たぬき?
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 sd Quattro H
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 18-35mm
焦点距離 18mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/320sec.
絞り値 F5.6
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 6192x2648 (19,982KB)
撮影日時 2020-07-03 10:17:06 +0900

1   kusanagi   2021/2/28 22:04

この写真、いつものように何でもない写真であるわけですが、とにかく大体は自分の撮った写真を見
ないで済ます私ですが、この写真に関してだけは、モニターを見て、あれっ?タヌキが写っている!
と驚いた写真であるわけです。(笑)
いやタヌキではなく猫であるわけですが、私の撮影時の記憶では完全に欠落していた猫の存在です。

これはどういうことかと言うと、私としてはこの場のT字路の光景を記録しだたけの撮影であったんで
すね。そこに猫がいたなどとは全然気がついていなかったということなのです。
もしこのカメラが光学ファインダーを持つ一眼レフならば、撮影時に猫に気がついていたかもしれま
せん。つまりミラーレスカメラとは高性能なコンデジであるわけで、裸眼で見て、さて撮影しようとして
カメラを構えてシャッターを切る、その間に不明のタイムラグが存在するということではないか、という
ことです。
もし私がこの場で何も撮影をしなければ猫は絶対に見逃さなかったでしょうし、またデジイチで撮影し
ても、きっとファインダーの中で猫を発見していたでしょう。しかしミラーレスコンデジ撮影ではこの猫を
完全に見逃していたんですね。

これはちょっとショッキングな事柄ですね。つまり裸眼として、最初は猫がいない状況で見て、撮影が
終わった時も猫はいなかった。肉眼としてはそうなんですが、撮影時の僅かなタイムラグの間に猫は
出現し即去ったということであるわけです。
これが猫であったから良かったものの、もしライオンだったら私は食われていましたね。(^^ゞ しかし
ライオンはいなくてもマムシはいっぱいいますから。もしマムシの発見に気がついていなければと
思うと、あまり良い気はしません。
つまりは、撮影時の瞬間は被写体を見ていないのではないか、というのがコンデジやミラーレスである
のかも知れません。そしてミラーレスは予定調和の写真を撮るにはよいけれど、予想外の出来事には
対応できないのかも知れませんね。

撮影地は、香川によくある平地と山の間の、緩い斜面地の住居街です。街というほどではなく、村の
寄せ集まった住居地であるわけですが、たまに古い商店などもあったりします。平地は大切な稲作の
田んぼにして、背後の山は果樹栽培などに当てています。それでけっこう密集しているんですね。
昔は純然たる農家ばかりだった密集街です。平地に住居を建てれば効率的なのは言うまでもありま
せんが、昔はそれほどに生産力の源である稲作田圃を大事にしていたというわけです。このような村
の配置は香川だけでなく日本全国でみられます。九州や新潟でも典型的に見られました。
それにしても猫たちにとっては過ごしやすい環境であるわけでしょう。道は狭くて車はスピードを出せま
せんし、なにより裏山で自由に遊べますしね。
とにかく今回はまるでタヌキ猫に騙されたような出来事でした。(^^ゞ

2   MT   2021/3/1 08:39

おはようございます、私もクワトロを入手した時にファインダーでの撮影とモニターでの撮影を
試してみましたがその時の気分によって使い分けるようにしています、一眼レフからミラーレス一眼
に替えると面食らいますが慣れると失敗のない写真が撮れる確率が高いように思います、
DPクワトロ-0の投稿を楽しみにしています。


3   kusanagi   2021/3/1 22:16

ミラーレスカメラは、とにかくピントが良いですね。大体は位相差AF方式とコントラストAF検知式の
ダブルになっていて、後者の方式がキチッと合わせられますから。勿論sdクワトロもダブル方式式なっ
ていて、またdpクワトロはコントラストのみですが、レンズが小さいのでAFは速いですね。
そう言えばクワトロゼロも長く眠ったままです。あまり長く放置すると永遠に起きてこないかも知れない
ので、たまには使ってやらないといけないですね。(^^ゞ
dpクワトロだとレンズが固定なので、針金自作でスポーツファインダーでも作ろうかなって考えるところ
があります。(笑)

今回改めて思ったのは、光学一眼レフというのは、要するにフレームがあるということなんだと思いま
した。考えてみると裸眼で光景を見るぶんには写真としてのフレームがないんですね。ですので漠然と
しか見ていないことになるわけです。そこにファインダーというフレーム枠があると、たぶんそこで初め
て写真となるのだと思うのです。写真の誕生です。それで写真と裸眼(肉眼)の最大の相違がフレーム
だということですか。(^^ゞ
光学一眼レフのファインダーを通して光景を見ると、非常に印象に残るんですね。脳内への印象です。
ところが裸眼のままで写真を撮ると(背面液晶モニターのこと)、撮影時の記憶が希薄なんです。
希薄だし撮影へのモチベーションもあまり上がりません。こういうのは率直な感想ですね。

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