無題
Exif情報
| メーカー名 | SONY |
|---|---|
| 機種名 | α300 |
| ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
| 焦点距離 | 28mm |
| 露出制御モード | ノーマルプログラム |
| シャッタースピード | 1/8sec. |
| 絞り値 | F5.0 |
| 露出補正値 | -0.3 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 400 |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 2000x1339 (1.23MB) |
| 撮影日時 | 2008年01月02日(水) 09時16分 |
このカメラ、SDクワトロですけど、本当はとても不幸なカメラだったんだろうと思って ます。 不幸にした原因は、映像エンジンがクワトロ方式という、フォビオン式とベイヤー式の 異なる2重の方式をとってしまったことによるものだと推察しています。カメラには 過剰な処理能力が求められ、半導体や基盤は大きいはずだと思っています。 むろん隠れて見えないけれど、たぶん電子基盤は通常よりも大きいのではないでしょうか。 SDクワトロと、その直前のSD1メリルのカメラの外観寸法を比べると、左右はクワトロが かなり大きいですし、奥行きも大きいのです。高さが肩レベルで、何とか同じというくらい。 SDクワトロは、かなり大きくて重いんです。それでデザイナーが考えたのは、せめて バッテリーが収まる部分のグリップだけでも小さくして、それで全体の印象を小さく見せ たいということではなかったですかね。 でもこれ、小ざかしい考え方です。 無論グリップを小さくすればカメラは持ちにくい。それは当然に知っていたでしょうが、 でもグリップを小さくすれば、バックには出し入れしすいでしょう?と言うわけ。(笑) それに本格的にSDクワトロを使う人はバッテリーグリップを使うはずだ、ということで、 この纏足グリップにしてしまったと思われます。 そして奇抜なデザインにしたお陰で、バッテリーグリップもコストが上がり、おいそれとは 買えない価格になってしまった。結局、多くのユーザーはSDクワトロはグリップなしで 使う羽目になります。カメラを気持ちとして使いたくても、やはり現実は使い難いから、 結局は使えないカメラになってしまったわけですね。もの凄い悪循環の罠です。 カメラデザイナーをした人。どんなに窮してもグリップを、持ち難いまでに小さくしては 駄目です。これはカメラ設計の初歩の初歩。 そんなわけでSDクワトロはシグマ史上、最低人気ランクのカメラになってしまいました。 クワトロの電子基盤は大きいはずだ、というのはコンデジのdpクワトロでもそうでして、 あの横長すぎるスタイルは大きな基盤を隔すための方便でしょう。 それから意味が分からないのが、三脚穴が左にオフセットし過ぎてしまったこと。この結果、 力学的にバッテリーグリップの装着が難しくなり、これもコスト高になってしまった原因の ひとつとなったようです。 私も今回自作グリップを付けるに当たって、三脚穴の位置に困ってしまいました。 もう10ミリ余、中心側に寄ってくれていたら、イオス5Dのグリップが綺麗に、そして確実に 収まったんですけどね。 この三脚穴が左寄りになってしまった、というのはそもそも、その原因はレンズマウント自体 が通常より左にオフセットしているからなのです。 それでマウント中心線と三脚穴、ホットシューのラインが全て左よりになってます。 本当はEVFも合わせるのが基本ですけど、それだけは右に大きく寄せています。 このマウントが通常より左寄りになってしまったというのも、おそらく基盤の関係からなん じゃないかって考えてます。この左オフセットのレンズマウントで、カメラを持つ右手には 強い力が要求されますね。 それから、どうせEVFがずれているのだから、ついでに三脚穴もずらせば良かったと思うんだ けど、それはやってなくて、これは考えが足りなかったのか、それともそれも基盤の関係 なのかは不明です。 DPクワトロはフォビオンカメラシリーズの最後のカメラとなりました。今現在売られている カメラはソニー製のベイヤー式カメラです。大きなクワトロでシグマはよほど懲りたのか、 今のソニーシグマはとても小さいです。ソニーのブランド名が付いていても違和感がない ほど。ここに、レンズだけでなくカメラにも注力したシグマの短いカメラの歴史は、もう 終わりを告げたかと考えてます。 そう考えると、シグマクワトロSDやコンデジdpクワトロは貴重なカメラかもしれませんね。 画質というか画像力としては当然にSDメリルが上なのですが、カメラとしての使いやすさでは、 ISO感度とか、バッファ量や処理能力、そしてAFは速く正確になりました。 もう二度と出ることはないフォビオンの最後のモデルとして、頂点を極めたSD-1メリルだけて なく、このクワトロも使って行きたいと思ってます。 古いPCですが、私にとっては新しいPCに、シグマの現像ソフトをインストールしました。 前のウインドウズ7よりは随分速くなりました。10年前とさほどに変わっていなくて、それは 助かるのですが、シグマはもうカメラには力を入れていないのだと改めて知りました。
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