"ニワトコ”の実です。
4月に黄色い粟粒のような花を咲かせたあと、もう真っ赤に熟して小鳥達の食料になっています。
半月もしないうちにきれいに無くなってしまいます。

小鳥達が好きなんですか。勉強になります。赤いのは、小鳥が緑の中から見つけやすいようにするためなんでしょうね。

ペッタンコ１号さんがおっしゃるとおり、植物がカラフルな実をつけるのは糞とともに種を散布する鳥達
に食べてもらって、子孫を広げようとする自然の仕組みだといわれています。

鳥類の基本色覚は４原色で、３原色の人間より複雑な色を認識しているそうです。
一方、犬なのど哺乳類の基本色覚は２原色で、かなり色彩感覚は弱いようですが、白黒にしか見えない
というわけでもないそうです。

海中の植物だったか動物だったか、格子状に編み目を作っていく
ものがあったような。それに珊瑚の珠が付いたような。

この時期、明るく柔らかい日ざしの差し込みは、心地よいです。

私の前世はもしかしたら鳥かもと思うくらい、赤い実に反応してしまいます。このそそられる赤い実に、ボケがブラスされるとたまらんです。

ニワトコの実を好んで食べるのは、ツグミ類、ウグイス類、ムクドリ類です。
食べてみましたが、人間にはちっとも美味しくありません。