FUJIFILM FinePix1300 作例

2000年1月1日発売

FinePix1300の仕様

FinePix1300は、2000年9月に発表され、10月17日発売と案内された富士フイルムの初心者向けコンパクトカメラである。総約131万画素のCCDと36mm相当の単焦点レンズを使い、USB接続と付属品によってパソコンへ画像を取り込む手順を簡単にすることを重視した。撮影機能の多さだけでなく、撮った画像をパソコンで使うまでの一式を用意した機種だった。

シリーズ
FinePix
位置付け
パソコンへのUSB転送を重視した単焦点の初心者向けコンパクト
先代
FinePix1200

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投稿写真 625枚

Camera Profile

FinePix1300について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

国内では2000年9月12日に発表され、10月17日発売、価格4万9800円と告知された。BCNは2000年のデジタルカメラ市場について、高性能・小型機と超低価格機の登場によって価格帯が広がった時期と分析している。FinePix1300は、その中で初めて使う人のパソコン利用を重視した製品である。1プレス ASCII.jp富士フイルム、131万画素デジタルカメラFinePix1300を発売2プレス BCN競争激化の2000年デジカメ市場でキヤノンIXY DIGITALが首位に

海外ではFinePix2400 Zoomとともに、従来のMXという名称をFinePixへ更新する製品として紹介された。地域ごとの名称整理も伴って登場した世代だった。3プレス DPReviewTwo new digital cameras from FujiFilm

ラインナップ上の位置付け

FinePix1200の後継で、初心者がパソコンへ画像を簡単に取り込めることを開発コンセプトとした。撮像素子は1/2.7型、総約131万画素の正方画素原色CCDであり、当時の上位製品が採るSuper CCDとは異なる。1プレス ASCII.jp富士フイルム、131万画素デジタルカメラFinePix1300を発売

レンズは光学ズームを持たない36mm相当のフジノン単焦点である。記録はJPEGで1280×960と640×480を選べ、RAWには対応しない。撮像系と記録形式は簡潔にまとめ、その画像を取り込むための接続を製品の中心に据えた構成だった。4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)

国内では8MBスマートメディア、USBインターフェースセット、AC-5VHを同梱した。海外カタログも画像の閲覧・編集ソフトとUSB接続を、パソコンで利用するための一式として訴求している。ただしACアダプターの扱いは地域で異なるため、国内の同梱内容として捉える必要がある。1プレス ASCII.jp富士フイルム、131万画素デジタルカメラFinePix1300を発売4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)

先代からの進化

先代に対する主な変更として、本体のUSB端子とUSB接続用一式の同梱を打ち出した。モードダイヤルと四方向ボタンを使って撮影、再生、転送を選ぶ操作系を採り、写真を撮った後の転送もカメラを使う流れに含めている。1プレス ASCII.jp富士フイルム、131万画素デジタルカメラFinePix1300を発売4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)

光学ファインダーと1.6型約5.5万画素の液晶を備え、画面で画像を確認できる。640×480の記録に限れば2倍デジタルズームと、約2コマ/秒・最大9コマの連続撮影を使えた。ズームはレンズを動かす光学方式ではなく、連写も最大記録サイズではないという条件付きの機能である。4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)

ライバル機種との比較

同じ時期に海外発表されたFinePix2400 Zoomは、光学3倍ズームと約200万画素を備えていた。1300は単焦点と約130万画素の構成であり、同じFinePixでも、撮影範囲と画素数で仕様を分けた選択肢だった。3プレス DPReviewTwo new digital cameras from FujiFilm

開発の背景

露出は64分割TTL測光のプログラムAEを基本とする。マニュアルモードでは露出補正とホワイトバランスの設定ができる。約8~15cmのマクロ撮影にも対応し、単焦点レンズで近くの被写体を撮る機能を備えた。4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)

電源には単3形電池4本を使い、アルカリ乾電池のほか別売のニッケル水素充電池にも対応した。メーカー公称の最大800枚は、アルカリ乾電池、フラッシュ使用50%、液晶オフという条件による値である。撮影枚数を読む際には、液晶をつけた通常の使用条件と同一ではないことに注意が要る。4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)

本体は110×77×39mm、電池なしで約200g、国内報道の電池・カード込みでは約300gであった。スマートメディアは3.3Vを使い、海外カタログでの対応容量は2~64MBである。カードにJPEGを記録し、USBで取り込むという、パソコン利用までの構成が明確な製品だった。4公式 富士写真フイルム(RS Components掲載)FinePix1300 メーカーカタログ(英語)1プレス ASCII.jp富士フイルム、131万画素デジタルカメラFinePix1300を発売

利用者の評判

店頭での受け入れは、BCNの販売台数集計に表れている。2000年暦年では16位、台数シェア1.75%だった。この調査は東名阪の協力販売会社9社316店舗を対象とするもので、全国市場全体のシェアではない。2プレス BCN競争激化の2000年デジカメ市場でキヤノンIXY DIGITALが首位に

2001年1~3月の集計では5位、台数シェア4.0%となった。ただし調査協力店が拡大しており、前年通年の数字とは期間も対象も異なる。二つの集計は、発売後のそれぞれの期間で店頭販売上の位置を示す記録として読める。5プレス BCN2001年1〜3月デジカメ市場の動向

内容の確認日: 2026年10月1日

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