キヤノン EOS R5 作例

ミラーレス

35mmフルサイズ・4,500万画素

2020年7月30日発売

EOS R5の仕様

2020年7月下旬に発売された、キヤノンのフルサイズミラーレス「EOS Rシステム」の上位機である。有効約4,500万画素のセンサー、最高約20コマ/秒の連写、世界初の8K/30P動画撮影を備え、専門媒体からは一眼レフを置き換える新世代の主力EOSとして迎えられた。一方で、発熱による動画の記録時間制限は発売当時に大きな話題となった。

シリーズ
EOS R5
位置付け
フルサイズミラーレス「EOS Rシステム」の上位機。プロ・ハイアマチュア向けの新世代主力機
ライバル
α7R IV Z 7 DC-S1R

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投稿写真 1179枚

Camera Profile

EOS R5について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

キヤノンは2020年2月13日、EOS R5とRFレンズ9機種の開発を発表した。同時に、超望遠ズームレンズ「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」とエクステンダー「RF1.4×」「RF2×」の開発も明らかにしている。1プレス デジカメWatchキヤノン、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」を開発発表正式発表は同年7月9日で、7月下旬に発売された。発売時の価格は、キヤノン公式オンラインショップで税別46万円だった。2プレス デジカメWatchキヤノン、4,500万画素ミラーレスカメラ「EOS R5」を7月下旬発売。約50万円

撮像素子は有効約4,500万画素のフルサイズCMOSセンサーで、新しい映像エンジン「DIGIC X」と組み合わせる。連写は電子シャッターで最高約20コマ/秒、メカシャッターで最高約12コマ/秒である。動画では世界初となる8K/30P撮影に対応した。3プレス キヤノン次世代の映像表現を追求したフルサイズミラーレスカメラ"EOS R5"を発売

ラインナップ上の位置付け

キヤノンは発売時、EOS R5をEOSシリーズ史上最高の解像性能を持ち、静止画と動画の両方で本格的な作品づくりをするプロやハイアマチュアに応える次世代機と位置付けた。3プレス キヤノン次世代の映像表現を追求したフルサイズミラーレスカメラ"EOS R5"を発売専門媒体も総じて、一眼レフを置き換える新世代の主力EOSとして受け止めた。4レビュー ITmedia人間を堕落させるAF性能 キヤノン「EOS R5」は一眼レフを置き換える新世代ミラーレス一眼

同時に発表されたEOS R6とは、操作系を作り分けている。EOS R6は、一眼レフからのステップアップ層になじみやすいようモードダイヤルを備える。これに対しEOS R5はモードダイヤルを廃し、モードボタンと表示パネルを採用して、プロの使用を意識した操作性とした。5インタビュー マイナビニュースキヤノン「EOS R5/R6」 開発者が語る「操作性と装備のこだわり」

先代からの進化

EOS R5の先代にあたる機種ははっきりしない。EOS 5D Mark IVの後継と見る向きもあるが、キヤノンの発表資料にはその明言が見当たらない。イメージコミュニケーション事業本部長の戸倉剛氏は、EOS 5D時代のように画素数や連写速度で単純に差別化するのではなく、風景、動物、飛行機などどの被写体にも通用するよう全体性能を一気に底上げすることを狙ったと述べている。6インタビュー デジカメWatchキヤノン「EOS R5/R6」スペシャルインタビュー イメージコミュニケーション事業本部長 戸倉剛氏に聞く

装備面では、ボディ内5軸手ブレ補正を新たに搭載し、光学式手ブレ補正との協調制御で最大8.0段の補正効果を実現した。3プレス キヤノン次世代の映像表現を追求したフルサイズミラーレスカメラ"EOS R5"を発売記録メディアには、8K動画の書き込み速度に通常のSDカードでは対応できないため、CFexpressカードスロットを新たに採用した。既存ユーザーへの配慮から、SDカードスロットも併設している。トップカバーと背面カバーにはマグネシウム合金を使い、放熱性と堅牢性を高めた。5インタビュー マイナビニュースキヤノン「EOS R5/R6」 開発者が語る「操作性と装備のこだわり」

ライバル機種との比較

海外の専門媒体dpreviewは、競合機種としてソニーα7R IV、ニコンZ7、パナソニックS1Rを挙げた。同媒体の比較では、α7R IVはEOS R5より安価で高解像であり、Z7にはEOS R5のような過熱の問題がない。一方でEOS R5は、連写の速さと動画機能の豊富さでα7R IVを上回り、S1Rに対しても連写速度で勝るとされる。どの機種が優れるかは、何を重視するかによって分かれる。7レビュー Digital Photography ReviewCanon EOS R5 review

開発の背景

開発発表の時点でキヤノンは、EOS Rシステムの特長である大きなマウント径と高速通信システムを活かし、「快速・快適・高画質」の実現を目指すとした。ワークフローを効率化するため、クラウドプラットフォーム「image.canon」への自動転送機能を搭載する予定も示している。8プレス キヤノン「EOS Rシステム」を強化 次世代フルサイズミラーレスカメラ"EOS R5"とRFレンズを開発戸倉氏によれば、EOS R6との2機種の投入は企画段階から計画されており、並行開発によって開発負荷を効率化した。6インタビュー デジカメWatchキヤノン「EOS R5/R6」スペシャルインタビュー イメージコミュニケーション事業本部長 戸倉剛氏に聞く

絵作りを担当した大澤氏は、EOSでは画質の方向性や絵作りを揃えていると述べ、2機種の基本的な方向性は同じだと説明した。両機種ともローパスフィルターを採用しつつ、解像感を重視した設計である。手ブレ補正の開発者は、8段分の補正性能を実現するには回転ブレの補正などほかの補正性能を先に仕上げる必要があり、調整に苦労したと語った。バッテリーを担当した中所氏によれば、新型の「LP-E6NH」は容量が従来品より約14%増え、「なめらかさ優先」「省電力優先」など撮影枚数を増やす設定も用意された。9インタビュー マイナビニュースキヤノン「EOS R5/R6」 開発者が語る"絵作り&手ブレ補正&バッテリー"

発売当時に大きな話題となった8K/4K動画の記録時間制限は、キヤノンの説明によれば、外部ファンを搭載せず防塵防滴性能を優先したことに伴う発熱によるものである。キヤノンは2020年7月17日に、8K30pで約20分、4K120pで約15分などの具体的な記録可能時間を追加で公表し、温度上昇を緩和する機能とマグネシウム合金ボディの放熱性で対策したと説明した。10プレス デジカメWatchキヤノン、EOS R5/R6の動画機能について追加説明

利用者の評判

価格.comのレビューでは151件で総合評価4.53点、星5つの評価が68%を占める。項目別では画質4.72、耐久性4.71、ホワイトバランス4.68が高い一方、バッテリーは3.52と他の項目より低い。11レビュー 価格.comCANON EOS R5 ボディ レビュー評価・評判

専門媒体のレビューが共通して挙げた長所は、画質、AF性能、そしてグリップや操作感の完成度である。解像感は、同社の一眼レフEOS 5Ds Rを超えると評された。12レビュー デジカメWatch新製品レビュー:Canon EOS R5(前編:単写編)短所としては、高品質な動画を常に必要とする使い手にとって、発熱による記録時間の制限が課題になると指摘された。7レビュー Digital Photography ReviewCanon EOS R5 review

評判の出典

6件

内容の確認日: 2026年9月28日

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