ナウシカの森
Exif情報
| メーカー名 | Canon |
|---|---|
| 機種名 | EOS R5 |
| レンズ | RF100mm F2.8 L MACRO IS USM |
| 焦点距離 | 100mm |
| 露出制御モード | 絞り優先 |
| シャッタースピード | 1/128sec. |
| 絞り値 | F2.8 |
| 露出補正値 | -0.3 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 12800 |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 1715x1169 (409KB) |
| 撮影日時 | 2026年07月04日(土) 12時40分 |
ウチの裏山で出会った粘菌類で、 ”アカモジホコリ” というんだそうです。 いつものように森を見回っていたら、暗い林の中で、屈んで一心不乱に写真を撮っている女性がいました。 デジイチのレンズに円いレフ板を着けて、ストロボを焚いています。 撮り終わるのを待って近づき、「キノコですか?」聞いてみました。 「粘菌を撮っているんです」と。 「えっ、あのナウシカの腐海の森で巨大化しているやつ?」 と聞いたら、「そうです、そうです!」と嬉しそうに仰いました。 「ここにいます」と教えてくれて撮ったのがこの写真です。直径1ミリもない粒々でした。 粘菌といえば胞子から生まれた後はアメーバーのように動き回り、最後はキノコみたいな子実体を作って動かなくなり、胞子を噴き出して一生を終わるという、摩訶不思議な生き物です。 「粘菌専門ですか?」と聞いたら「最初は昆虫でしたが、そのあと鳥に移って、今は粘菌です」と。 なんだかナウシカみたいな不思議なご婦人でした。
このあと、樹林の中を歩く時は枯れた倒木や切り株を見つけるたびに覗いてるんですが、 それらしき姿には出会えません。 この写真を撮った切り株に行ったみたら、粘菌は消えていました。
キノコも一種の《菌族》なんでしょうね。 キノコ類は大好物ですが《菌》となると歓迎する気分は薄れます。 「最初は昆虫でしたが、そのあと鳥に移って、今は粘菌です」・・・。 その女性は博士クラス以上の知識人に感じます。
裏街道さん、お久です。 50代くらいの女性でした。レフ板を装着したデジイチでストロボを焚きながらしゃがみこんで写真を撮っている姿は、 まさに一心不乱の「博士」でした。 裏街道さんはキノコ類は大好物とのこと、同じ山の同じような場所で去年の秋に出会った巨大なキノコをご紹介します。 これ、食べる気します? https://photoxp.jp/pictures/235108 https://photoxp.jp/pictures/235109
同じEOS R5で撮影された写真
EOS R5で撮られた他の写真です。Exif情報つきで撮影設定を確認できます。
しっとりと湿った森の空気と、薄暗い樹皮の奥から漂う静かな生命の気配が伝わってきます。 出会った女性との会話で広がった好奇心が、小さな世界を覗き込むように捉えた描写にそのまま定着していますね。 暗い幹のくぼみを巧みに捉えた構図により、あでやかなピンク色の粒々へと自然に惹きつけられます。開放F2.8がもたらす奥行きのあるボケ味も、あの物語の世界観を感じさせてくれます。