SILKYPIX 作例

RAW現像

2004年8月2日公開

SILKYPIXの公式サイト

2004年に市川ソフトラボラトリーが発売した国産の汎用RAW現像ソフトで、月額課金のない買い切り型のライセンス販売を続けながら版を重ね、2024年にはPro12が出た。同じ現像エンジンはパナソニックや富士フイルム、ペンタックスなどのカメラに付く現像ソフトにも使われ、同梱版の利用者が上位の機能を求めて専用版や汎用版へ移る道も用意されてきた。Lightroomなどの定番と並べた比較では、機能の幅では譲る一方で、扱いやすさやRAWのまま複数コマを合成できる点が挙げられてきた。

提供元
テクノホライゾン
位置付け
国産の汎用RAW現像ソフト。カメラメーカー各社の同梱版にもエンジンが使われる

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投稿写真 18888枚

最後の花道

既に過去帳入りしてしまった光景ですが、昨年秋の陸羽東線での1コマです。引退間近のキハ28と58が修学旅行色をまとい「おもいで湯けむり号」として最後の力走を見せていました。ススキが揺れる分水嶺の駅、堺田駅を通過するロートルコンビです。

秋の原風景

ふらりと秋の石巻線沿線へ。田んぼの稲穂は黄金色に色付いていました。萱葺き屋根の古民家を横目に今やベテランとなったキハ40系が走ります。

雨晴海岸

景勝地の雨晴海岸を行く氷見線の列車です。源義経が雨宿りをしたという岩が近くにあります。海岸に下りれば立山連峰を背景に撮ることも出来そうです。

終着駅

北陸鉄道石川線の終着駅、加賀一の宮駅です。来月末で区間廃止となり、このホームから列車が発着する事は無くなります。神社を模した重厚な駅舎は保存をお願いしたいものですが。

尾小屋の記憶

小松のなかよし鉄道で子供達を乗せて走る小さな気動車、キハ1です。かつては尾小屋鉄道という軽便鉄道で働いていました。木立の中、狭軌の細いレールの上をのんびり走る様は郷愁を誘います。

朝の食パン

金沢駅側のホテルの部屋から行き交う列車をお手軽撮影。食パンこと419系も6両編成で登場です。金沢駅界隈も昔とずいぶん変わりましたね。

古豪とワム

少し古い写真ですが、岳南鉄道比奈駅での一コマです。ここは今もワムの群れを見ることが出来ますが、その入換は今年で81歳という古豪ED501が主に担っています。ここでは突放で貨車の切り離しを行うので、ワムに操車さんが乗ってます。他では見られないこの光景は素晴らしいものがあります。

いなほ

海沿いの田んぼの中を走る羽越本線の特急です。今年は天候不順でしたが稲穂は順調に育っていたようです。この秋はここをSLが走るそうですね。

酒田港

酒田港の貨物線です。多数の引込線があった往時の賑わいはありませんが、他にはない独特の雰囲気が味わえる所です。画面左手奥には鳥海山がそびえていますが、この日は残念ながら雲が掛かっていました。

夏のストーブ列車

夏空の下を走る津軽鉄道の客車列車です。冬のストーブ列車として有名ですが、立佞武多祭りの期間中は臨時で登板するそうです。

南国のローカル線

すっきりしない天気が続いてますので、多少なりとも清涼感を。夏ではなく冬の撮影ですが、日南線の大堂津橋梁です。単行なれど快速の日南マリーン号が志布志へ向け駆け抜けます。この秋からは元高千穂鉄道の車両が走るそうですね。

初夏のわ鉄

わたらせ渓谷鉄道沿線も初夏の装いでした。紫陽花が見頃の駅にトロッコ列車が到着です。

紫陽花

紫陽花の回廊を駆け抜ける大井川鉄道のSL急行です。梅雨時ならではの煙景ですね。

早苗を横目に

先日の只見線SL列車です。会津柳津駅を発車した列車は坂を上るため力行して来ます。奥の田んぼでは手植えで苗を植えているようでした。

神前通過

只見線のSL列車です。七日町駅を発車した列車は小さな社の前を通過して行きます。

雨宮号

唯一の駅を発車した雨宮号です。線路は変則8の字状のループ線になっていて10分ほど掛けて1周します。ゆっくりと走るので1周する間に数カット撮影も可能です。緑豊かな時期にも訪れてみたいですね。

