ニコン D3S 作例

2009年11月27日発売

D3Sの仕様

D3Sは、D3と同じ1,210万画素を保ちながら撮像素子を作り直し、2009年11月に発売されたプロ向け一眼レフである。常用ISO12800までの高感度性能を中心に、バッファー容量、センサー清掃、AF操作を改良し、暗い現場で写真を残す能力を高めた。拡張ISO102400という数値だけでなく、受光と信号処理、限られたボディ内の機構を見直したことに更新の中身がある。

シリーズ
D一桁
位置付け
高速連写と高感度を重視するFXフォーマットのプロ向けフラッグシップ
先代
D3
後継
D4
ライバル
EOS-1D Mark IV

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投稿写真 284枚

スナップ撮影3連写

スナップ撮影3連写

ちょっとフォトマテックスで遊んでみました。(^^ゞ スナップ撮影の3連写です。讃岐金毘羅さんの初詣。 「ブラタモリ・こんぴらさん」 https://www.youtube.com/watch?v=w2olq9z-E18 ところで、こういうものも。 日本地質学会が「ブラタモリ」制作チームを表彰へ 「地質学の普及に貢献しているのは明らか」 https://www.youtube.com/watch?v=qv2iyE5lxxU ブラタモリは本にになってもいます。私も図書館で借りて読んでいたのですが、間に合わすで、 今は本屋で買っています。地形や地質、そして歴史や文化、風俗とも関連付けられていて、 これはネイチャーのジオパーク構想の考え方と全く同じなんです。 地質学というのは地味な学問でしたか、最近はブルーバックスの地質学の本などは、けっこう 売れているんじゃないでしょうか。私も大分それらの本は読みました。 この地質学、日本では不人気なのですが、海外では盛んでして、しかも新しい説がどんどんと 出て活況を呈しています。それなのに日本では古くて地味なまま。ここらあたりの危機感が、 こういう最近の地形地質学に光を、という風潮になっているものと思われます。 地理・地質・気候とか、そういうのは富や資源やエネルギーと深く関わっていて、それに歴史や 政治・軍事などか関わってくると地政学という学問にもなります。日本の安全保障とも関わって きます。 ブラタモリでは無難なテレビ番組ですから、国内限定であって海外事情までは言及していませんが、 この地形地質と歴史や文化の融合という地政学は、今の日本人に最も欠けている視点なので、 そこに視点を当てているブラタモリは学会からは絶賛されているということなのでしょう。 まずは地形地質という大地の根本があって、その上に人間の暮らしや歴史が積み重ねられている という新しい視点の考え方なのですね。 話は変わって今流行りの、「インスタ映え」とは? https://snaplace.jp/instabaeanalytics/ こんな感じで、作風はアマチュア写真の典型ですね。と言いますか、一般人がモバイルでもって アマチュアの写真を模倣しているというだけの話です。極めて表面的であり写真というよりも画像 というレベルです。 しかしながら、アマチュア写真の後ろを一般人か急激に追いかけてきているという気はしています。 アマチュアとインスタ映えの相違は単に画質だけです。その画質のアドバンテージだけで我々 アマチュアは満足するのか。ということですね。 これはインスタ映えが広角しか使っていないから、望遠で撮ればアマチュアの牙城を守れるという 話ではありませんよ。 アマチュア写真が画質を拠り所にするというのも確かにひとつはありますね。高価な機材でもって 写真をとれば、それだけでリアリティという存在感はあります。しかしながらそれは機材にかける 情熱が一般人と違うだけということでしかありません。 高価な機材は確かにある程度の写真の満足感をもたらしてくれますね。その満足感から心の余裕と いうものが生まれます。しかしながらその満足感が返ってユーザーの写真の方向が発展していかない という大きな短所があるんです。 この掲示板の写真を見ても、高級機をお使いの御仁達の写真には発展性があまり感じられません。 それはそれでユーザー当人には充分な満足感があるわけですから良いのですが、しかし発展して いかないというのはある意味では致命的です。 そういう機材の話ではない、もっと違った別の観点から写真をやっていきたい。写真だけに留まらない やり方。そう考えると、ブラタモリはとても参考になるのです。

