですね。面白いでしょ。(笑) 実際のところ、人知れず孤独に会社を経営していて、その重圧のストレスを発散させるというか、 いやそうではなく、会社経営のより良いアイデアを浮かばせるためにこそ、彼の撮影行はあるんじゃ ないかなって言うことですかね。 そういうことの為に写真撮影というものを使ってもらえるっていうのは、私としても、すごく有り難く、 嬉しいことだなって思ってます。そう、写真は下手でも、創造性がなくてもいいんです。 自分の人生や、社会の為に有益だと思えれば、どんな形でも写真というのを使ってもいいんです。 自分の写真を投稿して、それで理解が得られない場合だってあります。悶着を起こす場合だってある わけですが、それでも人様それぞれに何かを得ようとして撮影し、そして投稿をされています。 そういう人間の尊さを忘れないで行きたいですね。

α550で撮った写真の話題

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