鏡田の中を

先日のSL会津只見新緑号です。田植えの終わった田んぼの中をSL列車が駆け抜けていきます。

春の丸瀬布

丸瀬布森林公園の保存SL、雨宮21号です。かつて営林署で働いていた小さなSLですが、これまた小さな客車を牽いて走る様はとても魅力的です。汽笛の音色がまた好いんですよ。乗って撮って、好きな人なら一日居ても飽きないでしょうね。

夕焼け

沈む夕日を背に多摩川を東横線が渡っていきます。もう少し右寄りから撮れれば良かったのですが。

上州の999号

春を探して上信電鉄沿線へ。お馴染みのキャラクターが描かれた999号が走っていました。

20年目の春

国鉄足尾線を引き継ぎ、わたらせ渓谷鉄道になって20年目の春が来ました。咲き誇る桜が彩りを添えます。

桜俯瞰図

家山の見事な桜並木の中を、この日最後の上りSL急行が駆け抜けていきます。 晴れてくれればまた格別だったのですが、残念ながら曇ってしまいました。

くろがねと桜

この時期限定のヘッドマークを掲げた春のSL急行です。このC108はC10型では唯一の現役機です。

急行さくら

少々古い写真ですが、桜が咲く頃の川根路のSLです。ここ青部駅の桜も往時に比べると少々寂しいものになりました。この312号機も今は引退してます。今年はどんな煙景が見られるでしょうか。

春の門前

いすみ鉄道沿線は菜の花が見頃になりました。お寺の門前も春色です。

春を告げる煙

田野口駅を通過するSL急行です。沿線の桜はまだ見頃前でした。

桃源郷

またも昨年の写真ですが、春のわたらせ渓谷鉄道神戸駅です。 駅周辺は桜や花桃が咲き乱れて華やかです。 日中は混み合うので、陽が大分傾いてからの撮影です。

早春の大井川

昨年の写真ですが、抜里駅を通過するSL急行です。タイ国鉄の装いで復活したC56も大井川の顔となりました。沿線は今は梅や花桃が見頃でしょうね。

追憶の島鉄

少々古い写真ですが、南島原駅側の舟溜りにて。ちょうど潮が満ちていて水鏡となりました。この旧型気動車達も今は過去帳入りしてます。

菜の花鉄道

春を求めて房総へ。いすみ鉄道沿線は菜の花が咲き始めていました。

Software Profile

SILKYPIXについて

提供元の資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、このソフトウェアの系譜と評判をまとめました。

登場と系譜

Windows版のSILKYPIX Developer Studio 1.0は、発売を伝えた記事によれば2004年8月2日にダウンロード販売のみで発売され、価格は1ライセンス9,800円だった。対応OSはWindows 98SEからXPまでで、キヤノン、ニコン、オリンパス、コニカミノルタ、ペンタックス、松下電器(パナソニック)の機種のRAWを扱えた。1プレス PC Watch(Impress Watch)市川ソフトラボラトリー、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 1.0」同じ年の12月20日には同価格でMac OS 10.2以降向けのMac版1.0が出て、Windows版もDNGに対応した。ただしこのMac版の記事はWindows版を「6月に発売」と記しており、Windows版の発売時期には食い違いがある。2プレス デジカメ Watch(Impress Watch)市川ソフトラボラトリー、RAW現像ソフト「SILKYPIX」のMac版を12月20日に発売

2008年には上位のProシリーズが加わり、番号付きの新版は2017年のPro8、2018年のPro9、2020年のPro10、2021年のPro11と続いた。3公式 株式会社市川ソフトラボラトリー沿革