低画素カメラ

低画素カメラ

遅まきながら、D3Sを購入しました。もちろん大中古ですね。(^^ゞ メーカーサポートはとっくに 切れているのですが、もう中古品が市場に出てくる玉数のも少なくなってきましたので。 自分としては、やはり1000万画素クラスのカメラが使い良い。そういうわけで、ニコンだと 1200万画素フルサイズのカメラは外せない、となるのです。 D700と比べればセンサーが少し違うようで、画質がちっょと違うという感じです。今風とでも 言いますか。ノイズの少ないクリアで垢抜けた画質のようです。 まあ、画質はともかくとして、ファインダーは素晴らしくてD700とは比べものになりませんし、 サイレント(Q)モードで使えば電磁波も低く抑えられます。 しかしまあ、カメラのスタイルとしてはD700が私は好きなんですがね。 外見的にD700とD3Sの顕著な違いは、ペンタプリズムの部分の張り出しの大きさです。 D700はこのようにスマートなのですが、D3Sのペンタ部は巨大なカバーで覆われていて、 いったい中に何が入っているのかしらん?というほどです。 もちろんD3Sの値打ちの殆どはこの光学ファインダーになるわけですから、大きすぎる ペンタカバーに文句を言っても始まりません。 私もう大分、ライブビュー撮影に慣れてきて、あまり光学ファインダーには拘らなくなって来た のですが、それでも優れたファインダーは、多分使っていて気持ちが良いはずですね。 1000万画素か2000万画素か。いやそれどころか最近は3000万画素が主流になりつつあります。 私の場合、パソコン(古い)の関係もあって、素早く読み出しができる1000万画素が便利という のがありますし、それからやはり画質的に、発色とかが1000万画素のほうが優れているという こともあって、2000万画素カメラよりも1000万画素カメラを選びたいって感じてます。 多くの人が2000~3000万画素カメラを普通に使うのならば、私はそうではなくて、むしろ1000万 画素カメラにしたいという、言わばお値打ち的な気持ちもあるっていうことですかね。(笑) 多少、偏屈なのかもしれないけど、それは私の矜持とでも言うべきもので、必用にして充分な 画素数という、これまでの路線を貫いていきたいと考えるのです。 しかし私が低画素カメラで行きたいと考える本当の理由は、かつてシグマメリルやクワトロを 使っていた時期、1年ちょっとの期間でしたが、だいぶ仕事に悪影響が出て来そうになった経緯 というか苦い経験があるからなんですね。 当時使っていたメインのカメラはDPメリルとかdpクワトロでしたから、カメラの電磁波がどうのこうのと いうのではありません。 純粋にモニターで見る高画素高画質やPC作業による疲労でやられてしまったということなので しょう。言ってみればこれは眼と脳の疲労です。そういうことがあって、高画質&高画素のカメラ には及び腰なんですよ。 最近シグマクワトロは復活させましたが、やや試行錯誤のあと、これからはLOW-RAWで使って いくつもりです。というか、最初からそのつもりで購入したんですね。 クワトロを使っている人は多いと思いますが、LOWで常時撮影するという人は殆どいないでしょう。 そういう意味でも貴重ですね。(笑) 東北行きの強行軍で使ったカメラは、1000万画素カメラばかりなんですね。それでその後に 撮った写真をほとんど閲覧して(こういうのは初めて)その一部を投稿しても、体や脳は楽だった といいますか、まったく問題はありませんでした。 1000万画素カメラとシグマ4000万画素カメラは、これほどに違うのかと、眼が洗われるかのよう でしたね。それで私の気持ちは固まったというか、この低画素カメラこそが自分の脳に優しくて、 これからも長く写真をやっていくことのできるカメラだと悟ったわけなんです。 少し誤解を招くといけないので補足しますが、撮影でショット数が少ないという人ならば超高画素 カメラでも平気ですね。5000万画素でも1億画素でも大丈夫です。 しかし私のような、常から多量なショットで稼ぐ人間は、その1ショット当たりの情報量を低下させ ないといけない。これは当然の理だろうと言えます。 これは撮影のやり方と深く関わっています。 じっくりと撮影するタイプの人。三脚で撮影する人。こういう方はショット数が非常に少ないので、 超高画素超高画質のカメラは全然OKなんですね。 しかし数撃ちゃあ当たるっていう多量ショット癖の人間は、超高画素カメラは避けたほうが良いと いう理屈になるんです。 ここらあたりの見極めというのは大事だと考えております。 最近、ニコンのサポートが切れるのが早過ぎるのではないか?という気がしているのですが、 おそらくリストラやコストダウンで、サポート修理部門にしわ寄せが来ているんでしょう。とにかく パーツさえ保存しておいてくれれば、修理そのものはサードパーティ会社に任せればそれで問題 はないだろうと思います。 しかしながら、かつてニコンのスキャナが修理できなくて困った記憶もあり、今後はカメラも最悪 の場合は修理不能ということも覚悟しておかなければなりませんね。私も壊れたらそれで終わり っていう覚悟で購入しています。D700もそのうちサブ機を購入すべきだと考えています。

