ボディ寸法は139×80×37mmでM8.2と同じまま、撮像素子はAPS-H相当から、35mm判フルサイズで有効1,800万画素(総画素数1,850万)のコダック製CCDになった。ローパスフィルターは引き続き持たず、モアレはデジタル処理で取り除く。周辺部ではM型レンズの特性に合わせてマイクロレンズを画素の中心側へずらし、周辺の光量低下を抑えた。センサーカバーのIRカットフィルターも強化され、M8、M8.2でレンズの前に必要だったIR/UVフィルターが要らなくなった。2プレス デジカメ Watchライカ、フルサイズセンサー搭載の「M9」
ファインダーでは、ブライトフレームの組み合わせが変わった。M8の24/35mm、28/90mm、50/75mmから、35/135mm、28/90mm、50/75mmになり、フィルムのM7と同じ構成になった。倍率0.68倍と基線長69.25mmはM8.2と共通で、フィルムのM7やMPの0.72倍より、ボディが厚い分だけ倍率が低い。7インタビュー デジカメ Watchインタビュー:開発責任者に訊くライカ「X1」「M9」
操作面では、M8の使い勝手に対する要望に応えた変更が多い。M8ではSETメニューの中にあったISO感度を独立したボタンで設定でき、露出補正も背面ダイヤルで直接行えるようになった。6bitコードのないレンズでも、本体メニューからレンズ名を選べば補正がかかる。1レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:ライカM9記録形式は、M8では1種類だったDNGが、圧縮(約18MB)と非圧縮(約36MB)の2種類になった。ISO操作性の向上と非圧縮RAWは、ライカ側がM8ユーザーの要望として挙げていた項目である。7インタビュー デジカメ Watchインタビュー:開発責任者に訊くライカ「X1」「M9」
一方で、後退した部分もある。電池はM8と同じだが、公称撮影枚数は500枚から400枚に減った。撮影残数や電池残量を示すトップカバー左の液晶カウンターは省かれ、背面の液晶モニターは2.5型約23万ドットである。1レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:ライカM9
後継のM(Typ 240)は、M型で初めてCMOSセンサー(有効2,400万画素)を採用し、ライブビュー、フルHD動画、外付けEVFに対応した。重さはM9の585gに対し、約680gになった。8レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:ライカM