ニコン COOLPIX P5000 作例

コンパクト

1,000万画素

2007年3月16日発売

COOLPIX P5000の仕様

COOLPIX P5000は、2007年3月に発売されたニコンのコンパクトデジタルカメラで、当時のCOOLPIXで唯一の「パフォーマンス」モデル、つまりコンパクトの最上位機である。コマンドダイヤルやホットシュー、一眼レフ譲りの仕上がり設定といった操作系と、レンズシフト式の手ブレ補正をコンパクトカメラに収め、厚みを持たせたボディのホールド感は専門媒体と利用者の双方に評価された。一方でRAW記録には対応せず、ズームは換算36mmからの光学3.5倍にとどまり、動作の遅さは専門媒体に共通して指摘された。

シリーズ
COOLPIX P
位置付け
ニコンのコンパクト最上位(パフォーマンス)モデル
後継
COOLPIX P5100
ライバル
PowerShot G7 Caplio GX100

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投稿写真 23枚

Camera Profile

COOLPIX P5000について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

ニコンは2007年2月20日にCOOLPIX P5000を発表し、3月16日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万5,000円前後、カラーはブラックとシルバーの2色だった。1プレス デジカメWatchニコン、1,000万画素のハイエンド・コンパクト「COOLPIX P5000」 ニコンの公式ページは、TIPAのベストコンパクトデジタルカメラ2007を受賞したことを掲げている。2公式 ニコンCOOLPIX P5000 概要

発表の翌月には米国のPMA07に出展され、会場ではともに展示されたD40xよりもP5000の展示のほうが盛り上がっていたと伝えられた。3プレス デジカメWatch【PMA07】ニコン、「D40x」や「COOLPIX P5000」など新製品を展示 東京のPIE2007でもD40xとともに人気を集め、S500、S200、S50、S50cとCOOLPIXの春モデルとして並んだ。4プレス デジカメWatch【PIE2007】D40xとCOOLPIX P5000が人気のニコン

ラインナップ上の位置付け

ニコンは当時、COOLPIXを「パフォーマンス」「スタイル」「ライフ」の3グループに分けており、P5000は最上位のパフォーマンスに属した。発売時点のパフォーマンスモデルはP5000だけで、デジカメWatchのレビューはこれをニコンのコンパクトデジタルカメラの最上位機と位置付けている。撮像素子は1/1.8型の有効1,000万画素CCDで、当時の現行COOLPIXでは最も画素数が多かった。5レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ニコン COOLPIX P5000 露出はP/A/S/Mの各モードを選べ、実像式の光学ズームファインダーと2.5型約23万ドットの液晶モニターを併せ持つ。6公式 ニコンCOOLPIX P5000 主な仕様

先代からの進化

P5000の直接の先代にあたる機種ははっきりしない。資料が取り上げる機能は二つある。一つは仕上がり設定で、同社のデジタル一眼レフが採用する機能を採り入れ、標準・ソフト・鮮やか・より鮮やか・ポートレート・白黒の6種類を選べる。もう一つは最大3人までの顔を認識できる顔認識AFで、デジカメWatchのレビューはこれをニコンが初めて採用した機能として紹介している。5レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ニコン COOLPIX P5000

ライバル機種との比較

DPReviewは、P5000の最も直接的な競合としてキヤノンPowerShot G7を挙げ、ボディはG7のほうが大きく、連写はG7の2.0コマ/秒に対してP5000は0.8コマ/秒だと比べている。7レビュー DPReviewNikon Coolpix P5000 Review G7は光学6倍ズームと、Gシリーズで初めてのレンズシフト式手ブレ補正を載せた機種である。8公式 キヤノンPowerShot G7 - キヤノンカメラミュージアム P5000のズームは換算36-126mmの光学3.5倍で、ズーム比ではG7に及ばない。

リコーのCaplio GX100は有効1,001万画素、1/1.75型CCDで、P5000とほぼ同じクラスの画素数とセンサーを持つ。9公式 リコーCaplio GX100 主な仕様

開発の背景

P5000の設計を特徴づけるのは、デジタル一眼レフのイメージを小型機に引用したことである。背面ボタンの配置、両吊りのストラップホール、コマンドダイヤル、アクセサリーシューがその例で、シューは同社製外部ストロボとのi-TTL調光に対応するホットシューになっている。ボディは前側カバーにマグネシウム合金を使った。1プレス デジカメWatchニコン、1,000万画素のハイエンド・コンパクト「COOLPIX P5000」

表面は梨地塗装で仕上げられ、操作面ではFnボタンへの機能の割り当て、ブラケティング、A/Sモード時にズームしてもF値を保持する機能、コンティニュアスAFを備える。3プレス デジカメWatch【PMA07】ニコン、「D40x」や「COOLPIX P5000」など新製品を展示

手ブレ補正はレンズシフト式のVRで、ニコンは約3段分の効果としている。1プレス デジカメWatchニコン、1,000万画素のハイエンド・コンパクト「COOLPIX P5000」 デジカメWatchのレビューは、ボディをあえて薄くせず厚みを持たせたことを、ホールディングを重視して手ブレを抑える設計だと説明した。5レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ニコン COOLPIX P5000

広角端は換算36mmだが、専用のワイドコンバーターWC-E67(18,900円)を別売のアダプターリングUR-E20(3,675円)とともに付けると、換算24mm相当で撮影できる。カメラ側にはコンバーター装着時用の「ゆがみ補正」機能も用意された。1プレス デジカメWatchニコン、1,000万画素のハイエンド・コンパクト「COOLPIX P5000」

利用者の評判

価格.comのレビューは95件と多くはないが、総合満足度は4.48で、カテゴリ平均の4.34を上回る。項目別ではホールド感4.83、機能性4.55、画質4.53が高い。カテゴリ平均を下回るのは液晶の3.99(平均4.12)だけである。10レビュー 価格.comCOOLPIX P5000 レビュー・評価

長所として最も共通して挙がるのはホールド感である。デジカメWatchのレビューとDPReviewはグリップと適度な厚みによる持ちやすさを挙げ、価格.comでもホールド感が項目別で最も高い評価を得ている。5レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ニコン COOLPIX P5000

短所として専門媒体に共通するのは、動作の遅さとRAW非対応である。特に連写の遅さが指摘され、記録がJPEGだけでRAWに対応しない点も惜しまれた。11レビュー TechRadarNikon Coolpix P5000 review 高感度でのノイズの多さも専門媒体に共通する指摘で、ISO1600を境に急に増えるとされる。5レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ニコン COOLPIX P5000

評判の出典

5件

内容の確認日: 2026年10月12日

COOLPIX P5000で撮った写真の話題

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