Camera Profile

D3Sについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2009年10月14日に発表され、国内では11月27日に発売された。1公式 ニコンD3S 概要 価格はオープンで、発表時の店頭予想価格は60万円前後だった。D3の後継として、高精細を重視するD3Xとは別に、高速・高感度を受け持つFXフラッグシップとなった。2プレス デジカメWatchニコン、ISO102400対応のフルサイズ機D3S

メーカーが訴求したのは、屋内や夜間のスポーツ、日没後の野生動物、フラッシュを使えない報道現場などである。限られた光量でも撮影を成立させることを、高感度性能の用途として挙げた。3公式 ニコンデジタル一眼レフカメラ ニコンD3Sを発売

同年12月21日には、ニコンがNASAからD3Sを11台、AF-S 14–24mm F2.8G EDを7本受注したと発表した。特別改造をせず一般販売品と同じ製品を使い、今後シャトルで運び、ISSの撮影に用いる予定と説明している。この発表は受注と将来の使用予定を示したものであった。4公式 ニコンNASA Orders D3S Digital SLR Cameras and Interchangeable Lenses from Nikon

ラインナップ上の位置付け

有効1,210万画素、36.0×23.9mmのFX CMOSを搭載する。D3と画素数や撮像面の大きさを保ちながら、センサーは新設計とした。縦位置グリップ一体の本体は、電池やカードなどを除いて約1,240gで、外装、シャシー、ミラーボックスにマグネシウム合金を使い、30万回のレリーズ試験をクリアした。3公式 ニコンデジタル一眼レフカメラ ニコンD3Sを発売

通常の感度範囲はISO200〜12800で、減感はISO100相当、増感はISO102400相当までとなる。最大値はHi 3の拡張感度であり、常用域とは異なる。記録媒体はUDMA対応のCF Type Iを2枚使い、順次記録、バックアップ、RAWとJPEGの振り分けなどに利用できた。5公式 ニコンD3S 主な仕様

EN-EL4a使用時の撮影可能数は、CIPA準拠で約4,200コマである。条件は23±2℃、AF-S 24–70mm F2.8G EDを用い、30秒ごとに無限遠から至近へフォーカスを往復させ、ライブビューを使わない測定だった。6公式 ニコンD3S 使用説明書

先代からの進化

D3の常用感度上限ISO6400をISO12800へ、拡張上限ISO25600相当をISO102400相当へ引き上げた。新たに1.2×の撮像範囲も加え、FXとDXの間に約840万画素の選択肢を設けている。3公式 ニコンデジタル一眼レフカメラ ニコンD3Sを発売

バッファー容量はD3の2倍に増えた。FXの最高約9コマ/秒という連写速度を引き継ぎつつ、続けて撮れる枚数を増やす更新である。7公式 日本写真学会/ニコン開発者デジタル一眼レフカメラD3S 古山久樹・姜華 日本写真学会誌73巻2号94–98 FX・1.2×・5:4は最高約9コマ/秒、DXは最高約11コマ/秒だが、公称値はEN-EL4aなどの電源、AF-C、SまたはM、1/250秒以上、その他初期設定、常温・満充電という条件による。5公式 ニコンD3S 主な仕様

DXの10・11コマ/秒では、ピントは1枚目に固定される。暗い被写体では露出も最初のコマに固定される場合があり、最高速度をそのままAF追従の速度として読むことはできない。撮像範囲と連写設定で、追従の条件が変わる。6公式 ニコンD3S 使用説明書

AFは51点、うちクロス15点のマルチCAM3500FXを継承し、アルゴリズムを改良した。AF-ONボタンのストロークを従来の半分以下に縮め、端を押しても所定の押し込みで作動する構造とした。AFロックオンにも中間の2設定を加えており、測距点を増やす更新ではなく、追従制御と指先の操作を見直している。7公式 日本写真学会/ニコン開発者デジタル一眼レフカメラD3S 古山久樹・姜華 日本写真学会誌73巻2号94–98

新しいQモードは、全押しから指を戻す際にミラーを低速で下げ、音の出るタイミングを分ける静音機能であった。ミラー上昇と露光は通常と同じで、電子シャッターによる無音撮影ではない。7公式 日本写真学会/ニコン開発者デジタル一眼レフカメラD3S 古山久樹・姜華 日本写真学会誌73巻2号94–98

