象徴的な追加が、EOSで初めてのバリアングル液晶である。背面画面を可動式にする一方、外装は50Dのマグネシウム合金からエンジニアリングプラスチックへ変え、本体質量を730gから675gへ減らした。カメラの構え方と持ち歩く際の重さ、その両方に変更を加えている。2レビュー デジカメWatch新製品レビュー キヤノンEOS 60D
操作系も50Dを踏襲するだけではなかった。AF測距点の選択に使うジョイスティックを廃し、背面の8方向コントローラーへ変更した。上面の設定ボタンは二機能兼用から単機能に整理し、撮影モードダイヤルの中央にはロックを設けた。既存の操作部を単に減らすのではなく、配置や各部の役割を組み替えた更新である。4レビュー DPReviewCanon EOS 60D Review
記録媒体はCFからSD・SDHC・SDXCへ移行した。また、撮ったRAWをカメラ内で現像する機能とアートフィルターを加え、撮影後に画像を仕上げる操作にも対応した。パソコンに移す前にカメラ内で扱える範囲を広げた点は、可動液晶と並んで、写真の表現に関わる追加である。4レビュー DPReviewCanon EOS 60D Review
一方、公称連写速度は50Dの約6.3コマ/秒から約5.3コマ/秒となり、AFマイクロアジャストメントとPCシンクロ端子も省かれた。先代のすべての仕様を上積みする構成ではなく、機能を追加する部分と整理する部分があった。5レビュー CameralabsCanon EOS 60D Verdict
動画はフルHDに対応し、録音レベル調整とウィンドカットを備える。電池は50DのBP-511Aから、5D Mark IIや7Dと共通のLP-E6に変わった。ファインダー撮影での撮影可能枚数は、常温・CIPA準拠で約1100枚とされており、動画や液晶を使う撮影の枚数とは条件を分けて読む仕様である。2レビュー デジカメWatch新製品レビュー キヤノンEOS 60D