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彫刻写真ノススメ

彫刻写真ノススメ

昔から、美術館やギャラリーに行っても、絵画はそれなりに楽しむんだけど、彫刻となると、まるで解する心を持たず、ほとんどストリートファニチャーも同然にざっと見て素通りするような有様でした。 ところが、最近少しわかってきました。 写真に撮るといいんですね。 絵や写真は、すでに2次元になっているけど、彫刻は3次元だから、角度によって違って見えるし、違って写る。 自分のクリエイティビティーが入る余地があるんですね。 つまり、彫刻写真は、どんな巨匠の傑作であれ、古代文明の出土品であれ、その彫刻家と自分とのコラボレーションなのであり、はるかな時空や文明の違いを超えた共同作業なわけです。 で、これもそうですけど、まず面白いのはギリシャの彫刻です。 それ以前の時代のものとはまるで違って、動きや表情を彫るんですね。 一瞬の出来事に永遠の命を与える、それがギリシャの彫刻だと思いました。 恐らく人類始まって以来の画期的な出来事でしょう。 高度な文明・優れた文化が花開いたことが実感として伝わります。 まあ、いろいろ大げさになってしまって、言葉に見合う写真を撮れるわけではないあたり、ちょい格好悪うっ、てな感なきしもあらずですが、そんなことを少し感じはじめた次第です。