FUJIFILM FinePix4700Z 作例

コンパクト

2000年1月1日発売

FinePix4700Zの仕様

FinePix4700Zは、初期のスーパーCCDハニカムを縦型ボディに搭載した、2000年発表のデジタルカメラである。総240万画素の撮像素子から、ハニカム信号処理によって最大432万画素の画像を記録する。FinePix1700Zに似た姿を受け継ぎながら、単3電池、ポップアップストロボ、USB転送など、携帯して使うための構成も改めた。

シリーズ
FinePix 縦型
位置付け
スーパーCCDハニカム初期世代の縦型コンパクト

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投稿写真 66枚

Camera Profile

FinePix4700Zについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2000年1月31日の発表報道では、発売予定を3月1日、価格を12万8000円としている。FinePix1700Zの上位機として登場し、同じ時期にはニコンFマウントのFinePix S1 Proの開発も報じられた。スーパーCCDハニカムを、コンパクトカメラと一眼カメラの双方へ展開しようとしていた時期の製品である。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

ラインナップ上の位置付け

公式仕様では、撮像素子を1/1.7型スーパーCCDハニカム、総画素数240万画素と記載する。最大の記録画像は2400×1800、すなわち432万画素で、ハニカム信号処理による出力である。撮像素子の総画素数と保存画像の画素数に違いがあることが、この機種の特徴を示している。2公式 富士フイルムFinePix4700Z 主な仕様

レンズはスーパーEBCフジノンの光学3倍ズームで、36~108mm相当、F2.8~4.5。感度はISO200/400/800相当、シャッター速度は3秒~1/2000秒を使う。新しい撮像素子を、3倍ズーム付きのコンパクトとして持ち歩く構成だった。2公式 富士フイルムFinePix4700Z 主な仕様

本体は幅78×高さ97.5×奥行32.9mmという縦長の形で、重量は本体255g、電池とカード込み310g。2型13万画素の液晶と実像式の光学ファインダーを備え、背面画面とファインダーの双方から構図を確認できる。2公式 富士フイルムFinePix4700Z 主な仕様

単3Ni-MH電池2本と充電器が付属する。1600mAhの電池を使った場合の目安は、液晶をオンにして約80枚、オフで約230枚と記載された。液晶を使うかどうかで撮影枚数に大きな差があり、光学ファインダーを備えることは電源の使い方にも関わっていた。2公式 富士フイルムFinePix4700Z 主な仕様

記録メディアは3.3Vのスマートメディアで、対応容量は2~64MB。JPEG静止画に加えて、音声付きMotion JPEG動画も扱う。2公式 富士フイルムFinePix4700Z 主な仕様

先代からの進化

外形はFinePix1700Zに似ているが、幅と厚さはわずかに縮小した。一方で専用電池から単3電池へ変更し、撮影時の重量は約40g増えたと発表時の報道は記録している。外形の小型化と電源の変更が同時に行われ、寸法と重量は同じ方向には変わらなかった。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

ストロボはレンズ横から上部のポップアップ式へ移った。縦長の基本形を残しつつ、光を出す部分の位置と使い方を変えている。操作部では十字キーの中央に情報表示用の液晶を組み込み、背面の画像確認用液晶とは別に状態を表示した。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

発表時には起動約2秒、撮影間隔約1秒、最大画像サイズで約0.2秒間隔の3枚連写という数値も示された。最大432万画素の出力を訴求するとともに、起動して撮影を続ける際の動作も説明された機種だった。パソコンへの画像転送にはUSBを採用した。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

開発の背景

スーパーCCDハニカムの技術発表は1999年10月と報道されている。FinePix4700Zは、その技術を製品に取り入れ、画素配列と信号処理によって記録画像の解像度を増やす方向を示した。新しい撮像方式を、既存の縦型FinePixに近い外観のカメラへ組み込んだのである。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

十字キー中央の情報液晶には、撮影時はオレンジ、再生時はグリーンというバックライトを採用した。起動時には「HELLO」、終了時には「Bye」を表示する。状態の表示をボタンの中心に置き、色や文字でもカメラの動作を伝える作りだった。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

外観の選択肢として、数量限定のブラックバージョンも発表した。ハニカムCCDの出力を前面に出す一方で、ボディの色や情報表示にも工夫を加えた。新しい撮像技術、単3電池を使う運用、縦型の操作部を一つにまとめた初期世代のFinePixである。1プレス PC Watchハニカム432万画素・光学3倍ズームのFinePix

内容の確認日: 2026年10月10日

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