今度は、フォトマテックス現像時に、「ディテール」というモードを元にして修正を加えてみました。
ディテールモード、ニコン機のデータですがシグマの画像に近くなった感じでしょうか。遠景と手前が明るくて距離感が出てますね。
ニコンでフォトマテックスを使った場合、やはり手抜きの1枚データからの3枚現像なんかではなく、3ショットの正式な撮影をして、しかもきちんと絞り値を統一して、それでディテールモードのような、あまり奇抜ではない画像処理方式にするのが、最も画質が劣化せずに鮮鋭度を保つことができると感じています。もちろん、ニコンの単写真のRAW現像よりも、フォトマテックスを使った3ショット画像の方が明らかに色の濃度が増しています。情報量が付加されているという感じです。ニコンの3ショットHDRは、言わばフォビオン画質に近くなるという、当初の予感は正解のように思いますね。なお、ニコンD3は手持ちブラケット撮影が容易なのですが、他のニコンでも設定しだいで上手く行くようです。「HDR的オートブラケット自動連射撮影の設定」https://monomaniax.blogspot.jp/2011/06/hdr_16.html手持ちオートブラケット撮影で要注意なのは、完全にカメラを顔面から離して連写をすることでしょう。これをやらないとカメラの電磁波が頭部に襲いかかってきます。どうせ動きモノは撮らないのだからファインダーを見る必要もないのであって、それで、まずファインダーを見て構図とピントを決めて、それからやおらカメラから頭部を引き離し、そして連写レリーズを押すということになります。私は30センチくらいは離して撮っています。本当はミラーアップ状態で高速ブラケット撮影ができればいいんですが、それは無理のようですね。ミラーアップ状態でのブラケット撮影では、単発撮りの三脚使用となりますかね。
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