オリンパス E-510 作例

一眼レフ

2007年6月29日発売

E-510の仕様

2007年6月29日に発売されたフォーサーズシステムのデジタル一眼レフで、E-500の後継、E-520の先代にあたる。同時発表の姉妹機E-410が小型軽量を重視したのに対し、E-510はオリンパス製デジタル一眼レフとして初めて撮像センサーシフト式のボディ内手ぶれ補正を搭載した多機能モデルであり、新開発の1,000万画素LiveMOSセンサーによってライブビューの常時使用も可能にした。価格.comのレビューでは携帯性やホールド感の評価が高い一方、画質と液晶の評価はカテゴリ平均を下回り、白飛びしやすい点も複数の出典が弱点に挙げている。

シリーズ
デジタル一眼レフ Eシリーズ
位置付け
ボディ内手ぶれ補正を備えた多機能モデル(姉妹機E-410は小型軽量モデル)
先代
E-500
後継
E-520

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投稿写真 823枚

Camera Profile

E-510について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2007年3月5日、オリンパスはE-410とE-510を発表し、同時にプロ向けE-1の後継機と交換レンズ4本、テレコンバーターの開発も表明した。1プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、デジタル一眼レフ「E-410」と「E-510」を発表同社は2006年秋に「オリンパスE-システムは第二章へと歩を進める」と宣言しており、E-410、E-510、E-1の後継機は、その第一歩として発表された機種だった。2プレス オリンパスボディー内手ぶれ補正機構を搭載した“ライブビュー”デジタル一眼レフカメラ「E-510」新発売

E-510は、オリンパス製デジタル一眼レフとして初めて撮像センサーシフト式のボディ内手ぶれ補正機構を搭載した機種である。3プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、ボディ内手ブレ補正とライブビュー搭載デジタル一眼「E-510」発表時に7月上旬とされていた発売は、6月29日に前倒しされた。4プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、デジタル一眼レフ「E-510」の発売を29日に前倒し

ラインナップ上の位置付け

E-410とE-510は同時に発表された姉妹機で、E-410は小型軽量を重視したモデル、E-510はボディ内手ぶれ補正機構を備えた多機能モデルという位置付けだった。発表時の店頭予想価格はボディのみでE-410が9万円前後、E-510が12万円前後とされ、両者の差は3万円ほどと見られていた。1プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、デジタル一眼レフ「E-410」と「E-510」を発表

ところが発売直前の2007年6月1日に予約が始まると、E-510のボディのみの予約価格は11万円前後となり、E-410との差は当初想定の3万円から2万円程度に縮まった。5プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス E-510の予約価格は約11万円に製品はボディ単体、標準ズームレンズキット、ダブルズームキットの3形態で展開された。2プレス オリンパスボディー内手ぶれ補正機構を搭載した“ライブビュー”デジタル一眼レフカメラ「E-510」新発売

先代からの進化

E-500にはなかったボディ内手ぶれ補正機構を新たに搭載した。撮像センサーを動かす方式で、超音波モーターで駆動する「SWD方式」を採用し、最大4EV相当の補正効果をうたった。撮像素子もE-500の800万画素CCDから新開発の1,000万画素LiveMOSセンサーに変わり、消費電力を抑えたことでライブビューを常時使えるようになった。3プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、ボディ内手ブレ補正とライブビュー搭載デジタル一眼「E-510」

ファインダーは、E-500より小型化したペンタ部で倍率を0.9倍から0.92倍に高めた。視野率は約95%でE-500と同じで、測距点は3点である。超音波防塵フィルター(SSWF)によるダストリダクションシステムも引き続き搭載し、ユニットを小型化して振動周波数を上げることでゴミ取り性能を高めている。2プレス オリンパスボディー内手ぶれ補正機構を搭載した“ライブビュー”デジタル一眼レフカメラ「E-510」新発売

ライバル機種との比較

2007年6月時点の現行デジタル一眼レフの中で、E-510の本体重量470gは姉妹機E-410の375gに次ぐ軽さで、ニコンD40の475g、D40Xの495gがこれに続いた。この470gは、発売直前の仕様変更で460gから改められた後の値である。オリンパスは変更の理由を「試作品と生産時の最終設計が変更されたため」としている。6プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、E-510の仕様を一部変更

開発の背景

オリンパスは2003年に「E-1」でデジタル一眼レフ市場に参入し、以降5機種のボディを発売してきた。手ぶれ補正をレンズ内ではなくボディ内に組み込んだのは、既存のフォーサーズシステム規格に準拠したすべてのレンズで補正を使えるようにするためである。E-410とE-510には「最高の画質性能をすべての機種に」という共通コンセプトのもとで同じ撮像技術とライブビュー機能を載せ、機種を選ぶ基準を画質ではなく撮りたいシーンや欲しい機能に置いたと同社は説明している。2プレス オリンパスボディー内手ぶれ補正機構を搭載した“ライブビュー”デジタル一眼レフカメラ「E-510」新発売

オリンパスは、フォーサーズ規格ではボディ内手ぶれ補正の効果が大きくなるとも説明している。APS-Cサイズや35mm判に比べて同じ画角のレンズの焦点距離が短いため、同じブレ量でも撮像素子の移動量が小さくて済むという理屈である。3プレス デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス、ボディ内手ブレ補正とライブビュー搭載デジタル一眼「E-510」

利用者の評判

手ぶれ補正の効きは、デジカメWatchの長期リアルタイムレポートが実測している。望遠端の35mm判換算300mm相当で撮り比べたところ、補正ONではシャッター速度1/15秒でも、ブレのないカットとわずかなブレのカットを合わせた歩留まりが約6割あり、補正OFFで1/125秒のときの約4割を上回った。7レビュー デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス E-510【第2回】ボディ内手ブレ補正の実力をチェック

価格.comのユーザーレビュー(レンズキット、36件)の満足度は4.57で、カテゴリ平均の4.58とほぼ同じである。項目別ではバッテリー、携帯性、ホールド感がカテゴリ平均を上回る一方、画質は3.98、液晶は3.86で、それぞれカテゴリ平均の4.53、4.30を下回った。8レビュー 価格.comオリンパス E-510 レンズキットのレビュー・評価

弱点としては、白飛びしやすくダイナミックレンジが狭い点が挙がる。前述の長期リアルタイムレポートは、輝度差の大きな場面では空の広い範囲が白飛びするとして、より広いダイナミックレンジを求めた。価格.comのレビューにも、白飛びへの注意を促す記述がある。7レビュー デジカメWatch(Impress Watch)オリンパス E-510【第2回】ボディ内手ブレ補正の実力をチェック

評判の出典

6件

内容の確認日: 2026年9月28日

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