キヤノン IXY 30S 作例
コンパクト
1,000万画素
2010年5月1日発売
IXY 30Sは、IXYで初めて広角端F2.0のレンズとHS SYSTEMを採用した、2010年5月登場のコンパクトカメラである。裏面照射CMOSと画像処理を組み合わせ、高感度撮影と高速連写へ機能を広げた。曲面を使う外観を保ちながら、暗い場面や動く被写体を撮るための構成にも重点を置いたモデルだった。
- シリーズ
- IXY
- 位置付け
- HS SYSTEMとF2レンズを初搭載したIXY
投稿写真 62枚
Camera Profile
IXY 30Sについて
発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。
ラインナップ上の位置付け
撮像素子は有効約1000万画素の1/2.3型CMOSである。レンズは28~105mm相当、光学約3.8倍、F2.0~5.3となる。F2.0は広角端の値であり、望遠側まで同じ明るさで使えるズームではない。レンズシフト式の手ブレ補正も備える。1公式 キヤノンIXY 30S 製品史・仕様
露出はPに加えてAvとTvを選べる。自動撮影だけでなく、絞りやシャッター速度の側から設定する入口を持たせた。ピント合わせには顔優先AiAFとサーボAFを用意し、人物や動く被写体を扱うための機能を組み合わせている。1公式 キヤノンIXY 30S 製品史・仕様
背面液晶は3.0型約23万ドット。本体は100×54.1×23.6mmで、本体のみ150g、電池とカードを含めると175gとなる。記録はJPEG静止画と、1280×720、30fpsのMOV動画に対応し、動画音声はリニアPCMのステレオである。1公式 キヤノンIXY 30S 製品史・仕様
先代からの進化
発売時レビューは、裏面照射CMOSとDIGIC 4の採用による高感度・高速連写への方向転換を説明している。レンズの開放F値だけでなく、撮像素子と処理エンジンも合わせて変更することで、暗い場面と素早い動きの双方へ機能を広げた。3レビュー デジカメ Watch新製品レビュー キヤノンIXY 30S
連写はフル1000万画素で約3.7枚/秒となる。ハイスピード連写では約8.4枚/秒を使えるが、記録は250万画素に下がる。大きな画像を残す連写と、画像サイズを抑えて速度を上げる連写を選ぶ方式である。1公式 キヤノンIXY 30S 製品史・仕様
動画でも高速撮影を用意し、ハイスピード動画では320×240の画像を240fpsで記録する。通常のHD動画とは記録サイズが異なり、HD画質のまま240fpsになる機能ではない。静止画の高速連写と同様、記録する画像の大きさと時間方向の細かさを切り替える構成だった。1公式 キヤノンIXY 30S 製品史・仕様
通常のHD動画では撮影中に光学ズームとAFを使用できる。静止画用のズーム範囲を、動画の撮影中にも変更できるようにした。高感度と連写だけでなく、動画を撮っている間の操作にも更新を加えている。3レビュー デジカメ Watch新製品レビュー キヤノンIXY 30S
操作は、タッチパネルを採用したIXY 10Sとは異なり、通常のボタンとコントローラーホイールを使う方式である。AvやTvなどを備える撮影機能を、物理的な操作部から扱うカメラだった。3レビュー デジカメ Watch新製品レビュー キヤノンIXY 30S
開発の背景
メーカーがHS SYSTEMと明るいレンズで狙ったのは、夜景や室内でのブレとノイズの抑制である。高感度センサー、画像処理、レンズを一緒に訴求し、いずれか一つの仕様だけではなく、それらの組み合わせをIXYの撮影機能として示した。1公式 キヤノンIXY 30S 製品史・仕様
外観には連続した曲面を使うカーバチャーデザインを採用した。ボディ色に加えて表面処理にも違いを設け、ホワイトは4層コーティング、ブラックはマットの3層、シルバーは細かなブラスト処理と発売時レビューは説明している。同じ形の色違いだけでなく、色ごとに表面の仕上げを変えていた。3レビュー デジカメ Watch新製品レビュー キヤノンIXY 30S
内容の確認日: 2026年10月10日
IXY 30Sで撮った写真の話題
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