提供元は2023年に姿を変えた。同年4月1日にテクノホライゾングループの5社が合併してアドワー株式会社が発足し、市川ソフトラボラトリーは独立した会社としては消えたが、アドワーはSILKYPIXの事業を従来どおり続けると表明した。4プレス デジカメ Watch(Impress Watch)RAW現像ソフト「SILKYPIX」は健在…市川ソフトラボラトリーが自社グループに吸収、社名を変更2024年7月18日にはアドワーからPro12が発売されたが、スタンダード版は用意されなかった。5プレス デジカメ Watch(Impress Watch)UI刷新で“わかりやすさ”を追求…RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro12」

提供形態と位置付け

市販版は買い切り型のライセンス販売で、月額課金はない。Pro10の発売時には1ライセンスで3台のPCまで登録でき、旧版の所有者向けのアップグレード価格に加えて、同梱版の利用者向けにも17,600円のアップグレード価格が設けられた。6公式 株式会社市川ソフトラボラトリー(PR TIMES)RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズ10作目となる「SILKYPIX Developer Studio Pro10」の販売を開始

SILKYPIXにはもう一つ、カメラメーカーの付属ソフトの中身という顔がある。2021年時点で提供元は、TAMRON、CASIO、PENTAX、FUJIFILM向けの版を含め、カメラやレンズへの同梱版を提供しているとした。6公式 株式会社市川ソフトラボラトリー(PR TIMES)RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズ10作目となる「SILKYPIX Developer Studio Pro10」の販売を開始リコーイメージングのDigital Camera Utility 5も、SILKYPIXのエンジンを採用したRAW現像ソフトと報じられている。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)リコーイメージング、Digital Camera Utility 5をK-S2に対応

パナソニックのカメラには無償のバンドル版「SILKYPIX Developer Studio SE」が、富士フイルムのカメラには「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」が提供されている。同梱版の利用者からは上位版の部分補正やかすみ除去を使いたいという要望があり、2019年にはPro9の機能を持つ両社カメラ専用の版が3,980円で期間限定販売された。この専用版は対応機種の追加やアップグレードを行わないものだった。8プレス デジカメ Watch(Impress Watch)SILKYPIX Pro9に、カメラメーカー専用版(Panasonic/FUJIFILM)

同じ売り方は2026年にも続いた。2026年8月24日にはPro12のパナソニック用と富士フイルム用が各6,930円でテクノホライゾンの直販サイトから発売された。Windowsのダウンロード版のみで、他社のカメラを使う場合は汎用版Pro12へのアップグレードで対応する。9プレス デジカメ Watch(Impress Watch)SILKYPIX Developer Studio Pro12のパナソニック用・富士フイルム用を発売現在の製品ページは、Pro12発売時のアドワーではなくテクノホライゾン株式会社の名義で、この2版を汎用のPro12やPro11と並べ、全機能を30日間試せる無料体験を案内している。10公式 テクノホライゾン株式会社SILKYPIX 製品ページカメラに付く同梱版から始まり、メーカー別の専用版、各社のRAWを扱う汎用版へと段階的に移れる構成が、市販ソフトとカメラ付属ソフトの両方を担うSILKYPIXの売り方である。

主な機能の変遷

1.0が打ち出したのは、新開発のデモザイク処理で偽輪郭やモアレ、偽色、色ノイズを減らすことと、独自のカラーマッチング処理だった。購入前は機能を制限した「フリーモード」で動いた。1プレス PC Watch(Impress Watch)市川ソフトラボラトリー、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 1.0」

Pro10(2020年2月19日発売)では複数コマの合成が加わり、6種のブレンドモードと手持ち撮影向けの自動位置合わせを備えた。ノイズ低減の「ファインディティール」や部分補正のぼかしも加わった。6公式 株式会社市川ソフトラボラトリー(PR TIMES)RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズ10作目となる「SILKYPIX Developer Studio Pro10」の販売を開始

