ニコン D2H 作例

一眼レフ

APS-C・410万画素

2003年11月29日発売

D2Hの仕様

D2Hは、スポーツ・報道用のD1Hを引き継ぎ、撮影から画像の送信までの速さを重視したニコンのプロ用一眼レフである。2003年の発表では、独自開発のLBCAST撮像素子と最高毎秒8コマの連写を掲げた。画素数の増加に加え、レリーズ応答、連続記録、無線転送を一つの撮影システムにまとめた機種だった。

シリーズ
Nikon D
位置付け
スポーツ・報道向けプロ機

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投稿写真 85枚

センサーの話

センサーの話

クワトロHの画素数を計算すると、4128x6192ピクセル出力なので、フォビオンセンサーのトップ側の ブルー層は2550万画素だということになります。グリーンとレッドの層は各1/4づつですから、それぞれ 640万画素ですか。640万+640+2550万画素。合計すると3800万画素ですかね。これはニコンのD800 と同じということになります。私の感覚からいってもそんな感じです。 クワトロHには大きな弱点がありまして、それは像面位相差AFセンサーがイメージセンサー内に埋め 込まれているということ。これがあるために結構ノイジーになる場合があります。その点、dpクワトロとか シグマfpなどはコントラストAFのみなので画質が綺麗です。その違いは相当に大きいと考えているの ですが、この指摘をされている方はあまりいないと思います。私は画質のことしか考えないので、この 点に関しては大いに気になっているところです。 これは画質の印象として、漠然とした表現ですが、画質に「しっとり感」という湿度があるかどうかで推し 量ることができます。このしっとり感覚を感じるには、性能のよいPCとよいモニターが必要になります。 ですから純粋にクワトロの画質を楽しみたいとなると、dpクワトロを選ぶべきだと考えるんですね。 シグマfp、言うまでもなくこれが今後のシグマの路線です。ソニー製ベイヤーセンサー、フルサイズ2400 万画素でローパスレスです。そしてAFはコントラスト検知のみなので、画質は非常に綺麗ですね。 シグマfpのRAWファイルは、フォビオンセンサーのカメラと同じ形式ですので、シグマSPPで現像でき ます。ネットで作例を見ても、ソニー製カメラよりも私的にはしっくり来ます。ソニーアルファ7よりも画質は 優れていると私は考えますね。 fpはマウントが新しいライカLマウントなのでそのLマウント専用レンズを購入するか、もしくはシグマ製の マウントコンバーターを購入すれば一眼レフのシグマSKレンズが装着できます。 シグマSDメリルはクワトロ方式ではなく純粋なフォビオンセンサーなのですが、総画素数は4500万画素。 ですからクワトロHは画素数でも劣っているということになります。無論SDメリルには像面位相差AFセン サーなるものはありません。画質としては明らかにメリルが上です。クワトロHが勝っているのはセンサー 面積が大きいということ、それだけだと言えます。 そのセンサー面積のことを言えば、当然にシグマfpが上ということになります。フルサイズですからね。 おそらく位相差センサーを埋め込んだsdクワトロとsdクワトロHのセンサーは既に生産を終了している ものと考えられます。dpクワトロのセンサーはまだ作られていると思いますけど。 ネットを見ておりますと中途半端なsdクワトロセンサーよりもシグマfpのほうが良い、という指摘もあって、 私もほぼ同感かなっていうところも無きにしもあらずです。(笑) シグマSD10、SD15と並んで迷機だった ような気がしてますね。しかしdpクワトロは画質的には名機だと言えます。混同されてはいけないので 強調しておきます。 今回のアップ写真はニコンD2Hというカメラで、400万画素APS-Cカメラです。特徴的なのはLBキャスト というCCD的なCMOSセンサーを搭載していたということです。このセンサーは不人気で後続機はD2H Sのみで短命に終わってしまいました。私的にはこのセンサーの絵は好きです。撮影条件が良くなければ いけないのですが、たっぷりとした光量があれば良い絵をだしてくれます。

