胆沢城跡
「精日」-加速度的に日本化する中国人の群像-古畑康雄著/講談社α新書
前回紹介したこの本を今読み進んでいるのですが、正直言ってどこまで本物なのかどうか。(^^ゞ
よく分からないところはありますね。とにかく中国人というのはそもそもよく分からない人種ですから。
「中国、稲作地域マップ」
https://blog.goo.ne.jp/morinoizumi33/e/024535f1561503826c5b4350e3e2a1a0
とにかく信用が置けない中国人なんですが、このマップの小麦地帯、稲作地帯を見てみますと、日本
人と気質的によく似ているのが揚子江以南の稲作地域です。(日本の水田稲作はここからやって来た
というのが定説です)
お米を食べる民族は、お米のタンパク質でもって小麦食のような肉食をしないですみます。せいぜい
魚食ですみますから。それで米食、稲作地域の人々は性格が温和で平和を好み戦闘的ではありま
せん。
そもそも稲作地帯は村の共同作業(インフラ投資も伴う)が必用になって来ますので集団の結束力が強く
組織化されていて工業化がしやすい
んです。何よりも日本がそうですし、韓国や台湾もそうです。中国でも大きく工業化したのは揚子江
以南の地域ですから。これから発展するベトナムやバングラデッシュもそうですしタイなどは既に工業
化されています。こういうのは全て稲作地域なんですね。
ところがこういう稲作地域というのは温暖な地域であって、そういうところは国民性が温和で性格が
工業化に向くと言っても、やはり新進気鋭の新しいことをやるとか、学問や科学技術を高度に発展さ
せるには気候が温暖すぎて少しまずいところがあります。(^^ゞ
やはりやや寒冷なところが技術の発展には向いているんですね。
それは西欧とか米国を見ていればよくわかります。温暖だけど、やはりちょっと寒いでしょう。それで
東アジアの稲作地帯において、やや寒冷地帯に稲作地域があるのは唯一日本だけなんです。
それから当然ながら降雨量がないと農業も文明も発達しません。よい水がないとだめなんですね。
中国の北の方はやや寒冷ではあっても水か少なくモンゴルでは遊牧地域となります。
それでは中国の北はぜんぜんダメかというとそうでもないんです。
「中国・黒竜江省の稲作」
https://www.jacom.or.jp/kome/closeup/2016/160927-30943.php
「ロシア沿海州の水田地帯」
https://agri-biz.jp/item/detail/6527
こんな感じで、日本の稲作技術でもって新しい稲作地域に発展しつつあるんです。
さらには本当かどうか。こいうのもありました。
「東北(青森県を中心とした)弥生稲作は朝鮮半島東北部・ロシア沿海から伝わった」
http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/sinjitu9/sousaski.html
こんな感じで中国黒竜江省やロシアの沿海州というのは、これから発展をしていく、しかも寒冷地で
あるので、単に農業だけでなく工業も技術も高度なものが可能になる地域かも知れませんね。
私は以前から、日本海周遊文化圏というのができるのではないかと考えているのですが、これらは
日本と緯度が同じ(東北と北海道)でしかも水も豊かであるというところから来ているんです。冬は寒い
のですが稲の育つ夏は十分な気温がありますから。
中国の国土を見てその中国の未来を占うと、大陸本土では従来のような南船北馬といいますか、
ある程度の信用が出来て工業化できるのは人の温和な南半分だけです。歴史的に北の半分は軍事
でもって南側を支配搾取して成り立っていたわけですから、ハッキリ言って現在の国際社会に於いて
は不要ですね。北京なんていらないよ、ワシントンがあるから。というのが本当のところで、中国共産党
なんてのは穀潰しでしかないのかもしれません。
黒竜江省や沿海州というのは、やはり日本に近いですから、日本の文化圏に属しないと発展はして
いかないと思います。
ところで今の日本の農業、稲作を見ますと・・・
『大規模水田農業への挑戦』
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54016188/
から一例を上げますと、
○滋賀県 有限会社フクハラファーム・・ここは有名です。200ヘクタールというのは日本随一です。
https://fukuharafarm.co.jp/
○埼玉県 株式会社ヤマザキライス
http://www.yamazaki-rice.com/
○鳥取県 有限会社田中農場
https://www.farm-tanaka.jp/
○兵庫県 有限会社夢前夢工房
http://y-yumekoubou.net/
だいたいこんな感じでして、大規模農業法人は皆、あくまで商品作物としてのお米を作っているので
有機農法がメインになります。今時もう有機、オーガニックでない食物なんて日本人は見向きもしませ
んからね。まあ戦後の緑の革命までは全部が有機農法でしたから、単に従来の農法に戻っただけと
いうことです。もっとも昔と違い経営は大規模です。機械化も極まっています。
しかし世界的に見ればこれは最先端を行っているんです。日本人は工業製品でも農業でも品質第一
です。そうでもしなければ外国の農業製品には太刀打ちできませんから。
こんな感じで私は農業に、それも稲作とお米に関心がありますので色々と取り上げましたが、そもそも
水田稲作というのは単なる農業や作物ではなく文明の形態なんです。しかも根本的で且つ高度な形態
であって、これを失ってしまうと日本が日本でなくなる。と考えています。
自分はパンと麺しか食べないから米は不要だなんていう人がいるかも知れませんが、栄養学的に
見ても小麦食と肉食では日本の気候に向いていないというか、たぶんどこか悪いところが出てくると
思います。そういえば最近は裸麦(大麦のひとつ)も見直されてきて、香川では特産品として見直されて
いるようです。
話を中国に戻しますと、これから21世紀以後も中国が発展していくとすれば、もはや中華帝国、中華
思想というのでは無理だろうと思います。
この2000年間以降、秦の始皇帝からずっと華北の小麦地域の国が中国大陸を支配してきたような
やり方では、もうやっていけないのではないか、ということです。
しかしどこかに中国人の人達が模範とする国がなければならないだろうと思うのですが、それが日本
かどうかはまだ分かりませんね。しかし米国やヨーロッパが模範となることはないだろうというのは
確かです。それは既にやっていてもう限界にきていますから。
ハッキリ言って中国なんてどうでもいい。というのが私の日本人としての本音なんですが、日本人の
特性として、弱者や劣ったものを面倒みるというのがあるんです。余計なお節介だと思うんですけど、
そういうのも日本なんですね。正直、深入りしてほしくないなあって危惧しています。