カシオ EX-Z50 作例

2004年9月3日発売

カシオEXILIM ZOOM EX-Z50は、2004年に登場した、有効500万画素の薄型3倍ズームカメラである。EX-Z40の長時間電池駆動を引き継ぎ、同時発表のEX-Z55より小さな2型液晶と軽いボディを選ぶ構成とした。付属クレードルによる充電、転送、写真の再生に加え、すぐに撮るための操作や書類の台形補正も備え、持ち歩きから撮影後の閲覧までを扱う機種だった。

シリーズ
EXILIM ZOOM
位置付け
2型液晶を選んだ500万画素の薄型3倍ズーム機
先代
EX-Z40

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投稿写真 337枚

Camera Profile

EX-Z50について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2004年8月25日にEX-Z55とともに発表された。国内発表時には、Z55を9月3日、Z50を10月上旬の発売予定と分けて案内した。価格.comのZ50の製品記録は、発売時期を10月下旬としている。1プレス PC Watchカシオ、EXILIM EX-Z55/Z502プレス 価格.comEXILIM ZOOM EX-Z50 発売記録

店頭予想価格は国内でZ50が約5万円、Z55が約5万5000円だった。英国向けメーカー資料は、長い休暇や出張で使うことを想定し、小さなボディと長時間の電池駆動を訴求した。1プレス PC Watchカシオ、EXILIM EX-Z55/Z503プレス DPReview/Casio ElectronicsEX-Z50/EX-Z55 発表と英国プレスリリース転載

ラインナップ上の位置付け

1/2.5型原色CCDを用い、最大2560×1920画素のJPEGを記録する。レンズは35mm判換算35~105mm、F2.6~4.8のsmc PENTAX光学3倍ズームである。露出はプログラムAEで、ISO50、100、200、400と露出補正を設定できる。4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

アルミニウム製の本体は約87×57×22.4mm、電池と付属品を除き約121gで、最薄部は19.7mmだった。2型84,960画素の液晶と光学式ファインダーを併設する。Z55は2.5型115,200画素、約130gであり、Z50は小さな画面と約9g軽いボディという組み合わせを選ぶ機種だった。1プレス PC Watchカシオ、EXILIM EX-Z55/Z50

記録はSD/MMCと9.3MBの内蔵メモリーを使う。付属のUSBクレードルCA-24で充電とパソコンへの転送を行い、カメラ本体の端子はクレードル接続用となる。日々の充電と画像の取り出しを、置き台へ戻す操作にまとめた構成である。4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

先代からの進化

EX-Z40の400万画素から500万画素へ増やし、35~105mm相当のレンズ、2型液晶、本体約121gは引き継いだ。前世代で導入した低電圧の小型画像処理モジュールと1230mAh電池による、省電力路線を継ぐモデルだった。5プレス PC Watchカシオ、EXILIMにバッテリ長持ちの新機種1プレス PC Watchカシオ、EXILIM EX-Z55/Z50

CIPA準拠の撮影枚数はZ40の約360枚から、Z50では約390枚へ伸びた。Z50の説明書は、23℃、液晶オン、30秒ごとに広角と望遠を交互に撮影し、二枚に一枚発光、十枚に一度電源を切り入れする条件を記している。5プレス PC Watchカシオ、EXILIMにバッテリ長持ちの新機種4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

同じ説明書にある約970枚は、23℃でフラッシュを使わず、12秒ごとに撮る別の試験値である。390枚と970枚は測定条件が異なり、後者は高速連写の枚数を示す数値でもない。電池持続の長さを読む際には、撮影間隔と発光条件を合わせて見る必要がある。4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

撮影補助ではビジネスショット、オートマクロ、フラッシュアシスト、アイコンガイドなどを加えた。オートマクロは通常AFとマクロを自動で切り替え、近い被写体を撮る際のモード変更を減らす仕組みである。3プレス DPReview/Casio ElectronicsEX-Z50/EX-Z55 発表と英国プレスリリース転載

開発の背景

メーカーは、小型画像処理モジュールEXILIM Engineの省電力を、旅行中の充電回数を抑える利点として説明した。薄さと軽さだけでなく、持ち出した後にどのくらい撮り続けられるかを、製品の特徴に据えていた。3プレス DPReview/Casio ElectronicsEX-Z50/EX-Z55 発表と英国プレスリリース転載

撮影と再生には、それぞれ専用のダイレクトONボタンを設けた。電源が切れた状態から目的のモードへ直接入れるため、写真を撮りたいときと、撮った写真を見たいときの入口を分けている。4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

起動約1.6秒、レリーズタイムラグ約0.01秒というストロボオフ時の公称値も示した。ただし後者はAFを含む撮影待ち時間ではない。AFが終わる前に一気に全押しした場合には、合焦を待たずパンフォーカスで撮るオートPFを用意した。オートPFは設定で無効にもでき、ピント合わせを待つか、すぐに記録するかを使い分ける仕組みだった。3プレス DPReview/Casio ElectronicsEX-Z50/EX-Z55 発表と英国プレスリリース転載4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

ビジネスショットは、名刺、書類、ホワイトボードを斜めから撮った際の台形の歪みを補正する。被写体が画面内へ収まり、背景との境界を判別できることが条件で、補正後の画像は最大1600×1200画素となる。500万画素の通常撮影とは記録サイズが異なるが、紙面や板書を読みやすい形に残す用途を加えた機能である。4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

クレードルには、充電や転送以外に、置いたままスライドショーを再生するフォトスタンドの役割も持たせた。カレンダー表示やカメラ内でのHTMLアルバム作成も備え、撮影した画像をその後どう見るかまで扱った。携行するカメラと、机上で写真を見せる道具を、同じ本体と付属品でつないでいた。4公式 カシオEX-Z50 取扱説明書

内容の確認日: 2026年10月1日

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