ニコン COOLPIX P90 作例

コンパクト

1,210万画素

2009年3月13日発売

COOLPIX P90の仕様

ニコンCOOLPIX P90は、2009年3月13日に発売された、有効1210万画素の高倍率コンパクトカメラである。26~624mm相当の光学24倍ズームとチルト液晶を組み合わせ、広角から超望遠まで、構える位置も変えながら撮れる構成とした。手動露出や設定保存を備える一方、最高約15コマ/秒のスポーツ連写には画像サイズや感度の条件があり、撮影目的に応じてモードを使い分ける機種だった。

シリーズ
COOLPIX P
位置付け
チルト液晶と24倍ズームを備える高倍率機
先代
COOLPIX P80
後継
COOLPIX P100
ライバル
SP590UZ

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投稿写真 355枚

Camera Profile

COOLPIX P90について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2009年2月3日に発表され、国内発売は3月13日とされた。価格.comの製品記録も同日の発売としている。レンズ交換をせずに広角から超望遠までを扱う、EVF付きの高倍率機として登場した。1公式 ニコンCOOLPIX P90を発売2掲示板 価格.comCOOLPIX P90 レビュー

発表時の実売想定価格は5万2000円前後だった。3プレス ITmedia26ミリからの光学24倍ズーム COOLPIX P90

ラインナップ上の位置付け

1/2.33型・有効1210万画素CCDと、35mm判換算26~624mmの光学24倍NIKKORを搭載した。開放F値はF2.8~5で、静止画の手ぶれ補正はイメージセンサーシフト方式である。動画では電子式の補正を使い、静止画とは方式が異なる。4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

液晶は3型約23万ドットで、上へ約90度、下へ約45度まで傾けられる。0.24型約23万ドットのEVFも備え、目の高さで構える場合と、低い位置や高い位置から撮る場合で表示を使い分けられた。本体は約114×83×99mm、電池とカードを除いて約460gとなる。4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

P・A・S・Mの露出モードとコマンドダイヤルを備え、U1/U2には露出などの撮影設定だけでなく、ズーム位置も登録できる。遠くの被写体を撮る際の設定をまとめて呼び出すなど、自分で条件を決めて撮る操作にも対応していた。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P90

最大の画像サイズで選べる感度はISO64~1600で、ISO3200と6400では画像サイズが2048×1536以下に制限される。静止画記録はJPEGのみである。内蔵メモリーは約47MBあり、SD/SDHCカードも使用できた。4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

先代からの進化

P80の光学18倍、27~486mm相当に対し、P90は24倍、26~624mm相当となった。広角側をわずかに広げるとともに、望遠側を大きく伸ばした更新である。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P90

液晶はP80の2.7型固定式から、3型のチルト式へ変わった。両機とも約23万ドットであり、主な変化は画面の大きさと角度を変えられることにあった。U1/U2の保存も加わり、画角と撮影位置の選択肢に、設定を呼び出す操作を組み合わせた。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P90

撮像素子は1/2.33型CCDを維持し、有効画素数を約1010万から1210万へ増やした。電池はP80と同じEN-EL5だが、CIPA準拠の撮影枚数は約250枚から約200枚へ減っている。機能を広げた一方で、一度の充電で撮れる枚数には変化があった。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P904公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

翌2010年に海外発表されたP100は、裏面照射型CMOS、26倍ズーム、フルHD動画へ進んだ。P90の動画は最大640×480・30fpsで、HD記録や撮影中の光学ズームは備えていない。6プレス デジカメWatchニコン、裏面照射型CMOSを搭載したCOOLPIX P100などを海外発表4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

ライバル機種との比較

同時期のオリンパスSP-590UZは、26倍、26~676mm相当のズームを備えた。広角端はP90と同じ26mm相当で、望遠側は624mm相当を上回る。P90の24倍は先代から大きく伸びた仕様だが、当時の高倍率機の中では、さらに長い望遠を持つ機種もあった。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P90

開発の背景

メーカーは、24倍ズームとチルト液晶による撮影範囲の広さに加え、高速スポーツ連写と先取り撮影を主要な特徴に挙げた。遠くの動きを撮るための機能も備えるが、最高速度は画像サイズを抑えた設定で得られるものだった。1公式 ニコンCOOLPIX P90を発売

最大約15コマ/秒となるのは「高速連写H 16:9」で、記録サイズは1920×1080に限られる。通常の高速連写Hは最大約11コマ/秒で、選べる最大画像は2048×1536である。1210万画素のまま15コマ/秒で撮影する機能ではない。4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

スポーツ連写は最大45コマで、先取り撮影を有効にすると、シャッターボタンを0.5秒以上半押しした段階から記録を始める。全押し前の最大10コマと、全押し中の最大35コマを保存できるため、押し込む直前の瞬間も残せる仕組みだった。4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

このモードではISO640~6400を自動設定し、ピント、露出、ホワイトバランスは最初の一枚で固定する。説明書は、晴天下での露出過多や高感度によるざらつきにも注意を促している。連写速度を得る代わりに、小さい画像、高めの感度、最初の設定を引き継ぐ撮影となる。4公式 ニコンCOOLPIX P90 使用説明書

カメラ任せで撮る機能も用意した。おまかせシーンでは人物、風景、夜景人物、夜景、近接、逆光を判定し、アクティブD-ライティングでは撮影時の明暗差に対応する。設定を保存して自分で使う操作と、場面を自動で判断する撮影の両方を備えた。1公式 ニコンCOOLPIX P90を発売

利用者の評判

デジカメWatch、Photography Blog、DPInterfaceは、広角から望遠までの焦点域とチルト液晶を主要な便利さとして取り上げた。手動露出と設定保存も、薄型コンパクトより撮影条件を調整しやすい点として評価されている。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P90

Photography BlogとDPInterfaceでは、高感度でノイズやノイズ処理による細部の損失が増える点が共通する指摘だった。両媒体は、HD動画と撮影中の光学ズームがないことも、動画用途での制約に挙げた。7レビュー Photography BlogNikon Coolpix P90 Review

電池持続の短さと、旅行での予備電池の必要性は、デジカメWatchとDPInterfaceが共通して取り上げた。2026年10月1日時点の価格.comでは、集計対象50件の満足度が5点満点中4.54だったのに対し、バッテリー項目は2.77となっている。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー ニコンCOOLPIX P902掲示板 価格.comCOOLPIX P90 レビュー

評判の出典

4件

内容の確認日: 2026年10月1日

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