楽しい時間はあっという間に過ぎ、すっかり夜になった。僕とI係長はビアガーデンを出て、駅に戻ってきた。ほんのり赤くなったI係長の表情を見つめる僕。I係長「ありがとう、今日は楽しかったわ」よっち「I係長、実は・・・」そう言い掛けた瞬間、I係長が口を開き、その言葉に僕は固唾を呑んだ。I係長「待って!よっちさん。今は会社じゃないわ。<係長>ではなく<I>って呼んで」よっち「あっ、Iさん、、、今日は付き合っていただいてうれしかったのですが、本当は他に予定があってこの駅で降りたのでは?」しまった、余計なことを言ってしまった。でも、I係長は笑顔だった。I係長「レディにそんな事聞いちゃだめよ。それではよっちさん、よい週末を」よっち「Iさんも、よい週末を・・・」僕は、足取り軽く駅に向って歩いていく彼女の後姿を見つめ続けるだけだった。(終)
うーん。様々な人の思いと共にサッポロの夜は更けて行く…「えきへきえ」…何故か回文が浮かんでしまいました。組写真と言うのも面白いですね。楽しめました♪暗い条件で綺麗な写りですね。
連続シリーズは初めて見るので続きが気になりますね。どの写真もいまからドラマのシーンが始まりそうな、動き出しそうな雰囲気ですね。またぜひ続編を。楽しみにしています。
最後に何か言い足りないような結末が何ともドラマですね〜。そういう楽しい時期って何年前だろう・・・(~_~;)
もっとお話の続きが知りたくなってきました。なんかワクワクしてしまいました。
名前を呼んで、と言われたということは一歩進んだということですね。やはり皆さんと同じように続きが楽しみです。
みなさん、ごらんいただきありがとうございました。みなさんに楽しんでもらえて大変うれしいです。元々、写真雑誌の作品コンテストには「組み写真の部」というのが必ずありますが、photoXPでは一回の投稿で1枚しか掲載できないので、こんなことを考えてみました。もし続編の構想が思いついたら、また挑戦してみたいと思います。(ちなみに、今回のストーリーは実話半分、フィクション半分でした)
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