ウマ〜な雰囲気。
いいなぁ、安そうだな。いいなぁ（＾＾

壁に写真がいっぱい。家族なんでしょうね
いつでも忘れないように、時を歴史を、何時も確認してるのかな
店の歴史は家族の歴史なんでしょうね。

ノーシアというのは、ウンブリア地方の山の中にあって、豚、イノシシと黒トリュフ、あとはペコリーノという羊のチーズで有名なところで、グルメな山村なのどす。
サラミやプロシュートなどが所狭しと売ってる店がいっぱいあります。
プロシュートは、日本では生ハムという変な呼び方で、披露宴に呼ばれたら前菜でメロンの上に乗ってくるやつです。

順番が大分違うんですけど、バリコがどうしてもこれをＵＰせえっちゅうもんで。

店に入ったら、豚臭でむせ返っとりますよ。
そんなに悪いもんじゃないけど。

上の真ん中の写真の白衣のおっさんがここの主人なんだけど、バリコによれば、この写真を小さくして、ここの製品のラベルにしてるらしい。
ものすご愛想のいいおっさんで、あとからわかったことには、このおっさん、イタリアの食べ物の本とか、ガイドブックにまで載ってる名物親父なのであった。
ガイドブックは、このおっさんの口車に乗せられていっぱい買いすぎないように注意って書いてあったけど、時既に遅し！

昔はこんな家庭的な店もあったのにねぇ〜
いつのまにかコンビニに変わっちゃったなぁ〜
田舎では農地に代わって２４時間営業の大型ス−パ-なんかの進出で
古い店なんか流行らないなぁ〜
この薄暗い店の中の何だか温かい人情みたいなものがよかったねぇ〜

バリコさんのアドバイスはするどいでしゅ！！

大型店による、個人商店や小規模店舗の駆逐は、ヨーロッパでも問題になっています。
エゲレスでは、ここ５年くらいのことらしいけど、小さなお店がどんどん姿を消していってるそうです。
イタリアでも、その影は忍び寄ってるらしい。
大型店やチェーン店などは、ある程度規制しないと、小規模店舗は地域の財産だし、つぶれてしまったらなかなか元には戻らないので。
消費者の意識の問題もあるだろうけどね。

最近日本で賞味期限問題がクロ−ズアップされてるけど、
近所のス-パ-じゃ、昔から腐ったものやカビたものよく売ってて
油断するとひどい目に！
おかげさまで、今ではコンビニでパン買う時に、棚の奥の新しい奴から趣味期限見ながら買ってます。