オリンパス E-300 作例

一眼レフ

2004年12月3日発売

E-300の仕様

2004年9月に発表され、同年12月にレンズセットから発売された、オリンパスのフォーサーズ一眼レフ「Eシステム」の普及機である。プロ向けのE-1に続くEシステム第2弾で、E-1を最上位に残したままその下に置かれ、ペンタプリズムを廃してポロ光学系を採用した新デザインと10万円を切る価格で、コンシューマー層に向けられた。後継機はE-500とされる。

シリーズ
Eシステム
位置付け
フォーサーズ初の普及機(プロ向けE-1に次ぐEシステム第2弾)
先代
E-1
後継
E-500

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投稿写真 1517枚

Camera Profile

E-300について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

E-300は2004年9月28日に発表され、「E-300レンズセット」が2004年12月3日に発売された。1プレス オリンパスニュースリリース:「E-300レンズセット」発売日決定のお知らせと発売記念キャンペーンの実施について価格はオープン価格で、デジカメWatchは発表時点でボディのみの店頭予想価格を10万円弱程度と見込んでいた。2プレス デジカメWatchオリンパス、10万円以下のフォーサーズ一眼レフ「E-300」

ボディのみの発売時期ははっきりしない。発表時のニュースリリースは、2005年春の発売予定としていた。3プレス オリンパスニュースリリース:新デザインの800万画素普及型デジタル一眼レフカメラ「E-300」新発売一方、価格.comのスペックページは発売日を2005年1月としている。4レビュー 価格.comオリンパス E-300 ボディ スペック・仕様

ラインナップ上の位置付け

オリンパスのニュースリリースは、E-300を「新デザインの800万画素普及型デジタル一眼レフカメラ」と位置付けた。3プレス オリンパスニュースリリース:新デザインの800万画素普及型デジタル一眼レフカメラ「E-300」新発売デジカメWatchも、プロフェッショナル用途を意識したE-1に対し、E-300をコンシューマー用途を想定した製品としている。

デジタル一眼レフ担当部長の渡辺章氏は、E-1をトップモデル、E-300を普及機とし、その間に2桁型番の中級機を置く3段階のラインナップ構想を語った。5インタビュー デジカメWatchオリンパスの担当者に聞く、E-300とE-Systemの今後E-300はE-1の世代交代ではなく、E-1を最上位に残したまま、その下に加わった機種である。2005年発売のE-500のニュースリリースも、E-500を初代E-1、普及型E-300に続くデジタル一眼レフ第3弾としている。6プレス オリンパスニュースリリース:デジタル一眼レフカメラ第3弾、小型・世界最軽量を実現した普及型「E-500」を新発売

先代からの進化

撮像素子は4/3型のCCDで、有効画素数は約815万画素である。ボディはアルミニウムのトップカバーとアルミダイキャストのシャーシで構成され、E-1に続いて、世界初とされる超音波防塵フィルター(SSWF)によるダストリダクションシステムを備える。3プレス オリンパスニュースリリース:新デザインの800万画素普及型デジタル一眼レフカメラ「E-300」新発売AF測距点は自動選択と任意選択ができる3点で、質量はカードや電池を含まずに約580gである。7プレス オリンパスニュースリリース:仕様:新デザインの800万画素普及型デジタル一眼レフカメラ「E-300」新発売

外観の面では、ペンタプリズムを廃し、ポロ光学系とサイドスイングミラーを採用した。デザイン本部の漆畑睦氏はこのデザインについて「E-1の成功があったからこそ暴れることができた」と述べ、映像商品企画部の松澤良紀氏はポロファインダーの採用を「将来のEVF時代を先取りしたもので先手を打った」と説明した。一方、E-1が防塵防滴仕様だったのに対し、E-300は防滴仕様を持たない。開発陣によれば、その分、低価格化とインターフェイス・操作性の改善に重点を置いたという。8インタビュー デジカメWatch【インタビュー】オリンパス E-300開発陣に聞く

ライバル機種との比較

北米での名称はEVOLT E-300である。dpreviewは、E-300をキヤノンEOS 300D(Digital Rebel)、ニコンD70、ペンタックス*ist DSと直接競合する機種とし、質量は*ist DSよりわずか19g重いだけだとした。9レビュー dpreviewOlympus E-300 EVOLT Review(序盤)デジカメWatchのレビューは、キヤノンEOS Kiss Digital、EOS 20D、ニコンD70と比べている。10レビュー デジカメWatch【那和秀峻の最新デジカメレビュー】オリンパス E-300

開発の背景

映像商品企画部の松澤良紀氏によれば、開発コンセプトは「ハードルの低い本物」で、「高性能な本物の静止画をきれいに撮れる機械」を合言葉にした。初心者向けのエントリークラスでありながら、開発者自身も気軽に買える価格設定を目指したという。同じインタビューでは、E-1とE-300の中間に位置する製品の必要性にも触れ、より多層的なラインナップを検討しているとの発言があった。8インタビュー デジカメWatch【インタビュー】オリンパス E-300開発陣に聞く

渡辺章氏は、E-300の狙いを低価格と高性能によるフォーサーズシステムの普及とし、「手軽にレンズ交換式一眼レフカメラの世界にやってきて欲しい」と語った。デザインも、コンパクトカメラからステップアップするユーザーが身構えずに移行できることを狙ったという。同氏はフォーサーズを銀塩システムとの関係を断ち切った新しいシステムと位置付け、オープン規格としてシグマなど他社の参入も積極的に受け入れる姿勢を示した。将来の高画素化にも対応できる光学性能を、フォーサーズ規格のレンズで確保したとも述べている。5インタビュー デジカメWatchオリンパスの担当者に聞く、E-300とE-Systemの今後

利用者の評判

価格.comのユーザーレビューは40件のうち39件が評価の対象で、総合評価は4.71である。項目別ではデザインとバッテリー性能が平均を上回る一方、機能性、付属品、操作性は平均を下回る。良い点にはコダック製CCDによる独特の色味と画質、洗練されたデザイン、10年以上使っても満足できる基本性能が挙がり、悪い点には操作の複雑さ、オートホワイトバランスの精度、高感度時のノイズ、シャッター音の大きさが挙がる。11レビュー 価格.comオリンパス E-300 ボディ レビュー評価・評判

発色への評価は、出典をまたいで共通する。デジカメWatchのレビューも深く濃い発色とハイライトの階調の良さを繰り返し評価しており、価格.comの掲示板でも、色合いの濃さや素直で自然な描写を魅力に挙げる投稿がある。高感度時の画質を弱点とする点も、価格.comのレビューとデジカメWatchのレビューに共通する。12レビュー デジカメWatch【伊達淳一のデジタルでいこう!】オリンパス E-300

評判の出典

8件

内容の確認日: 2026年9月28日

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