登場した時代
京セラは2000年7月、35mm一眼レフCONTAX N1の発表にあわせて、そのデジタルボディ「N Digital」を予告した。撮像素子は35mm判フィルムサイズの約600万画素で、発売は2001年春、遅くとも5月を目指し、価格は「100万円を切り、できれば80万円を切りたい」と説明された。当時、35mm一眼レフのレンズをそのまま使えるデジタルカメラは数社から出ていたが、35mmフルサイズのCCDで縮小光学系を使わず、35mmカメラと同じ画角を保ったものはなかった。1プレス PC Watch京セラ、CONTAXブランドのAFデジタル一眼レフカメラが来春登場(2000年7月28日)
2001年5月のビジネスショウに参考出品されたN DIGITALは、製品版とほぼ同じ外観のモックアップで、この時点でも正式発表には至っていなかった。2プレス PC Watchプロカメラマン山田久美夫のビジネスシヨウ デジタルイメージングレポート(2001年5月23日) 正式発表は2001年11月15日で、ボディのみ80万円、発売予定日は2002年2月1日とされた。3プレス PC Watch京セラ、35mmフィルムサイズCCD搭載のデジタル一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」(2001年11月15日)
発売はその後も延びた。京セラは2002年1月23日、開発の遅れを理由に、発売日を3月12日へ延期すると発表した。4プレス PC Watch京セラ、デジタル一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」の発売を延期(2002年1月23日) 3月26日には、3月25日に予定していた発売を「最終調整に時間を要している」として再び延期し、「それ程時間を空けずに発売できる」とした。5プレス PC Watch京セラ、デジタル一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」の発売を再延期(2002年3月26日)
その後の発売日は資料によって異なり、価格.comは2002年5月19日としている。6掲示板 価格.com価格.com - 京セラ CONTAX N DIGITAL ボディ レビュー評価・評判 生産は2004年3月に終わっていたとされ、補修サービスはNマウントの交換レンズとともに2015年3月を期限とすると発表された。7プレス デジカメ Watch京セラ、コンタックス製品の補修サービス期限を発表(2005年7月4日)
京セラは2005年3月にデジタルカメラ事業からの撤退を認め、8プレス デジカメ Watch京セラ、デジカメ事業から撤退(2005年3月10日) 4月12日にはCONTAXブランドのカメラ事業を終えると発表した。一部製品を除いて9月に出荷を終えるとし、理由には「急激な市場の変化に対応できなかった」を挙げた。9プレス デジカメ Watch京セラ、CONTAX事業を2005年中に終了(2005年4月12日)