ペンタックス K-50 作例

2013年7月5日発売

K-50の仕様

PENTAX K-50は、上位機に近い撮影機能を初級者や家族のための一眼レフへ持ち込んだ、2013年7月発売のモデルである。K-30と多くの中身を共有しながら外観を丸みのある形へ変え、防滴レンズを組み合わせて提案した。雨の路上ライブを描く広告にも、防塵防滴を特別な撮影だけでなく、気軽に持ち歩くための機能として伝える狙いが表れていた。

シリーズ
K
位置付け
エントリー機(防塵防滴を初搭載)

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投稿写真 3348枚

Camera Profile

K-50について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

K-50は2013年6月13日に発表され、7月5日に発売された。通常色はホワイト、ブラック、ピンクの3色で、これとは別にオーダーカラーの受注サービスも用意された。色を選ぶ販売方法も、本格的な撮影機能と並ぶ提案の一部だった。1プレス リコーイメージング本格的な撮影を簡単・快適に楽しめるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-50」新発売2プレス マイナビニュースペンタックス、エントリー機で防塵・防滴設計のデジタル一眼レフ「K-50」

ラインナップ上の位置付け

メーカーが想定したのは、デジタル一眼レフの初級者とファミリー層である。ただし、入門用だから撮影機能を簡略化するという構成ではなかった。有効画素数、AF方式、ファインダー性能などはK-30と共通しており、公式も上位機に匹敵する機能と軽快な操作性を訴求した。撮影に慣れる前から、上位機に近い基本機能を使える位置に置いたのである。3プレス リコーイメージングデジタル一眼カメラ「PENTAX Q7」「PENTAX K-50」イメージキャラクターに向井理さんを起用4プレス デジカメWatchエントリー初の防塵防滴デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-50」

その方向性が具体的に表れるのが、ボディーとキットレンズの組み合わせである。ボディーは81箇所のシーリングによる防塵防滴構造と、-10℃までの耐寒動作を備えた。1プレス リコーイメージング本格的な撮影を簡単・快適に楽しめるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-50」新発売 さらに標準ズームのDA L18-55mmと望遠ズームのDA L50-200mmには、新しいWR仕様が用意された。耐候性をボディーだけの特徴にとどめず、家族の撮影で使うレンズキットにも持たせる提案だった。5公式 リコーイメージングPENTAX K-50 総合カタログ

外観では、角張ったK-30から丸みを帯びた形へ変えた。中身の近さを保ちながら、カメラの見た目を改めた点がK-50の成り立ちをよく示している。一方、K-30の直接後継か、別系統のエントリー機かという系譜の説明は資料によって異なるため、単純な置き換えとは断定できない。6レビュー Reviewed.comPentax K-50 Digital Camera Review2プレス マイナビニュースペンタックス、エントリー機で防塵・防滴設計のデジタル一眼レフ「K-50」

先代からの進化

K-30との比較で変化が見えるのは、最高ISO感度の51200への拡張やEye-Fi対応などである。約1628万画素のAPS-C CMOS、PRIME M、中央9点がクロスの11点AFという基本構成を備え、感度優先のSvやシャッター速度と絞りを決めるTAvなど、撮影者が露出を調整する機能も残した。撮影時のフィルターだけでなく、撮影後の加工や本体内RAW現像にも対応し、初級者向けの位置付けの中に撮り方を広げる余地を持たせている。1プレス リコーイメージング本格的な撮影を簡単・快適に楽しめるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-50」新発売7公式 リコーイメージング特長4 / K-50

電源にも選択肢があるが、条件による違いには注意が要る。23℃・フラッシュ非発光時の撮影可能枚数は、単3形リチウム電池で約1250枚、単3形アルカリ電池で約170枚、充電池D-LI109で約480枚とされる。8公式 リコーイメージングK-50 デジタルカメラFAQ 最高連写速度も、D-LI109使用時は約6コマ/秒、単3形リチウム電池では約5コマ/秒となる。電池の種類を省いて、撮影枚数や連写速度だけを並べると、この機種の使い方を見誤りやすい。5公式 リコーイメージングPENTAX K-50 総合カタログ

ライバル機種との比較

同時期のD5300、EOS Kiss X7i、α58との機能比較では、4機種のうち防塵防滴構造を備えるのはK-50、ボディー内手ぶれ補正を備えるのはK-50とα58だった。入門機同士でも、軽さや画素数以外に、どの撮影環境を想定した装備を選ぶかで違いがあった。K-50の立ち位置は、こうした装備を初級者にも提供した点から捉えられる。9レビュー かめらとブログ。D5300 vs kiss x7i vs α58 vs K-50 比較

開発の背景

ボディー内手ぶれ補正SRについて、公式カタログは、レンズ側に補正用の光学系が不要となり、レンズを小型軽量にできる利点を説明している。K-50ではこの方式と防塵防滴を組み合わせ、屋外へ持ち出すカメラの特徴として示した。5公式 リコーイメージングPENTAX K-50 総合カタログ

販売時のメッセージは、その機能を日常の場面へ結び付けていた。2013年8月25日から放映されたCMでは、向井理と斉藤和義が共演し、雨の路上ライブへ向井理が駆け出す姿を描いた。テーマは「Move!」で、メーカーは気軽に持ち歩き、自由で開放的に使ってほしいという意図を説明している。雨を撮影の中断理由ではなく場面の一部にした演出が、K-50を初級者や家族へ届ける際の訴求だった。10プレス リコーイメージングデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-50」TVCM イメージキャラクターに向井理さん、斉藤和義さんを起用

利用者の評判

専門媒体のレビューに共通する長所は、耐候性と視野率の高いファインダーである。防塵防滴を備える入門機という提案は、実際の評価でも取り上げられた。11レビュー Photography BlogPentax K-50 Review

価格.comのホワイトのボディーについて、調査時点の17件の総合満足度は4.50だった。項目別では操作性4.64に対して携帯性は3.63で、撮影機能や操作を備えたことと持ち運びやすさは同じ評価になっていない。初級者向けという分類から軽快な携帯性まで期待するのではなく、必要な装備と大きさを合わせて判断する機種である。12レビュー 価格.comペンタックス PENTAX K-50 ボディ [ホワイト] レビュー評価・評判

評判の出典

14件

内容の確認日: 2026年10月1日

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