パナソニック DMC-TZ30 作例

コンパクト

1,410万画素

2012年3月8日発売

DMC-TZ30の仕様

DMC-TZ30は、2012年3月に発売されたパナソニックのLUMIX TZシリーズの高倍率コンパクトカメラである。先代TZ20の光学16倍ズームを20倍に伸ばしながらレンズと本体を薄くし、新しい高感度MOSセンサー、1080/60p動画、液晶に地図を出せるGPSを加えた。一方でセンサーの大きさと画素数、バッテリーと撮影可能枚数は据え置かれ、価格.comの項目別評価でも電池の持ちだけがカテゴリ平均を下回っている。

シリーズ
TZ
位置付け
光学20倍ズームのGPS付き高倍率コンパクト
先代
DMC-TZ20
ライバル
PowerShot SX260 HS

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投稿写真 40枚

Camera Profile

DMC-TZ30について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

パナソニックは2012年1月31日、DMC-3D1やFT4、SZ7などとともに、レンズ一体型LUMIXの新製品9機種を同時に発表した。DMC-TZ30はその一つで、3月8日に発売された。価格はオープンで、店頭予想価格は一覧記事で4万円前後とされたが、3万円前後とする記事もある。1プレス デジカメ Watchパナソニック、「TZ30」「3D1」「FT4」「FX80」などLUMIX 9モデルを発表 発売時のレビューは、実勢価格を3万円前後と書いている。2レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-TZ30 〜画質の向上がうれしい定番高倍率コンパクト

同じ3月には、25-500mm相当の20倍ズームを備えた他社の高倍率コンパクトも相次いで発売された。キヤノンのPowerShot SX260 HSは2日に発売された。3プレス デジカメ Watchキヤノン、「IXY 420F」、「PowerShot SX260 HS」、「PowerShot A3400 IS」を3月2日に発売 ソニーのDSC-HX30Vは16日の発売で、TZ30の発売日はちょうど両機の間に当たる。4プレス デジカメ Watchソニー、1,820万画素で20倍ズームやGPS機能を搭載した「サイバーショットDSC-HX30V」

ラインナップ上の位置付け

TZシリーズは、比較的コンパクトなボディに高倍率ズームを載せたシリーズで、TZ30は2006年のDMC-TZ1から数えて7代目に当たる。2レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-TZ30 〜画質の向上がうれしい定番高倍率コンパクト 直接の先代は2011年2月発売のDMC-TZ20である。TZ30はGPSを搭載し、撮影した写真を地図上に配置できるが、ログ機能は持たない。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」

先代からの進化

まず、ズーム倍率を上げながら本体を薄くした。光学ズームはTZ20の16倍(24-384mm相当)から20倍(24-480mm相当)になり、レンズの厚みは27.5mmから23.2mmに、ボディの奥行きは33.4mmから28.2mmに縮んだ。外形寸法は104.9×58.9×28.2mm、質量はバッテリーとメモリーカードを含めて約206gである。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」 パナソニックは、光学20倍ズームを搭載したデジタルカメラとして世界最薄だと説明した。初代TZ1の10倍から6年で、ズーム倍率は2倍になった。2レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-TZ30 〜画質の向上がうれしい定番高倍率コンパクト

撮像素子は1/2.33型の有効約1,410万画素MOSで、サイズも画素数もTZ20から据え置かれた。そのうえでセンサーを新しい高感度MOSに替え、パナソニックはISO1600でのS/N比が3.8dB改善したと説明した。通常撮影の最高感度はISO1600からISO3200に上がり、高感度モードではISO6400まで使える。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」

AFはアルゴリズムの見直しで従来機より20%速くなり、合焦速度は約0.1秒とされた。連写はTZ20と同じく、AF追従で最大5枚/秒である。動画は1080/60pのAVCHD Progressiveに対応し、MP4形式でもフルHD(30p)で記録できる。風音低減機能にはオートが加わり、ズームノイズキャンセル機能も備えた。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」

GPSは、背面液晶に地図を表示できるようになった。地図データは、付属のDVDから必要な地域をSDメモリーカードに複写して使う方式である。GPSアシストデータにも対応し、USB接続で適用すると測位が速くなるとされた。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」 標準で表示できる地図は本州全体が映る程度の縮尺で、詳しい地図を見るには、その地域の地図データを複写しておく必要がある。2レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-TZ30 〜画質の向上がうれしい定番高倍率コンパクト

撮影機能では、TZ20までパソコンで合成していたパノラマを、カメラ内で合成できるようになった。おまかせiAには「iHDR」が、シーンモードには「逆光補正HDR」が加わった。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」

変わらなかった部分もある。3型タッチパネルの液晶モニターはTZ20から変更がなく、バッテリーも同じDMW-BCG10で、撮影可能枚数は約260枚のままだった。充電方法は変わり、AC-USB変換アダプターを使うUSB充電になった。5プレス デジカメ Watchパナソニック、地図表示が可能なGPS搭載20倍ズーム機「DMC-TZ30」

ライバル機種との比較

同じ3月に発売された20倍ズーム機と比べると、TZ30は広角端が24mm相当で、2機種の25mm相当より広い。露出モードは、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出をTZ20から引き続き備える。6公式 パナソニックDMC-TZ30 仕様・詳細情報

キヤノンのPowerShot SX260 HSは、1/2.3型有効1,210万画素の裏面照射型CMOSと、25-500mm相当 F3.5-6.8のズームを備え、直販予定価格は3万4,980円だった。3プレス デジカメ Watchキヤノン、「IXY 420F」、「PowerShot SX260 HS」、「PowerShot A3400 IS」を3月2日に発売

ソニーのDSC-HX30Vは、1/2.3型有効1,820万画素のExmor R CMOSと、25-500mm相当 F3.2-5.8のズームを備え、店頭予想価格は4万5,000円前後だった。ログ機能付きのGPSと無線LANを内蔵する一方、厚さは34.6mmで、TZ30の28.2mmより6mmあまり厚い。露出モードはプログラムAEとマニュアルとされる。4プレス デジカメ Watchソニー、1,820万画素で20倍ズームやGPS機能を搭載した「サイバーショットDSC-HX30V」

開発の背景

TZシリーズは、世代ごとに動画機能を引き上げてきた。デジカメWatchのレビューの整理では、TZ7でAVCHD Lite(720p)に、TZ20でCMOSセンサーとフルHD(60i)に対応し、TZ30でフルHD 60pに進んだ。2レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-TZ30 〜画質の向上がうれしい定番高倍率コンパクト

利用者の評判

価格.comのレビューでは、2023年3月時点の集計で、ブラックの満足度が135件の平均4.45と、カテゴリ平均の4.34を上回る。評価は5が62%、4が29%と高い側に集まり、後継のDMC-TZ40の4.37(72件)もわずかに上回っている。7掲示板 価格.com価格.com - LUMIX DMC-TZ30-K [ブラック] レビュー・評価

項目別では、デザイン4.48、画質4.26、操作性4.27、携帯性4.25、機能性4.49、液晶4.38、ホールド感4.49とバッテリー以外はカテゴリ平均を上回り、バッテリーだけが3.71と平均の3.86を下回った。7掲示板 価格.com価格.com - LUMIX DMC-TZ30-K [ブラック] レビュー・評価 電池の持ちは発売時のレビューも弱点に挙げ、撮影可能枚数が約260枚のままで、動画や連写を多用するとすぐ切れると書いた。2レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】パナソニックLUMIX DMC-TZ30 〜画質の向上がうれしい定番高倍率コンパクト

評判の出典

2件

内容の確認日: 2026年10月12日

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