鹿屋港から眺める桜島
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1D X Mark II
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
焦点距離 45mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/99sec.
絞り値 F11
露出補正値 +0.0
測光モード スポット測光
ISO感度 200
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 4000x2250 (5.61MB)
撮影日時 2022-06-29 19:58:32 +0900

1   kusanagi   2022/6/30 22:57

1DXマーク2も、このように十二分な光量があれば1DS3のようなしっとりとした画質になりますね。
夏本番で、空気はどこまでも冴え渡り、世界は光に満ち溢れています。
こういうビックスケールの写真を撮ると、裏街道さんの本領が発揮、ということになります。やはり
生まれ育った東北のスケール感というのは生涯にわたって続くように思います。

私は写真ジャンル的に、東北写真部というのがあるのではないかと考えています。東北の写真は
絵になるということでもありましてね。それは広大なだけでなく山の緩やかさというものがそうさせる
のではないかと感じています。そこに住む東北の人達もきっとそうでしょう。おおらかさがあるみたい
です。

地質学的にみれば鹿児島湾というのは幾つものカルデラ火山が重なってできたものです。
鹿児島湾だけでなく宿毛沖の硫黄島や竹島なんかも巨大カルデラの外輪山の名残のようです。とにかく
スケール的に極めて巨大であって見る者に想像力を大いに掻き立てられるのです。九州は火山活動
の島と言っても過言ではなく、火山活動の痕跡がないところを探すのが難しいくらいです。

地理学的に見ると日本列島は、火山活動でできた地域と、もうひとつ巨大な圧力によって褶曲された
地域とがありますね。四国で言うと四国山地や讃岐山脈がそれにあたります。山が険しく高くなるの
が特徴です。そういうのは褶曲の日本アルプスと火山の富士山の違いと言えばわかりやすいでしょうか。

東北は基本的に火山活動の地域ですね。山の傾斜の緩やかさは火山のそれですし。人文的に見ると
火山活動地域の人達は根が明るくて大らかというのがあります。褶曲の地域の人は良く耐えますが
内に篭るというのがあるかもしれません。もちろんそれらはどちらかと言えばの傾向であるわけでそう
簡単に割り切れるものではありません。それに日本の地形は火山と褶曲の両方が複雑に重なり合って
出来ております。

ところで伊勢湾と若狭湾を結ぶラインは、日本列島のくびれですが数百万年後には海というか海峡と
なるようです。つまり列島が東西に分裂するんですね。これを中部沈降帯といいます。
ただでさえ狭い国土がチビる話はしたくないものですが、数百万年後の話ですので人類が存続している
可能性はゼロの未来です。
地形や地理や地学を知りますと過去の歴史だけでなく未来の世界も見えてくるわけです。想像力での
話ですが、なかなか面白いことだと思っています。
裏街道さんが撮られた場所は、過去の鬼界カルデラの大噴火で当時の南九州早期縄文文化を壊滅
させました。7300年前のことです。そこに住んで生活を営んでいた人達をまるごと埋もれさせた巨大噴火
であったわけですね。

2   裏街道    2022/6/30 00:02

宇部からこんばんは。
鹿屋はとても暑かったです。

3   裏街道    2022/6/30 23:37

kusanagiさんこんばんは。
なんやらのテレビ番組で日本列島はくの字に折れ曲がって裂けていくが
そこに砂や泥が溜まって領土が増す的な発言があったような・・・。
ぶらタモリだったかなぁ~定かではありません。

4   S9000   2022/7/2 07:15

おはようございます。美しい夏景色に大拍手です。
 ブラタモリは楽しい番組ですね。水由来の集落の形成過程と、土地の権利関係はけっこうリンクしているので、仕事においても参考になる(話のネタにしやすい)のです。
 とはいえ、仕事は後方支援に回ったので、現場恋し、であります。

5   裏街道   2022/7/2 16:23

こんにちは。
現在のS9000さんを現場に放ったならば一日中カメラを離さなくなりそうです。(^_^;)

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