最大のライバルは、2011年10月に発表されたキヤノンEOS-1D Xである。キヤノンはEOS-1D(APS-H)とEOS-1Ds(フルサイズ)の二系統を統合した新しいラインとして投入し、報道・スポーツ分野でのシェア拡大を狙うとした。有効約1,810万画素で、店頭予想価格は65万円前後とD4Sと同じ水準にあった。7プレス デジカメ Watchキヤノン、12コマ/秒・ISO204800のプロ向けフルサイズ機「EOS-1D X」
仕様は項目ごとに優劣が分かれる。連写は1D Xの最大12コマ/秒に対しD4Sが11コマ/秒、AFは1D Xの61点(41点クロス)に対しD4Sが51点(15点クロス)、ISO感度の範囲は1D Xの100〜51,200に対しD4Sが100〜25,600で、速さと測距点の数では1D Xが上回る。一方、撮影可能枚数はD4Sの3,020枚に対し1D Xが1,120枚と2倍を超える差があり、質量もD4Sの1,350gに対し1D Xは1,540gある。電池の持ちと軽さという運用面ではD4Sに分がある。5レビュー DXOMARKCanon EOS-1D X vs. Nikon D4s sensor review: Consummate performers
センサーの測定では、DXOMARKのスコアでD4Sが1D Xを7点上回った。色深度は全ISO域でD4Sが約1/3段優れ、ダイナミックレンジはベースISOで1.5段の差がつくが、ISO1600では差がなくなる。ベース感度のノイズは1D Xの方が低い。DXOMARKの結論は、両機は実際には互角で、撮った写真の違いは分かりにくいというものだった。5レビュー DXOMARKCanon EOS-1D X vs. Nikon D4s sensor review: Consummate performers
画素数を求めるなら、同じニコンの3,600万画素級のD810が社内の別の選択肢になる。8掲示板 価格.comニコン D4S ボディ のユーザーレビュー・評価 D4Sの販売期間は約2年で、2016年3月に後継のD5が発売された。D5は有効約2,082万画素、153点AF、常用ISO102400、4K UHD動画と主要な仕様を大きく変え、店頭予想価格は75万円前後とD4Sより高く設定された。9プレス デジカメ Watchニコン、フラッグシップ一眼レフ「D5」正式発表