小さな盆地

小さな盆地

小さな盆地 盆地という程でもない山間の村ですが、実は山村とも言えなくて、市街地の端っこの方に ある集落です。こういうのが香川のスタンダードな光景でしょうかね。 立派に古墳もあるので歴史は相当に古いでしょう。言わば日本の村の原型とも言えますか。 いろいろと自分の郷土を考えてみたい、再度、見直してみたいという気持ちになっています。 デジタル写真を初めて随分と経つのだろうと思うのだけど、結局最後は我が郷土の記録 とか、それを切っ掛けにして郷土愛を保ち続けていくことなのだろうと言うことですかね。 まあ、これは私の考えだけですから。 とにかく、写真行為は個人的な欲望だろうと思いますが、その我欲に任せているだけでは やり方向性を見失ってしまうような気がします。 写真という欲望は、実はかなり自分の中の多くのものを犠牲にして成り立っているという ところがあって、その欲望のままに任せていけば、どこかで破綻が起きてしまう。そのようにも 考えられますね。 何というか。私の場合の郷土愛的な写真とは、それは大義名分を託つということでもある んでしょう。人によっては写真芸術の御旗を奉じるということでもあるのでしょうし。 ともあれ、個人で自分の責任で写真というものをやっているわけなのだから、その結末が どのようになったとしても、それは全て自分で損得も全部収穫しなければならないんですね。 それだけは、はっきりとしています。 そして写真というのは、最後の最後は、やはり浦島太郎じゃないてすかね。(^^ゞ 太郎が持ち帰ったのは、玉手箱だけなのかな。いや、人様には伝えることも理解されることも ないのだけど、思い出はいっぱい持ち帰ったろうと思いますけどね。

Camera Profile

D2Hについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2003年7月22日の発表会で、D2Hはスポーツ・報道用D1Hの後継として紹介された。その時点では10月下旬発売予定、価格49万円と案内されている。開発統括部長の富野直樹氏は、開発の重点として画質より先に速さを挙げ、想定する現場での応答と連続撮影を重視する方針を説明した。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

ラインナップ上の位置付け

撮像素子は有効410万画素、23.3×15.5mmで、ニコンが独自開発したJFET方式のLBCASTを採用する。ニコンFマウントのレンズを使い、画角は35mm判で約1.5倍の焦点距離に相当する。ファインダーは視野率約100%、倍率約0.86倍で、電池やCFカードを除く本体重量は約1070gだった。2公式 ニコンD2H 使用説明書1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

発表時の連写性能は最高毎秒8コマで、RAWでは25枚、JPEGでは40枚の連続撮影を公表した。AFは11点のうち9点がクロスセンサーである。連写速度だけでなく、連続して記録できる枚数とAFの構成を揃え、スポーツや報道の撮影を受け持つ仕様だった。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

先代からの進化

D1Hの有効266万画素から410万画素へ増える一方、レリーズタイムラグはD1系の58msから37msへ短縮したと説明された。背面液晶も2型13万画素から2.5型約21万画素へ変更された。画像の記録と確認の両方に手を入れながら、シャッターを切る応答を速めている。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

RAWとJPEGの同時記録が可能になり、接続はIEEE1394からUSB 2.0 Hi-Speedへ移った。電源にはEN-EL4リチウムイオン電池を採用し、充電器とともに本体へ同梱した。画像形式、転送、電源も含めて、D1系から構成を更新したモデルである。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

開発の背景

LBCASTの高速化には、GとR/Bを分ける2チャンネルの読み出しを使った。回路の簡略化によって配線層数を減らし、レンズやローパスフィルターまで含めた適合も図ったという。撮像素子を単独で開発するだけでなく、カメラ全体の光学系と組み合わせる設計だった。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

撮像素子の内製には供給面の理由もあった。ニコンは、外部調達の撮像素子で生じた機会損失を減らし、安定供給を図ることも目的だと説明している。高速化という撮影上の狙いと、必要な部品を確保するという製品供給上の狙いが重なっていた。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

ホワイトバランスには新設の環境光センサーを使い、撮像素子と1005分割RGBセンサーを合わせて判断する構成を採った。さらにSB-800との組み合わせでi-TTLと発光色温度情報の伝達に対応する。周囲の光とフラッシュの光を扱うため、複数のセンサーや周辺機器から情報を得る方式である。2公式 ニコンD2H 使用説明書

撮影後の送信には、別売の無線LANユニットWT-1を用意した。本体底部に取り付け、USB 2.0ケーブルでカメラと接続し、802.11bの無線LANを介してFTPサーバーへ画像を送る。設定はパソコンで行う仕組みだった。D2Hでは、現場で撮った画像を送信するところまでを専用アクセサリーで支えた。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

本体にはマグネシウム製の防塵防滴構造を採り、シャッター耐用回数は15万回と公表した。素早い撮影と転送を支える一方、繰り返し撮影するプロ用機として、外装とシャッターにも対応する仕様を与えている。1プレス PC Watchニコン、自社製撮像素子を搭載したD2H 発表会

内容の確認日: 2026年10月10日

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