コニカミノルタ αSweet DIGITAL 作例

一眼レフ

APS-C・610万画素

2005年8月19日発売

αSweet DIGITALは、2005年8月19日に国内発売された、コニカミノルタの普及型デジタル一眼レフである。上位のα-7 DIGITALと同等のCCDシフト式手ぶれ補正を残しながら、ファインダーや液晶を簡素化し、体積と重量を約22%減らした。銀塩α-Sweetからの買い替えを想定し、既存のαレンズでも補正を使えることを、小型の入門機へ持ち込んだ製品だった。

シリーズ
α
位置付け
α-7 DIGITALの下位に置かれた普及型デジタル一眼レフ
派生機種
DYNAX 5D

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投稿写真 645枚

Camera Profile

αSweet DIGITALについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2005年7月15日に発表され、当初は8月下旬の発売を予定していた。その後、8月5日の公式告知で国内発売日が8月19日に決まった。想定市場価格はボディ10万円前後、18-70mm付き12万円前後、75-300mmも付くダブルズームキット14万円前後だった。1プレス ITmediaコニカミノルタ、デジ一眼普及モデル「αSweet DIGITAL」発表2公式 コニカミノルタαSweet DIGITAL 発売日決定のお知らせ

同時にデジタル専用のDTレンズ三本を発表し、18-70mm単体は11月発売予定とされた。普及型ボディと、その撮影範囲を支えるレンズを合わせて展開する構成である。1プレス ITmediaコニカミノルタ、デジ一眼普及モデル「αSweet DIGITAL」発表

ラインナップ上の位置付け

2004年11月発売のα-7 DIGITALの下位に置かれた機種である。開発担当者は、家族の行事を撮るところから作品制作へ進みたい人、とりわけ銀塩α-Sweetからの買い替えを対象として説明した。最安の製品を目指すのではなく、積極的に選ばれる機種を作る方針だったという。3プレス デジカメWatchコニカミノルタ、「α-Sweet DIGITAL」など新製品発表会

APS-Cの23.5×15.7mm・有効約610万画素CCDを搭載し、RAW、JPEG、RAWとJPEGの同時記録に対応する。媒体はCFとマイクロドライブで、ボディはシルバーとブラックの二色を用意した。4レビュー デジカメWatchα Sweet DIGITAL(ハードウェア編)2公式 コニカミノルタαSweet DIGITAL 発売日決定のお知らせ

地域によって名称は異なり、日本ではαSweet DIGITAL、欧州ではDynax 5D、米国ではMaxxum 5Dである。海外の資料で5Dとして扱われる製品は、この国内モデルに対応する。5公式 AdobeCamera Raw 5.7 Read Me

先代からの進化

α-7 DIGITALは置き換え対象の先代ではなく、上位の併売機である。αSweet DIGITALはそのCCD、AFセンサー、画像の傾向をほぼ共通にし、同等のAnti-Shakeユニットを搭載した。画像を記録する部分と手ぶれ補正を維持したことが、下位機への展開の軸となる。3プレス デジカメWatchコニカミノルタ、「α-Sweet DIGITAL」など新製品発表会

その一方、上位機に対して体積と重量をともに約22%減らし、本体約590gとした。ファインダーはペンタプリズムからルーフミラーへ変わり、倍率は0.9倍から0.83倍となる。液晶は2.5型という大きさを保ちながら、約20.7万画素から約11.5万画素へ簡素化した。3プレス デジカメWatchコニカミノルタ、「α-Sweet DIGITAL」など新製品発表会4レビュー デジカメWatchα Sweet DIGITAL(ハードウェア編)

上位機にはない撮影シーンセレクターも設け、人物、スポーツ、風景、夕景、夜景などに合う設定を選べるようにした。ナビゲーションディスプレイは情報を拡大表示でき、カメラを縦位置に構えると表示も縦へ切り替わる。上位機から仕様を減らすだけでなく、入門層へ向けた設定選択と表示の工夫を加えていた。3プレス デジカメWatchコニカミノルタ、「α-Sweet DIGITAL」など新製品発表会4レビュー デジカメWatchα Sweet DIGITAL(ハードウェア編)

ライバル機種との比較

手ぶれ補正は、他社のレンズ内補正と異なり、CCDを動かす方式である。そのため、補正の効果は光学ファインダーの像には反映されない。多くのαレンズで使える補正と、ファインダーで見える像の安定は別の性質であり、方式の違いとして押さえる点である。6レビュー ITmediaほぼ全レンズで手ブレ補正が使える――αSweet DIGITAL

開発の背景

Anti-Shakeは、位置・角速度センサーからの情報とレンズの画角を使い、CCD上で生じるずれを計算してCCDを上下左右へ動かす。レンズごとに補正機構を持たせる構成ではなく、カメラ側で補正することで、多くの既存αレンズにも対応する方式である。6レビュー ITmediaほぼ全レンズで手ブレ補正が使える――αSweet DIGITAL

メーカーが公表した補正効果はシャッター速度約2~3段分だった。ただし、AFマクロズーム3X-1Xは例外であり、公式には補正をオフにして使うよう求めている。「既存レンズでも補正が使える」という特徴にも、対応上の条件はある。1プレス ITmediaコニカミノルタ、デジ一眼普及モデル「αSweet DIGITAL」発表2公式 コニカミノルタαSweet DIGITAL 発売日決定のお知らせ

画像処理にはCxProcess IIIとSUPHEED IIを採用した。撮像系と補正を上位機から受け継ぎ、ボディの大きさや表示系を整理する構成は、αレンズを持つ銀塩利用者の移行先というメーカーの対象設定と結び付いている。4レビュー デジカメWatchα Sweet DIGITAL(ハードウェア編)3プレス デジカメWatchコニカミノルタ、「α-Sweet DIGITAL」など新製品発表会

利用者の評判

発売期の複数の専門媒体は、ほとんどのαレンズで手ぶれ補正を使えることと、実写で得られた補正効果を共通した長所として評価した。メーカーが上位機から残したAnti-Shakeは、普及機の実際の利点としても取り上げられた。6レビュー ITmediaほぼ全レンズで手ブレ補正が使える――αSweet DIGITAL

評判の出典

2件

内容の確認日: 2026年10月1日

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