ユリ科エンレイソウ属
樹林内で群落になっていました。大きな三枚葉の真ん中にユニークな形の花を付けます。
名前の由来は、漢方の中国名（延齢草根）から。古くから根茎が腹痛、食あたりなど民間胃腸薬として用いられてきたといいます。

こちらでパリス（Ｐａｒｉｓ）と呼ばれるものとそっくりです。
フランスのパリとなぜか同じつづりです。
この仲間は北米にあるきりで、世界でも希少な植物だと聞きましたが、もう一段上のレベルでは仲間なのでしょうね。

図鑑によれば、エンレイソウ属は北アメリカと東アジアに四十数種が分布、ツクバネソウ属は東アジアを中心にヨーロッパまで二十数種分布するとあります。
Parisはツクバネソウ属の属名ですので、バリオさんが英国でご覧になっているものはツクバネソウの仲間と思われます。

masaさん　こんばんは。
これも初めて見る花です。三枚葉に３枚の花弁、独特の
形をしているのですね。花の色も緑なので、葉っぱが２
段に重なっているようにも見え、面白いですね。それに
しても、masaさんの山野草に対する造詣の深さには感心
します。相当勉強されたのでしょうね。

Seichanさん　いつもありがとうございます。
花弁に見えるのは萼片（がくへん）です。緑色ないしは濃紫色で不思議な雰囲気をかもし出します。

造詣…勉強などというものではございません。ただ自然の中で出会った植物の名前を知りたくて、
図鑑等で調べているうちに少しづつ覚えてきたものです。
最近、新しいものを覚えると古いものを忘れてしまうようで、齢とともに記憶容量が落ちている
ことを痛感しますが、Googleのような便利な検索ソフトもあるし、忘れたらまた調べればいいや、
と思うことにしています。

masaさん　こんにちは〜〜
こちらでは観られない植物です。例え有ったとしても気付かない
と思います。山野草を良く研究されていて脱帽です。我が家の近
所で山野草愛好の奥様が居られ、時々写真を撮らせてもらい名
前を聞きますが、一度では覚えられず二度聞きする事度々です。
メモリもハードも空き容量が不足気味で、取り替えたくても(笑)

gokuuさん　こんばんは。
山野でも、都会の公園でも、個人の庭でも、植物達は黙って健気に芽を出し、葉を広げ、花をつけ、実を結びますね。
名前を覚えるのは二の次にして、季節の移り変わりと共に楽しみましょう。

masaさん、こんばんは。
葉っぱだけかと思いました。このけなげな存在でさえも慈しむmasaさんには脱帽です。

Ekioさん、ありがとうございます。
地味な花ほど、力強い命を感じまして…。

masaさん　こんばんは
大きな３枚の葉の中心に　ウッカリ見落としそうな　
小さな花をつけているのですね　葉とはすこ〜し違う
地味な花色で存在をアピールしている様で健気な感じが
しますね。

masaさんいろいろな山野草の紹介ありがとう御座います。
この植物毒にも薬にもなるようですね、多分見ていると思いますが・・
花が咲くのも１５年ぐらいかかるとか、気を付けて観察してみたいです。特異な形ので探せそうです。