カシオ EX-V8 作例

2007年9月14日発売

2007年9月14日に発売された、カシオの「EXILIM Hi-ZOOM」シリーズのコンパクトデジタルカメラで、EX-V7の後継機種である。屈曲光学系による薄型ボディにCCDシフト式手ブレ補正付きの光学7倍ズームを収め、先代から有効810万画素への多画素化、顔認識機能、YouTubeへの投稿を前提にした「YouTube撮影モード」を加えた。価格.comのレビューでは、携帯性と、動画撮影中にも光学ズームとAFを使える点が高く評価される一方、静止画の画質は好みが分かれている。

シリーズ
EXILIM Hi-ZOOM
位置付け
CCDシフト式手ブレ補正付きの光学7倍ズームを薄型ボディに収めた「Hi-ZOOM」シリーズの製品
先代
EX-V7

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投稿写真 761枚

Camera Profile

EX-V8について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

カシオは2007年8月28日にEX-V8を発表し、9月14日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万5,000円前後だった。1プレス デジカメWatch(Impress)カシオ、「YouTube撮影モード」搭載の7倍ズームコンパクト「EX-V8」この年の秋は、春に発売されたパナソニックDMC-TZ3に続いて、キヤノンPowerShot SX100やソニーDSC-H3など、比較的小型のボディに高倍率ズームを収めたコンパクト機が相次いで登場した時期にあたる。2レビュー デジカメWatch(Impress)【新製品レビュー】カシオ「EXILIM Hi-ZOOM EX-V8」

動画共有サイトのYouTubeが人気を高めていた時期でもある。カシオは2007年7月に米国でYouTubeの名称とロゴの使用権を取得しており、EX-V8の「YouTube撮影モード」はこれを踏まえた機能である。同じ7月にはYouTube対応をうたうEXILIM Card EX-S880も発表されており、YouTube対応はEX-V8だけでなく、この時期のカシオ製品に共通する取り組みだった。1プレス デジカメWatch(Impress)カシオ、「YouTube撮影モード」搭載の7倍ズームコンパクト「EX-V8」

ラインナップ上の位置付け

EX-V8は、EXILIM Hi-ZOOM EX-V7の後継機種である。1プレス デジカメWatch(Impress)カシオ、「YouTube撮影モード」搭載の7倍ズームコンパクト「EX-V8」レンズがボディから突き出さない屈曲光学系を使い、薄型のボディに光学7倍ズームを収めた「Hi-ZOOM」シリーズの製品にあたる。2レビュー デジカメWatch(Impress)【新製品レビュー】カシオ「EXILIM Hi-ZOOM EX-V8」

2007年12月7日には、つや消し黒のボディに質感の高いヘアライン仕上げのレンズカバーを組み合わせたブラックモデルが加わり、「アウトドアで休日を過ごす活動的な大人の男性」に向けた商品として展開された。先代EX-V7でもシルバーモデルの約1カ月後にブラックモデルを追加しており、同じ売り方を踏襲している。3プレス デジカメWatch(Impress)カシオ、薄型7倍ズームの「EX-V8」にブラックモデルを追加

先代からの進化

CCDは有効710万画素から有効810万画素に多画素化し、新たに顔認識機能を備えた。顔認識は沖電気の画像処理エンジン「FSE」によるもので、2007年6月発売のEXILIM ZOOM EX-Z1200に続く搭載となる。「スピード優先」と「人数優先」の検出モードを選べ、登録した顔を優先して認識する「ファミリー認識モード」も使える。新設の「YouTube撮影モード」はH.264方式の640×480ピクセル・30fpsで動画を記録し、付属ソフト「YouTube Uploader for CASIO」を使えば最小2ステップでYouTubeへ投稿できる。ベストショットのシーンも静止画34種類・ムービー11種類となり、それぞれ1種類増えた。1プレス デジカメWatch(Impress)カシオ、「YouTube撮影モード」搭載の7倍ズームコンパクト「EX-V8」

細部の改良も多い。マニュアル露出ではEX-V7が最低感度のISO64固定だったのに対し、EX-V8は感度を変更できるようになり、最低感度もISO50に下がった。ストロボの位置が変わったため、EX-V7では使えない別売の防水ケース「EWC-110」が用意され、ベストショットには「水中」モードが加わった。レンズカバーの開閉に連動する電源オフにも余裕を持たせ、背面のボタン操作中にカバーが動いて電源が切れるというEX-V7の現象は起きなくなった。2レビュー デジカメWatch(Impress)【新製品レビュー】カシオ「EXILIM Hi-ZOOM EX-V8」一方、本体の寸法、電池等を除いて約149gの重量、バッテリー、CIPA規格準拠で約240枚の撮影可能枚数はEX-V7から変わっていない。4公式 カシオ計算機EX-V8 スペック(製品情報)

ライバル機種との比較

デジカメWatchのレビューは、EX-V8をパナソニックDMC-TZ3、キヤノンPowerShot SX100、ソニーDSC-H3と並ぶ高倍率ズームのコンパクト機として取り上げた。これらと比べると、光学7倍のEX-V8はズーム倍率では控えめで、代わりにボディの小ささが特徴になる。2レビュー デジカメWatch(Impress)【新製品レビュー】カシオ「EXILIM Hi-ZOOM EX-V8」価格.comのユーザーレビューでも、項目別で最も評価が高いのは携帯性である。5レビュー 価格.comカシオ EXILIM Hi-ZOOM EX-V8 レビュー評価・評判

利用者の評判

価格.comのユーザーレビューは39件(2026年9月時点)あり、平均満足度は4.34である。星5が51%、星4が38%を占め、星1と星2の評価はない。項目別では携帯性の4.53が最も高く、機能性の4.36とバッテリーの4.29もカテゴリ平均の4.20と3.86を上回った。良い点として繰り返し挙がるのは動画機能で、撮影中に光学7倍ズームとAFを使え、ステレオ音声で記録できる点を評価するレビューが複数ある。動画撮影中に光学ズームができる機種はほかになかったという趣旨の声も目立つ。5レビュー 価格.comカシオ EXILIM Hi-ZOOM EX-V8 レビュー評価・評判

一方、静止画の画質は好みが分かれる。画質は3.73、ホールド感は3.71と、いずれもカテゴリ平均の4.17と4.05を下回った。ISO800前後からノイズが目立つ、開放F値が暗くコントラストが強く出る、全体に緑がかった発色でホワイトバランスが悪い、といった不満が複数のレビューに見られる。レンズカバーの不具合や破損、いわゆる「レンズエラー」を挙げるレビューやクチコミも複数ある。5レビュー 価格.comカシオ EXILIM Hi-ZOOM EX-V8 レビュー評価・評判

評判の出典

5件

内容の確認日: 2026年9月28日

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