画素数、DIGIC II、最高連写速度を変えず、液晶を2.0型から2.5型約23万画素へ大型化した。上下左右170度の視野角を訴求し、撮影後の画像や設定を複数の角度から確認しやすくした。公称バッファーも先代のJPEG40枚・RAW20枚から48枚・22枚へ増えている。1プレス DPReview/Canon EuropeProfessional requirements drive Canon’s new EOS-1D Mark II N(欧州発表全文)
撮影直後のクイックレビュー中にも拡大でき、選択したAFフレームを中心に拡大を始められるようになった。直前まで確認していた画像へ再生を戻すこともできる。液晶の面積を増やすだけでなく、ピントを合わせた場所へ素早くたどり着く手順を改めた変更であった。2公式 キヤノンユーザーからの要望にきめ細かく対応したキヤノンEOS-1D Mark II N
CFとSDの2スロットは、同じ画像をバックアップする用途に加え、RAWとJPEGを別々のカードへ振り分けて同時記録できるようになった。振り分け時には片方が満杯になると撮影が止まるため、空き容量は両方を管理する必要がある。4公式 キヤノンEOS-1D Mark II N 使用説明書
ファイル名の先頭4文字を任意の英数字に変える機能も加わった。メーカーは通信社や写真ライブラリーで、複数の撮影者の画像を識別しやすくする用途として説明した。画像番号9999に達したときの新規フォルダー作成も自動化し、SDカードのローレベルフォーマットやカード切り換え操作も改善した。1プレス DPReview/Canon EuropeProfessional requirements drive Canon’s new EOS-1D Mark II N(欧州発表全文)
画作りにはピクチャースタイルを導入した。スタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、忠実設定、モノクロを選び、従来のカラーマトリックスと現像パラメーターに分かれた設定を置き換えた。これは色、階調、シャープネスなどの仕上げを選ぶ機能で、撮影場面を判別して露出を決めるシーンモードではない。4公式 キヤノンEOS-1D Mark II N 使用説明書
長秒時露光のノイズ低減には自動設定を加え、1秒以上の露光で必要な場合に作動させるようにした。また、明るいレンズでMFのピントを確認しやすくする別売スクリーンEc-Sも用意した。高速連写以外の撮影でも、確認や設定を補う更新が行われている。1プレス DPReview/Canon EuropeProfessional requirements drive Canon’s new EOS-1D Mark II N(欧州発表全文)
電源はニッケル水素のNP-E3を継承し、フル充電電池によるCIPA基準の公称撮影枚数は20℃で約1,200枚、0℃で約800枚だった。背面液晶は画像再生と設定用で、ライブビューや動画撮影は備えない。4公式 キヤノンEOS-1D Mark II N 使用説明書
2007年の後継Mark IIIでは、有効1,010万画素、デュアルDIGIC III、約10コマ/秒、19クロス+26アシストAFへ更新し、ライブビューとリチウムイオン電池も導入した。Mark II Nが撮影基盤を継承した改善だったのに対し、次世代は撮像・処理・電源を含めて大きく変わった。5公式 キヤノンEOS-1D Mark III ニュースリリース