【春夏秋冬】斑入りの葉
広島市中区縮景園にて。
山岡荘八氏の小説「徳川家康」では、少年時代に今川家の
人質だった竹千代(後の家康)を教育して人格形成に大きな
影響を与える人物として太原雪斎が描かれます。その中で、
「斑入りの葉のように自分は世間の流れに先立つ存在であり
たい」「やがて周囲の葉が紅葉してくれば、斑入りの葉は
かえって赤みの不足を問われるかもしれないが、それでよい」
という趣旨の説諭を述べます。
1983年の大河ドラマ「徳川家康」では、故小林桂樹氏が
雪斎を熱演し、この説諭も採用されています。(竹千代本人
に対してではなかったかも)
縮景園のこの位置に、毎年必ず斑入りの葉が出現するので、
撮影の都度、この小説とドラマを思い出します。