奈良県橿原市にある、今井町という、江戸時代の古民家が立ち並ぶ町で宿泊しました。
玄関へ入った時に垣間見えたこの光景が印象的で、町の銭湯に行って帰った後すぐにカメラを持ち出して撮影しました。
宿の建物は江戸時代には呉服屋さんだったところで、生け花はご主人さんのお母様の作だということでした。
ちなみに、今井町に宿は一軒しかなく、「今井町　宿」でgoogleするとこの宿が真っ先に検索されます(笑)

プゥさん　こんばんは。
何とも風情のある宿にご宿泊されましたね～。
漆の様な黒い天井に家紋、
生け花に添えられた井戸の給水具、ライティング　全てが計算されたが如くに素晴らしい和の趣を醸し出しています。
HPで見たら、この空間はギャラリーとしても使えるとか・・納得です。
アンダーの露出で、暗く隠された左奥の間が、静けさと奥の間への期待感を感じさせます。

プゥさん、こんばんは。
一軒だけの宿でしたか、しっかりとしたおもてなしの心が感じられますね。
高揚した旅の気持ちも和らげてくれそうな宿ですね。

プゥさん、おはようございます。
和の風情あふれる空間が拡がって旅の疲れを癒してくれそう、
心地良い一夜を過ごされたことと・・・
設えと灯の作る陰影が素晴らしく、露光加減ピッタリですね～。

みなさま、コメントをいただきありがとうございます。
この宿は今井町唯一の宿で、ほぼ素泊まりの営業をされています。
お手軽な価格で宿泊できるのが目的だったのですが、ご主人さんの人となりが素晴らしく、橿原・藤原京・飛鳥について熱心に、郷土愛強く語ってくださいました。
私も郷土愛が強い人間なので、ご主人の話され様はとても共感できました。このお話だけでも泊まった甲斐があったと思います。翌日の飛鳥観光がより意義深いものとなりました。
写真としては、生け花が障子の間からのぞいた瞬間の印象が強かったので、撮影もその時の印象を重視した構図にしました。
暗めの照明の中、生け花の緑と畳の白さが美しく、宿泊客がまず覗き見るであろう「ここに配置する」ことの意義が大きいと思いました。言うなれば、部屋全体が生け花のようでした。
特に贅沢を味わうところではありませんが、また是非宿泊したいと感じたもてなしと雰囲気でした。ますます奈良が好きになりました。