Pro11は2021年12月9日にスタンダード版の11と同時に発売され、シリーズで初めて現像エンジンを刷新した。新しいデモザイク処理「クリアビュー」を従来の「標準」と切り替えて使え、Pro11では超解像合成や修整ブラシ、Apple ProRAWへの対応も加わった。対応カメラは800機種以上で、Windows版が先に出て、macOS版は2022年春の予定とされた。11プレス デジカメ Watch(Impress Watch)シリーズ初、現像エンジンを刷新した「SILKYPIX Developer Studio Pro11/11」。Apple ProRAWにも対応Pro12(2024年7月)では、提供元は初心者にも分かりやすくすることを狙って画面構成を大きく変えた。ピクセルシフト撮影のRAW合成やiPhoneの8bit HEIFにも対応したが、発売時の対応OSはWindows 11/10(64bit)だけで、macOSへの対応時期は未定だった。5プレス デジカメ Watch(Impress Watch)UI刷新で“わかりやすさ”を追求…RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro12」

競合ソフトとの比較

Pro 7を検証したデジカメWatchの記事は、DxO OpticsPro 11 ELITEやLightroom CCと機能を並べた。SILKYPIXはレンズプロファイルや明瞭度、ヴィネット効果などの項目が少ない一方、ファインカラーコントローラやホワイトバランスのプリセットは充実していた。レンズプロファイルがないため歪曲収差と周辺光量は手動で補正し、撮影場所やテキストで画像を探す管理機能もなかった。新機種への対応は中級機・入門機ではLightroomより早いとしたが、富士フイルムX-T2はLightroomが先で、ペンタックスK-70などには対応していなかった。12レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)国産現像ソフトの雄 SILKYPIX Developer Studio Pro 7を試してみる:かゆいところに手が届く細やかさ

Pro10のレビューは、多重露光、比較明、動体除去、被写界深度合成の結果をRAWのままDNGで保存できる機能を、LightroomやLuminar 4にない点として挙げた。一方でHDR合成とパノラマ合成は備えていなかった。この記事は開発元から製品の提供を受けて書かれたとされる。13レビュー PHOTO GRAPHER FANRAWのまま合成可能な国産RAW現像ソフトSILKYPIX Pro10を使ってみた同じ記事は管理機能についてLightroomの方が多機能だがSILKYPIXの方が簡単に使えるとし、価格.comの3.0のレビューにもLightroomより使いやすいという声がある。機能の幅ではLightroomなどに譲り、扱いやすさで評価されるという構図は、版の違う資料に共通している。14レビュー 価格.comSILKYPIX Developer Studio 3.0 レビュー・評価

開発の背景

提供元の市川ソフトラボラトリーは1988年創業の千葉の画像処理ソフト会社で、消費者向けソフトのほか、教育機関向けソフトや機器メーカー向けの画像処理を手がけてきたと自社で説明している。6公式 株式会社市川ソフトラボラトリー(PR TIMES)RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズ10作目となる「SILKYPIX Developer Studio Pro10」の販売を開始

利用者の評判

価格.comの3.0のレビューは16件で、満足度の平均は4.91である。投稿は主に2007〜2011年のもので、操作の分かりやすさと画質・色調整を評価する声が多い。14レビュー 価格.comSILKYPIX Developer Studio 3.0 レビュー・評価画質への評価は専門媒体にも共通し、Pro 7のレビューも無調整での仕上がりと高感度ノイズの質を長所に挙げた。12レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)国産現像ソフトの雄 SILKYPIX Developer Studio Pro 7を試してみる:かゆいところに手が届く細やかさ

短所として資料をまたいで挙がるのは動作の重さである。価格.comのレビューには性能の低いPCでは動作が重いという指摘が複数あり、Pro 7のレビューもプレビューが高精細になるまでの待ち時間を短所に挙げた。価格.comではマニュアルが薄いという指摘も複数見られる。14レビュー 価格.comSILKYPIX Developer Studio 3.0 レビュー・評価

評判の出典

3件

出典

13件

内容の確認日: 2026年10月22日