渋民の一本胡桃
…と私が勝手に呼んでいる盛岡市郊外のオニグルミの樹です。
昨年、岩手の女房の実家で父が亡くなり、母独りとなったので一緒に年越し
をしに行ってきました。
そしたら、岩手山が素晴らしい贈り物をくれました。
浅田次郎の『壬生義士伝』の中で、主人公の新撰組隊士"吉村貫一郎"が国許に残した妻子を
思い出して幾度となく語る景色です。
『南部盛岡は日本一の美しい国でござんす。
西に岩手山がそびえ、東には早池峰。北には姫神山。
城下を流れる中津川は北上川に合わさって豊かな流れになり申す。
春には花が咲き乱れ、夏は緑、秋には紅葉。
冬ともなりゃあ、真綿のごとき雪こに、すっぽりとくるまれるのでござんす。』