登場した時代
国内では2009年10月2日に発表され、10月10日に発売された。価格はオープンで、店頭予想価格は5万4800円前後だった。2008年春発売のDP1を改良するモデルとして、センサーとレンズの基本構成を維持しながら登場した。1プレス デジカメ Watch逆光耐性を高めたAPS-CコンパクトDP1s
コンパクト
APS-C・1,406万画素
2009年11月17日発売
シグマDP1sは、DP1の大型FOVEONセンサーと28mm相当の単焦点レンズを受け継ぎ、操作と逆光時の問題を改めた2009年のコンパクトカメラである。新しい画像処理エンジンの完成を待つより、使い勝手の改善を先に届けるという判断から生まれた。外形や主要仕様の変化よりも、何を先に直すためのモデルだったのかに特徴がある。
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Camera Profile
発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。
国内では2009年10月2日に発表され、10月10日に発売された。価格はオープンで、店頭予想価格は5万4800円前後だった。2008年春発売のDP1を改良するモデルとして、センサーとレンズの基本構成を維持しながら登場した。1プレス デジカメ Watch逆光耐性を高めたAPS-CコンパクトDP1s
20.7×13.8mmのFOVEON X3センサーと、実焦点距離16.6mm F4、35mm判換算28mm相当の単焦点レンズを搭載する。レンズは5群6枚構成である。有効約1406万画素は2652×1768×3層を合計した表記で、RAWの出力は2640×1760。三層分の数と、画像として記録する寸法を分けて理解する必要がある。2公式 シグマDP1s 公式仕様
開発者は、広く風景や建物を撮るDP1系と、41mm相当で人物やスナップを撮るDP2系という使い分けを説明した。同じDPシリーズの中でも、ズームで画角を変えるのではなく、単焦点の撮影範囲によって用途を分ける構成だった。3インタビュー ITmediaDP1x/DP2s開発者に聞く 第2頁
本体は113.3×59.5×50.3mm、電池とカードを除いて250gで、2.5型約23万ドット液晶を備える。専用電池BP-31と充電器が付属し、CIPA基準の撮影枚数は約250枚。これは25℃、内蔵フラッシュを50%使用する条件での値である。2公式 シグマDP1s 公式仕様
センサー、TRUE画像処理エンジン、レンズの基本仕様はDP1を継承した。その上で、逆光時に画面が赤くなる現象を改善したとメーカーは説明している。主要な仕様が同じでも、特定の撮影条件で起きる問題に対処する変更があった。4公式 Sigma AmericaSigma Announces the newest addition to the DP family1プレス デジカメ Watch逆光耐性を高めたAPS-CコンパクトDP1s
操作面の中心は、DP2のQS機能をデジタルズームボタンへ割り当てられるようにしたことだった。QSではISO感度、ホワイトバランス、フラッシュ、測光、画像サイズ、色、画質、ドライブの8項目を2画面で操作できる。個別の項目へ入るための経路をまとめ、撮影中の設定変更を改めた。5公式 シグマDP1s 使用説明書補足
ISO50を追加し、オート設定時にはISO AUTOとAWBを表示するようになった。また、電源を切ってもオートブラケットの設定を維持する変更を加えた。新機能だけを増やすのではなく、設定状態の確認や、再び電源を入れた際の動作にも手を入れている。1プレス デジカメ Watch逆光耐性を高めたAPS-CコンパクトDP1s5公式 シグマDP1s 使用説明書補足
開発に携わった桑山氏は、TRUE IIを搭載することが理想ではあったが、その開発には時間がかかるため、使い勝手の改善を早く提供するDP1sを先に発売したと説明した。画像処理エンジンの更新と、既存機の困り事の解消を一度に完成させるのではなく、先に届けられる改善を製品化した判断である。3インタビュー ITmediaDP1x/DP2s開発者に聞く 第2頁
逆光での現象はハードウェアに起因し、DP1のファームウェアだけでは対応しにくかったとメーカー取材記事は伝えている。そのためモデル変更で対処した。具体的にどのコーティングや部品を変えたかまでは確認できないが、単なる設定の追加やソフトウェア更新で済む問題ではなかったことが、改良機を出す背景にあった。1プレス デジカメ Watch逆光耐性を高めたAPS-CコンパクトDP1s
二つのズームボタンには、撮影項目を一括でも別々でも割り当てられる。QSやOFFを含む16項目が用意され、単焦点レンズのカメラでボタンの用途を撮影者に合わせて変えられるようにした。QSを追加するだけでなく、呼び出し方を選ぶ余地も設けた操作上の変更である。5公式 シグマDP1s 使用説明書補足
記録は12bitロスレスRAWに対応するが、RAWとJPEGを同時には保存できない。米国公式発表は、この点について流れた誤報を明示的に訂正している。またRAW選択時の画像サイズはHiに固定される。改良モデルの機能を調べる際に、発表記事の記述より公式の訂正を優先すべき箇所である。4公式 Sigma AmericaSigma Announces the newest addition to the DP family5公式 シグマDP1s 使用説明書補足
レンズシャッターの最高速度には絞りによる条件がある。F4〜5.0では1/1000秒、F10〜11では1/2000秒となり、最大値をすべての絞りで使えるわけではない。基本光学系を継承したDP1sでは、こうした撮影時の条件も押さえておきたい。2公式 シグマDP1s 公式仕様
後のDP1xでは、TRUE IIとAFEを搭載する計画が開発者から説明された。DP1sはその更新を待つ間に、逆光と操作の問題を先に改善した段階として、DP1系の流れの中に位置付けられる。6インタビュー ITmediaDP1x/DP2s開発者に聞く 第3頁
価格.comの複数レビューでは、細部の描写や質感を評価する一方、AFや記録の遅さ、液晶の見づらさが繰り返し挙げられた。操作の変更はあっても、速度や確認画面まで全面的に刷新されたわけではないことが、利用者の評価にも表れている。7レビュー 価格.comSIGMA DP1s レビュー評価
確認時の集計は48件、満足度4.48だった。画質4.83に対して操作性3.40、液晶2.24、機能性2.86であり、描写への評価と扱い方への評価には差がある。7レビュー 価格.comSIGMA DP1s レビュー評価
内容の確認日: 2026年10月5日
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