ミツマタ　丁度　ピークだった様で
深山への奥へと　大群生が見事でした。

パッと見で「おが屑」か何かに見えてしまうほど物凄い光景に圧倒されます。
背の高い木々と水の流れを入れて素敵な構図取りにも感心します。

”ミツマタ” はジンチョウゲ科ミツマタ属。
枝が三つ、三つと別れていくのでこの名が。
この樹の若枝の皮は和紙、とりわけ紙幣の原料として有名ですね。
以前は造幣局に納めるため西日本各地の山あいで栽培されていましたが、
栽培農家が減って、今では紙幣原料の約９割が中国・ネパールからの輸入になっているようです。
ここもきっと、明治か大正期に紙幣用ミツマタを栽培するために植えられたものと思われますが、今は観賞用の名所となっているのでしょうね。

最大拡大すると、スギ林の下に広がるミツマタ群の壮観さが凄い迫力です。
ただ、手前の群落がシロ飛びしてしまっているのが惜しいです。

うねりを感じる様な花数、半端ないですね。
奥まで這い上がる群生は貴重です。凄いなぁ。

コメントありがとうございます。

　暗い木立の奥まで　消えゆくように
果てしなくミツマタが埋め尽くす　
この景観が大好きです。

　>.手前の群落がシロ飛びしてしまっているの
真上から日差しが降り注いで
HDR撮影しましたが　明るい部分はこんな感じになっちゃいました。
　輝く様な様だったので　敢えて現像時に補正してないです。

思わず声を出しそうになる圧倒的なミツマタの群落に見入ってしまいま
した。