最大の変化は、NEXで初めてEVFをボディに内蔵したことである。0.5型の有機ELで総ドット数は235万9,296ドット、視野率は約100%である。ソニーはこれを「XGA OLED Tru-Finder」と呼び、発表時点でAPS-Cのレンズ交換式カメラとして世界初のXGA有機ELファインダーとした。有機ELの特長としては、自発光方式による黒の再現、高いコントラスト、広い色域、応答性を挙げている。8公式 ソニー有効約2430万画素イメージセンサー搭載 本格一眼機能を小型ボディに凝縮『NEX-7』発売(プレスリリース 2011年8月24日、同年10月20日・12月8日改訂)
同じくNEXで初めて、ガイドナンバー9のポップアップ式ストロボを内蔵した。アクセサリーシューはEマウント機で初めてAマウント機と同じ形状のオートロック式になり、クリップオンストロボなどを装着できるようになった代わりに、従来のNEX用のスマートアクセサリーターミナル向けアクセサリーは使えなくなった。これだけの装備を加えながら、ボディは約119.9×66.9×42.6mm、バッテリーとメモリーカードを含めて約350gで、NEX-5と比べた増加は高さで約8.1mm、奥行きで約4.4mmにとどまった。上面カバーと前カバーはマグネシウム合金である。5プレス デジカメ Watchソニー、EVF内蔵のシリーズ最上位モデル「NEX-7」
操作系では、上面2つ、背面1つの計3ダイヤルを使う「Tri-Dial Navi」を新たに搭載した。ナビゲーションボタンで5つの機能を切り替え、露出、フォーカス、ホワイトバランスなどを各ダイヤルに割り当てられる。AF/MFボタンとAEロックの切り替えレバーも加わり、AEロックボタンはNEXとして初の搭載だった。背面液晶は3.0型ワイドの約92.1万ドットで上下にチルトするが、タッチ操作には対応しない。9レビュー デジカメ Watch【新製品レビュー】ソニーNEX-7 〜ミラーレス初の2,000万画素級トップエンドモデル
撮像素子は、同時に発表されたα77と同等のAPS-Cサイズ(23.5×15.6mm)CMOSセンサーで、有効約2430万画素は当時のAPS-Cとして最も多い画素数だった。5プレス デジカメ Watchソニー、EVF内蔵のシリーズ最上位モデル「NEX-7」 一方で最高感度はISO16000で、有効1610万画素のNEX-5Nより約2/3段低い。10レビュー ITmedia NEWS有効2430万画素の描写力を検証――ソニー「NEX-7」を試す(前編)
速さも高められた。電子先幕シャッターの採用でレリーズタイムラグは約0.02秒となり、ソニーは発表時点でレンズ交換式デジタルカメラとして世界最短とした。速度優先連続撮影は最高約10コマ/秒で、NEX-5までの約7コマ/秒から向上し、センサーの読み出しを従来の倍速(120fps)にしてAFも速くしたと説明した。8公式 ソニー有効約2430万画素イメージセンサー搭載 本格一眼機能を小型ボディに凝縮『NEX-7』発売(プレスリリース 2011年8月24日、同年10月20日・12月8日改訂)