D3にはなかったDムービーも加わった。最大1,280×720画素・24fpsのMotion-JPEGをAVIへ記録し、HDの1回の記録は最長5分である。内蔵マイクはモノラルだが外部ステレオマイクを接続でき、通常の動画感度はISO200〜12800、高感度動画モードではISO6400〜102400相当を使う。5公式 ニコンD3S 主な仕様

ライバル機種との比較

同時代のEOS-1D Mark IVはAPS-Hの約1,610万画素で、常用ISO100〜12800、拡張ISO102400相当、最高約10コマ/秒、フルHD動画に対応した。8公式 キヤノンEOS-1D Mark IV カメラミュージアム D3SはFXの1,210万画素、最高約9コマ/秒、720p動画であり、最大感度の数字が近くても、センサーサイズ、解像度、動画仕様の配分は異なる。5公式 ニコンD3S 主な仕様

開発の背景

ニコンのCSR報告書にある山本哲也氏・笹垣信明氏の説明によれば、D3発売直後から利用者の意見を集め、高感度特性の追加改善を目標として開発を始めた。マイクロレンズと画素部を改良し、光を取り込んで蓄える能力を高め、内蔵アンプの特性を最適化して、特に暗部のノイズを抑えたという。9公式 ニコンNikon CSR REPORT 2010 詳細版 12ページ 超高感度デジタル一眼レフカメラ

開発者の古山久樹氏・姜華氏による技術解説は、受光部までの構成、蓄積できる電荷の容量、複数段アンプのゲイン配分を見直し、画像処理と合わせて最適化したと詳しく説明する。画素数が同じでも、光を受けて電気信号として取り出すまでの設計は変更されていた。7公式 日本写真学会/ニコン開発者デジタル一眼レフカメラD3S 古山久樹・姜華 日本写真学会誌73巻2号94–98

ISO102400相当は、開発の最初から定めた上限ではなかった。CSR報告書によれば、当初はD3と同じHi 2までを想定していたが、ISO12800の画質を追求する中で可能性が見え、開発後半にHi 3へ挑戦することを決めた。高感度の最大値は、通常感度域の改善を進めた結果として追加されたのである。9公式 ニコンNikon CSR REPORT 2010 詳細版 12ページ 超高感度デジタル一眼レフカメラ

センサー清掃も、D3で一度は断念した課題だった。FXと視野率100%のファインダーを組み合わせる構造内では、当時は必要な性能を満たせなかった。D3Sでは空間を捻出し、限られた場所でも高い振動性能を得られる圧電素子を採用して、クリーニング機構を実現した。7公式 日本写真学会/ニコン開発者デジタル一眼レフカメラD3S 古山久樹・姜華 日本写真学会誌73巻2号94–98

実装した機構は、ローパスフィルターを4種類の共振周波数で振動させる方式である。ニコンは、FXかつ視野率100%の機種として初めてのイメージセンサークリーニング搭載と説明した。3公式 ニコンデジタル一眼レフカメラ ニコンD3Sを発売

D3やD3Xと併用するプロが多いことも想定し、外観と操作配置の変更は必要最小限に抑えた。マイクや新しいボタンを加えるため、スピーカーなどの配置を調整している。動画にMotion-JPEGを選んだ理由も、必ずしも高性能でないPCで滑らかに再生・編集できることだった。性能を加えながら、既存の撮影機材や作業環境の中で使えるよう配慮した設計である。7公式 日本写真学会/ニコン開発者デジタル一眼レフカメラD3S 古山久樹・姜華 日本写真学会誌73巻2号94–98

利用者の評判

複数の専門媒体は、低照度での高感度画質を共通する長所として挙げ、暗い現場での撮影範囲が広がったことを評価した。最大の拡張感度を常に使えるという一律の結論ではなく、高感度で写真を残す能力の改善が評価の中心であった。10レビュー DPReviewNikon D3S In-depth review

堅牢な作り、握りやすさ、AFと操作の柔軟性にも複数媒体から評価があった。一方、フルHD対応の競合に対して動画が720pにとどまることは共通する制約とされ、高感度動画の強さと最大記録解像度は別々に評価された。11レビュー Photography BlogNikon D3S Review

2026年10月1日時点の価格.comでは、集計対象148件の満足度が4.86、画質4.82、ホールド感4.76、バッテリー4.74に対し、携帯性は3.32だった。後年の投稿を含む集計でも、撮影性能や保持、電池への評価と、持ち運ぶ際の大きさへの評価が分かれている。12レビュー 価格.comD3S ボディ レビュー評価・評判

評判の出典

4件

内容の確認日: 2026年10月1日

D3Sで撮った写真の話題

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